12 / 19
第11話 ほてり
しおりを挟む
ムソンは執務室で口をポカンと開け、天井を見つめていた。
「旦那様!旦那様っ!」
「ん?ああ……」
キャメロンが呼びかけても、いまだ気もそぞろである。
「……ずいぶんお疲れのご様子。差し出がましい提案になりますが、こちらの部屋に仮眠用のベッドを運ばせましょうか?」
キャメロンの多くを察した申し出に、ついムソンは苦笑を漏らした。
「……いや、結構だ」
「そうですか」
「……なあ、キャメロン」
「はい」
ムソンはためらいがちに聞いた。
「……女って、なに考えてるかわかるか?」
「まったくの謎でございます」
「そうか……」
歴戦の老執事をもってしてもまったくの謎と来たか。ムソンの悩みは深まるばかりだった。
キャメロンはそんな主人に向き合い、ややためらいがちに、だが誠実に忠言した。
「女性と向き合うと考えるより、人と向き合うと考えることが肝要かと存じます」
「……なるほどな」
会話はそこで終わり、ムソンはキャメロンに本日の執務の終了を告げた。
キャメロンが一礼し部屋を出ていくと、ムソンはまたも天井を見上げた。
「……それもまた難しいことだ」
「はぁ~~~~~やってしまった……!」
ルーネは寝室のベッドに腰掛け、盛大に落ち込んでいた。肩を深く落とし、頭は自分のお腹にくっつきそうな態勢になっていた。
(わたしったら一体何を……!恥ずかしいっ!)
ルーネは人生において、他人に怒りをぶちまけるという行為をしたことは一度もなかった。
理不尽や不条理を感じることは多々あったが、それは病身で先もなく、役に立つこともないのだから仕方がないと思っていた。
(……変に欲が出てしまっているのかしら。……自由を求めるって、そういうこと?)
「ルーネさん!」
「キャッ!?」
いきなりルーネは抱き起こされた。
目の前にいたのは、焦って心配顔のムソンだった。
(あ、こんな顔はじめて……)
「大丈夫ですか?どこか具合が?」
勢い込んで聞いてくるムソンが近くて、ルーネはつい両手を前に出し「だ、大丈夫です。ただちょっと落ち込んでいただけですっ!」と赤面して答えた。
ムソンもまた近さに気づき、急に離した。
ルーネの体がベッドで揺れる。
「そ、そうですか。失礼しました。……落ち込んでいた?なぜ?」
ムソンは本当にわからないようだった。その顔はまるで無垢な少年さえ思わせた。
「……その、ムソンさんに急に怒りをぶつけたことでです。意味がわからなかったでしょう?」
顔を伏せていたルーネがチラリとムソンの顔色を覗くと、ムソンは当惑しているようだった。
無理もない。急に怒られて、急に謝られているのだから。
なんだか自分が愚かしくなって、今度は涙が出てきそうで、ルーネは再び顔を伏せた。
ムソンは何も言わなかった。
その代わり、黙ってルーネの隣に腰を降ろして、大きくベッドを軋ませた。
反射的にルーネの心臓が跳ね上がった。
(まさか……!?)
さっき抱き起こされた時の感触がまだ腰と肩に残っていた。
何をされても仕方がない。甘んじてすべてを受け容れる。
ルーネはそのような心持ちで固く目をつむった。
だが、いつまでたっても触れられる気配はなかった。
なにやらカチャカチャと音はしているが……。
恐る恐る目を開けると、ルーネの目の前に琥珀色の液体の入ったグラスが差し出されていた。
隣のムソンを見上げると、ただ一言。
「飲みましょう」
ムソンの大きな手に包まれたグラスを、ルーネが両手で受け取った。
ムソンは軽くグラスを合わせた。チンッと小さく音が響く。
ムソンは一息で飲むと、ふぅと熱い息を吐いた。
そうして、ルーネを見つめてくる。酒のせいか、瞳が潤んでいた。
ルーネは覚悟を決めるように喉を鳴らすと、グイッと一息で飲み干した。
「ええ?」
「えっ?」
「いや、一息で飲むとは」
「だって、ムソンさんがそうしてたから……」
カアッと体が熱くなるのをルーネは感じた。
(もしかして、はしたなかった……?)
顔が瞬時に燃えるようだった。
「……ククッ」
それを見て、ムソンは笑った。
(あ、この顔もはじめて……)
ぼんやりと見つめていると、ムソンは「いや、失礼」と口元をおさえた。それでもこぼれる笑みは隠しきれていない。
「もう!そんなに笑わなくたっていいじゃないですか」
言葉とは裏腹にルーネも笑った。
「……美味しいですね」
ムソンが言った。
「ええ。こんなに早く漬かるものなのですね」
果実酒のことだった。ふたりが飲んでいたのは、パルムという小さな果実を漬けたものだった。
「これは料理長からもらってきたのです」
料理長のガリクソンの顔が目に浮かぶ。
「あら、そうなのですね。わたしったら何も知らなくて……」
「……いえ、私の方こそ何も知らないのです」
ムソンはそう言った。
赤面していたが、それは酒のせいばかりではなかった。
「ご存知でしょうが、私は奴隷出身です。……それも、性奴隷です。奴隷からも馬鹿にされるような存在でした。だから、対等な関係と言われても、ピンと来ないのです」
それは、誰からも人として扱われて来なかったということの告白だった。
「だから、あなたの望むような関係は築けないかもしれません……って、うわっ!?」
ムソンがルーネに目を向けると、ルーネは滂沱の涙を流していた。
「ど、どうしたんですか?やはりどこか具合が悪いのですか?」
ルーネは嗚咽しそうになりながらも答えた。
「ちがいます……!あなたに告白を強いてしまったわたしの愚かさが、ほとほと嫌になったのです……!この期に及んで、自分のことばかりの自分にも。でも、それでも、聞いてください……」
「はい」
「わたしは、今生では自由を求めます。……そして、あなたも自由にしてみせます!自由って、愛です!今わかりました!愛とは、無支配です!無支配とは、自由です!すべては繋がっているのです!」
ルーネは完全に酔っていた。さっきの一杯と緊張が体中をまわっていたのだった。
「ムソンさんっ!」
「えぅ、はい……?」
ルーネは座った目でにじり寄って来た。
「お願いがありますっ!」
「は、はあ?」
ムソンは脅威を感じ、上半身をそらしている。
ルーネはそれでもグイグイと寄せてくる。
「もしもムソンさんが自由を感じられたら、わたしを対等な存在なのだと感じられたら、その時は抱いてください!いいですねっ!?いいですねっ!?」
「は、はいぃぃぃぃ!」
ムソンは肩を揺さぶられ、そう返事するしかなかった。
すると、ルーネは安心したように笑顔になると「やったぁ!」と大きく叫んだ。
そして、コテンといきなり寝落ちてしまったのだった。
「えぇ……」
こんないきなり寝る人間がいるのか、とムソンは改めて酒というのは恐ろしいものだと思った。
ルーネはもうプスープスーと寝息を立てている。
「まったく、謎そのものだな……」
妙な生き物を見ている気分になって、ムソンは思わず吹き出しそうになった。
「……愛、か」
ムソンは独りごちた。
顔にほてりを感じながら。
「旦那様!旦那様っ!」
「ん?ああ……」
キャメロンが呼びかけても、いまだ気もそぞろである。
「……ずいぶんお疲れのご様子。差し出がましい提案になりますが、こちらの部屋に仮眠用のベッドを運ばせましょうか?」
キャメロンの多くを察した申し出に、ついムソンは苦笑を漏らした。
「……いや、結構だ」
「そうですか」
「……なあ、キャメロン」
「はい」
ムソンはためらいがちに聞いた。
「……女って、なに考えてるかわかるか?」
「まったくの謎でございます」
「そうか……」
歴戦の老執事をもってしてもまったくの謎と来たか。ムソンの悩みは深まるばかりだった。
キャメロンはそんな主人に向き合い、ややためらいがちに、だが誠実に忠言した。
「女性と向き合うと考えるより、人と向き合うと考えることが肝要かと存じます」
「……なるほどな」
会話はそこで終わり、ムソンはキャメロンに本日の執務の終了を告げた。
キャメロンが一礼し部屋を出ていくと、ムソンはまたも天井を見上げた。
「……それもまた難しいことだ」
「はぁ~~~~~やってしまった……!」
ルーネは寝室のベッドに腰掛け、盛大に落ち込んでいた。肩を深く落とし、頭は自分のお腹にくっつきそうな態勢になっていた。
(わたしったら一体何を……!恥ずかしいっ!)
ルーネは人生において、他人に怒りをぶちまけるという行為をしたことは一度もなかった。
理不尽や不条理を感じることは多々あったが、それは病身で先もなく、役に立つこともないのだから仕方がないと思っていた。
(……変に欲が出てしまっているのかしら。……自由を求めるって、そういうこと?)
「ルーネさん!」
「キャッ!?」
いきなりルーネは抱き起こされた。
目の前にいたのは、焦って心配顔のムソンだった。
(あ、こんな顔はじめて……)
「大丈夫ですか?どこか具合が?」
勢い込んで聞いてくるムソンが近くて、ルーネはつい両手を前に出し「だ、大丈夫です。ただちょっと落ち込んでいただけですっ!」と赤面して答えた。
ムソンもまた近さに気づき、急に離した。
ルーネの体がベッドで揺れる。
「そ、そうですか。失礼しました。……落ち込んでいた?なぜ?」
ムソンは本当にわからないようだった。その顔はまるで無垢な少年さえ思わせた。
「……その、ムソンさんに急に怒りをぶつけたことでです。意味がわからなかったでしょう?」
顔を伏せていたルーネがチラリとムソンの顔色を覗くと、ムソンは当惑しているようだった。
無理もない。急に怒られて、急に謝られているのだから。
なんだか自分が愚かしくなって、今度は涙が出てきそうで、ルーネは再び顔を伏せた。
ムソンは何も言わなかった。
その代わり、黙ってルーネの隣に腰を降ろして、大きくベッドを軋ませた。
反射的にルーネの心臓が跳ね上がった。
(まさか……!?)
さっき抱き起こされた時の感触がまだ腰と肩に残っていた。
何をされても仕方がない。甘んじてすべてを受け容れる。
ルーネはそのような心持ちで固く目をつむった。
だが、いつまでたっても触れられる気配はなかった。
なにやらカチャカチャと音はしているが……。
恐る恐る目を開けると、ルーネの目の前に琥珀色の液体の入ったグラスが差し出されていた。
隣のムソンを見上げると、ただ一言。
「飲みましょう」
ムソンの大きな手に包まれたグラスを、ルーネが両手で受け取った。
ムソンは軽くグラスを合わせた。チンッと小さく音が響く。
ムソンは一息で飲むと、ふぅと熱い息を吐いた。
そうして、ルーネを見つめてくる。酒のせいか、瞳が潤んでいた。
ルーネは覚悟を決めるように喉を鳴らすと、グイッと一息で飲み干した。
「ええ?」
「えっ?」
「いや、一息で飲むとは」
「だって、ムソンさんがそうしてたから……」
カアッと体が熱くなるのをルーネは感じた。
(もしかして、はしたなかった……?)
顔が瞬時に燃えるようだった。
「……ククッ」
それを見て、ムソンは笑った。
(あ、この顔もはじめて……)
ぼんやりと見つめていると、ムソンは「いや、失礼」と口元をおさえた。それでもこぼれる笑みは隠しきれていない。
「もう!そんなに笑わなくたっていいじゃないですか」
言葉とは裏腹にルーネも笑った。
「……美味しいですね」
ムソンが言った。
「ええ。こんなに早く漬かるものなのですね」
果実酒のことだった。ふたりが飲んでいたのは、パルムという小さな果実を漬けたものだった。
「これは料理長からもらってきたのです」
料理長のガリクソンの顔が目に浮かぶ。
「あら、そうなのですね。わたしったら何も知らなくて……」
「……いえ、私の方こそ何も知らないのです」
ムソンはそう言った。
赤面していたが、それは酒のせいばかりではなかった。
「ご存知でしょうが、私は奴隷出身です。……それも、性奴隷です。奴隷からも馬鹿にされるような存在でした。だから、対等な関係と言われても、ピンと来ないのです」
それは、誰からも人として扱われて来なかったということの告白だった。
「だから、あなたの望むような関係は築けないかもしれません……って、うわっ!?」
ムソンがルーネに目を向けると、ルーネは滂沱の涙を流していた。
「ど、どうしたんですか?やはりどこか具合が悪いのですか?」
ルーネは嗚咽しそうになりながらも答えた。
「ちがいます……!あなたに告白を強いてしまったわたしの愚かさが、ほとほと嫌になったのです……!この期に及んで、自分のことばかりの自分にも。でも、それでも、聞いてください……」
「はい」
「わたしは、今生では自由を求めます。……そして、あなたも自由にしてみせます!自由って、愛です!今わかりました!愛とは、無支配です!無支配とは、自由です!すべては繋がっているのです!」
ルーネは完全に酔っていた。さっきの一杯と緊張が体中をまわっていたのだった。
「ムソンさんっ!」
「えぅ、はい……?」
ルーネは座った目でにじり寄って来た。
「お願いがありますっ!」
「は、はあ?」
ムソンは脅威を感じ、上半身をそらしている。
ルーネはそれでもグイグイと寄せてくる。
「もしもムソンさんが自由を感じられたら、わたしを対等な存在なのだと感じられたら、その時は抱いてください!いいですねっ!?いいですねっ!?」
「は、はいぃぃぃぃ!」
ムソンは肩を揺さぶられ、そう返事するしかなかった。
すると、ルーネは安心したように笑顔になると「やったぁ!」と大きく叫んだ。
そして、コテンといきなり寝落ちてしまったのだった。
「えぇ……」
こんないきなり寝る人間がいるのか、とムソンは改めて酒というのは恐ろしいものだと思った。
ルーネはもうプスープスーと寝息を立てている。
「まったく、謎そのものだな……」
妙な生き物を見ている気分になって、ムソンは思わず吹き出しそうになった。
「……愛、か」
ムソンは独りごちた。
顔にほてりを感じながら。
51
お気に入りに追加
54
あなたにおすすめの小説
公女様は愛されたいと願うのやめました。~態度を変えた途端、家族が溺愛してくるのはなぜですか?~
朱色の谷
恋愛
公爵家の末娘として生まれた8歳のティアナ
お屋敷で働いている使用人に虐げられ『公爵家の汚点』と呼ばれる始末。
お父様やお兄様は私に関心がないみたい。
ただ、愛されたいと願った。
そんな中、夢の中の本を読むと自分の正体が明らかに。
異世界に召喚されたら職業がストレンジャー(異邦”神”)だった件【改訂版】
ぽて
ファンタジー
異世界にクラスごと召喚された龍司だったが、職業はただの『旅人』?
案の定、異世界の王族貴族たちに疎まれて冷遇されていたのだが、本当の職業は神様!? でも一般人より弱いぞ、どゆこと?
そんな折に暗殺されかけた挙句、どさくさに紛れてダンジョンマスターのシータにプロポーズされる。彼女とともに国を出奔した龍司は、元の世界に戻る方法を探すための旅をはじめた。……草刈りに精を出しながら。
「小説家になろう」と「ノベルバ」にも改定前版を掲載中です。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
この世界が乙女ゲームの舞台だとは知らない俺の物語
ユキさん
ファンタジー
事故死してしまった強面の男が異世界に転生。
そこから始まる物語。
彼はこの世界が乙女ゲームの舞台だと知らない。
そんな世界にて規格外の能力となり、乙女ゲームの原作を知らぬままぶち壊していく。
同じ転生者であるヒロインの行く末はどうなる!?
なろうにも投稿していますが、更新していません(白目
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
異世界母さん〜母は最強(つよし)!肝っ玉母さんの異世界で世直し無双する〜
トンコツマンビックボディ
ファンタジー
馬場香澄49歳 専業主婦
ある日、香澄は買い物をしようと町まで出向いたんだが
突然現れた暴走トラック(高齢者ドライバー)から子供を助けようとして
子供の身代わりに車にはねられてしまう
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
ペット(老猫)と異世界転生
童貞騎士
ファンタジー
老いた飼猫と暮らす独りの会社員が神の手違いで…なんて事はなく災害に巻き込まれてこの世を去る。そして天界で神様と会い、世知辛い神様事情を聞かされて、なんとなく飼猫と共に異世界転生。使命もなく、ノルマの無い異世界転生に平凡を望む彼はほのぼののんびりと異世界を飼猫と共に楽しんでいく。なお、ペットの猫が龍とタメ張れる程のバケモノになっていることは知らない模様。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
【完結】政略結婚をしたらいきなり子持ちになりました。義娘が私たち夫婦をニヤニヤしながら観察してきます。
水都 ミナト
恋愛
私たち夫婦は祖父同士が決めた政略結婚だ。
実際に会えたのは王都でのデビュタントだけで、それ以外は手紙で長らく交流を重ねてきた。
そんなほぼ初対面にも等しき私たちが結婚して0日目。私たちに娘ができた。
事故で両親を亡くした遠い親戚の子を引き取ることになったのだ。
夫婦としてだけでなく、家族としてもお互いのことを知っていかねば……と思っていたら、何やら義娘の様子がおかしくて――?
「推しカプ最高」って、なんのこと?
★情緒おかしめの転生幼女が推しカプ(両親)のバッドエンド回避のため奔走するハイテンション推し活コメディです
★短編版からパワーアップしてお届け。第一話から加筆しているので、短編版をすでにご覧の方も第一話よりお楽しみいただけます!
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
聖女の娘に転生したのに、色々とハードな人生です。
みちこ
ファンタジー
乙女ゲームのヒロインの娘に転生した主人公、ヒロインの娘なら幸せな暮らしが待ってると思ったけど、実際は親から放置されて孤独な生活が待っていた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる