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出発の朝
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チュンチュン。チュンチュン。
小鳥のような鳴き声に目を覚ます。
う~んと大きく伸びをする。興奮してたのか早く起きてしまったかな?
ふと窓際を見るとチュンチュンと声を出してニヤニヤしているやつが目に入った。
.....。
相手をしたら負けな気がする。
.....。
俺はすくっと立ち上がり窓を見ないように、部屋に干したローブを触れてみる。
乾いているのを確認してローブを持ち風呂場に行きシャワーを浴び着替えをすます。
さあこの後どうするかな。
部屋に戻り1通りの準備を済ましソファに腰を下ろすと窓際でびよ~んびよ~んと弾んでるものが目に入る。
駄目だ。気になる。
俺は窓に吊るした負債神を取り込む。
てへっと舌を出してニコッと笑っている。
吊るされたことなんてまったく効かなかったらしい。すごいメンタルの持ち主だな。
「はぁ~。今日から俺たち冒険にいくので女神様はお帰りになってもらってもいいですか?」
そういうと負債神は急に思い出したかのようにこちらをみて軽く問題発言をしてきた。
「私天界からしばらく追放されてしまったので真さん私を養ってください」
.....。
聞かなかったことにしよう。
俺は後ろを向き扉を開け外に出ようとする。
しかし足元にはズルズルと負債神がくっついていた。
俺は雷鞭で電撃を放ち負債神を気絶させ階段を降りる。リゼさんに挨拶をし村の入り口へ向かうことにした。
小鳥のような鳴き声に目を覚ます。
う~んと大きく伸びをする。興奮してたのか早く起きてしまったかな?
ふと窓際を見るとチュンチュンと声を出してニヤニヤしているやつが目に入った。
.....。
相手をしたら負けな気がする。
.....。
俺はすくっと立ち上がり窓を見ないように、部屋に干したローブを触れてみる。
乾いているのを確認してローブを持ち風呂場に行きシャワーを浴び着替えをすます。
さあこの後どうするかな。
部屋に戻り1通りの準備を済ましソファに腰を下ろすと窓際でびよ~んびよ~んと弾んでるものが目に入る。
駄目だ。気になる。
俺は窓に吊るした負債神を取り込む。
てへっと舌を出してニコッと笑っている。
吊るされたことなんてまったく効かなかったらしい。すごいメンタルの持ち主だな。
「はぁ~。今日から俺たち冒険にいくので女神様はお帰りになってもらってもいいですか?」
そういうと負債神は急に思い出したかのようにこちらをみて軽く問題発言をしてきた。
「私天界からしばらく追放されてしまったので真さん私を養ってください」
.....。
聞かなかったことにしよう。
俺は後ろを向き扉を開け外に出ようとする。
しかし足元にはズルズルと負債神がくっついていた。
俺は雷鞭で電撃を放ち負債神を気絶させ階段を降りる。リゼさんに挨拶をし村の入り口へ向かうことにした。
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