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魔術殺しの銃弾があの悪魔の肉体修復の阻害をしてくれるなら魔力殺しを悪魔に当て続ければ理論的には勝つことが出来るという事だ。
まぁそんな簡単に行くわけが無いんだが…
基本的には魔力殺しで牽制しつつ、虚無魔法を確実に当てられるようにするという感じだろう。
「ぬぅあ!」
肉体の修復が阻害されていた悪魔は大声を出す。
すると先程まで遅かった修復が急速に進んでいく…成る程、肉体の修復が阻害されていても傷口に魔力を集中させる事で強制的に肉体を再生しているのか。
俺は奴が回復に集中している間に魔力殺しを何発か放つ。
だが、悪魔も魔力殺しの危険性は理解しているからか、今度は横に飛んで避ける。
チャンスだ。
俺は悪魔の着地点を予測して着地点に銃弾を放ち、同時に分身を発動させて悪魔の元に詰め寄る。
「くっ、舐めるなぁ!」
だが、悪魔もそう簡単に攻撃をくらってくれる事はなく、着地点を魔法でズラされてしまった。
そこに分身を含む計四人の俺が悪魔に追撃を開始する。
分身は装備もコピーされるから4方向から魔力殺しを撃つことが出来る。
4方向から放たれる魔力殺しの弾丸、流石に悪魔も全てを避け切る事は出来ず、何発か直撃する。
「グゥ!」
悪魔は痛みに小さく声をあげるが直ぐに分身に向けて魔法を放ち始める。
「無駄だ」
分身の生成、解除はオリジナルである俺が自由にすることが出来る。
分身に魔法が当たる少し前に分身を解除する。
これで悪魔には魔法に当たって分身が消えた様に見えた筈だ。
俺はストレージからエリクサーを取り出して飲み干す。
エリクサーのお陰で消費されていた魔力が全回復する。
よし、これで準備は出来たな。
「クソ、何故邪神の力を手に入れた俺が押されているのだ…やはり邪神の力を手に入れるだけでは駄目なのか…」
悪魔を倒すために魔力を回復させた訳だが、なにやら悪魔はブツブツと何かを話している様だ。
何を話しているのかは分からないが、動かないのなら好都合だ。
今の内に虚無魔法を発動させられる位に魔力をチャージしておこう。
悪魔の動向を見つつ虚無魔法を撃つために魔力チャージをしていた俺だが、やはり魔力の操作が難しくなっている。
ごり押しで発動させる事が出来るとは言え、威力は低くなってしまう。
「ッグ!アアアァァァァ!」
あとすこしで悪魔を消滅させる事が出来る位の虚無魔法の発動に必要な魔力チャージが完了するという所でいきなり悪魔が叫び声をあげ始めた。
どうやら邪神の力が暴走しているらしい。
悪魔の体からは黒いモヤの様なものが溢れているし、悪魔は白目を向きながら言葉にならない叫びをあげている。
「これは急いだ方が良いな」
こういうパターンはろくなことにならない。
あのモヤが晴れたら変身してパワーアップなんて事になったら最悪だからな。
俺は虚無魔法で悪魔を攻撃するというのを止め、ストレージからとある杖を取り出す。
この杖は俺が龍神化した時の素材とオリハルコン合金等のゲーム内トップクラスのレアリティを持つアイテムで作った杖だ。
この杖には消費魔力量激減、魔法威力激増という効果がついており、最低の魔力で最高の破壊力を産み出すことが出来るようになっている。
そしてなにより凄いのは、龍神の素材を使った事により、通常龍にしか使えない龍気と、魔力を混ぜて擬似的なドラゴンブレスを再現して放つことが出来るという所だ。
俺は魔力を龍神の杖に流していく…
魔力は杖の中で2つに別れる。
1つは龍気に変換され、もう1つは杖の中で増幅される。
そして杖の中で作られた龍気と増幅された魔力が杖の先端に集まる。
魔力が溜まっていくにつれ杖の先端部分、龍が咥えている火緋色金の宝玉が緋く輝いていく。
そして魔力のチャージが終わり、杖からドラゴンブレスが放たれる。
まぁそんな簡単に行くわけが無いんだが…
基本的には魔力殺しで牽制しつつ、虚無魔法を確実に当てられるようにするという感じだろう。
「ぬぅあ!」
肉体の修復が阻害されていた悪魔は大声を出す。
すると先程まで遅かった修復が急速に進んでいく…成る程、肉体の修復が阻害されていても傷口に魔力を集中させる事で強制的に肉体を再生しているのか。
俺は奴が回復に集中している間に魔力殺しを何発か放つ。
だが、悪魔も魔力殺しの危険性は理解しているからか、今度は横に飛んで避ける。
チャンスだ。
俺は悪魔の着地点を予測して着地点に銃弾を放ち、同時に分身を発動させて悪魔の元に詰め寄る。
「くっ、舐めるなぁ!」
だが、悪魔もそう簡単に攻撃をくらってくれる事はなく、着地点を魔法でズラされてしまった。
そこに分身を含む計四人の俺が悪魔に追撃を開始する。
分身は装備もコピーされるから4方向から魔力殺しを撃つことが出来る。
4方向から放たれる魔力殺しの弾丸、流石に悪魔も全てを避け切る事は出来ず、何発か直撃する。
「グゥ!」
悪魔は痛みに小さく声をあげるが直ぐに分身に向けて魔法を放ち始める。
「無駄だ」
分身の生成、解除はオリジナルである俺が自由にすることが出来る。
分身に魔法が当たる少し前に分身を解除する。
これで悪魔には魔法に当たって分身が消えた様に見えた筈だ。
俺はストレージからエリクサーを取り出して飲み干す。
エリクサーのお陰で消費されていた魔力が全回復する。
よし、これで準備は出来たな。
「クソ、何故邪神の力を手に入れた俺が押されているのだ…やはり邪神の力を手に入れるだけでは駄目なのか…」
悪魔を倒すために魔力を回復させた訳だが、なにやら悪魔はブツブツと何かを話している様だ。
何を話しているのかは分からないが、動かないのなら好都合だ。
今の内に虚無魔法を発動させられる位に魔力をチャージしておこう。
悪魔の動向を見つつ虚無魔法を撃つために魔力チャージをしていた俺だが、やはり魔力の操作が難しくなっている。
ごり押しで発動させる事が出来るとは言え、威力は低くなってしまう。
「ッグ!アアアァァァァ!」
あとすこしで悪魔を消滅させる事が出来る位の虚無魔法の発動に必要な魔力チャージが完了するという所でいきなり悪魔が叫び声をあげ始めた。
どうやら邪神の力が暴走しているらしい。
悪魔の体からは黒いモヤの様なものが溢れているし、悪魔は白目を向きながら言葉にならない叫びをあげている。
「これは急いだ方が良いな」
こういうパターンはろくなことにならない。
あのモヤが晴れたら変身してパワーアップなんて事になったら最悪だからな。
俺は虚無魔法で悪魔を攻撃するというのを止め、ストレージからとある杖を取り出す。
この杖は俺が龍神化した時の素材とオリハルコン合金等のゲーム内トップクラスのレアリティを持つアイテムで作った杖だ。
この杖には消費魔力量激減、魔法威力激増という効果がついており、最低の魔力で最高の破壊力を産み出すことが出来るようになっている。
そしてなにより凄いのは、龍神の素材を使った事により、通常龍にしか使えない龍気と、魔力を混ぜて擬似的なドラゴンブレスを再現して放つことが出来るという所だ。
俺は魔力を龍神の杖に流していく…
魔力は杖の中で2つに別れる。
1つは龍気に変換され、もう1つは杖の中で増幅される。
そして杖の中で作られた龍気と増幅された魔力が杖の先端に集まる。
魔力が溜まっていくにつれ杖の先端部分、龍が咥えている火緋色金の宝玉が緋く輝いていく。
そして魔力のチャージが終わり、杖からドラゴンブレスが放たれる。
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