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第20章「クリスマス女子会」

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前回のあらすじ

文化祭「登龍祭」ミスコン発表の時に
玲奈が参入し、まさかの転校発言を会場に
向けて宣言、会場を驚かせた。
玲奈の騒動で登龍祭はなんとか終わり。
月日は1ヶ月後になり
愛佳達のクラスに転校生がやって来た。
登龍祭の宣言通りに、玲奈は転校して来て
クラスを驚かせた。
登龍祭へ行ったその日の夜に
斉藤家では玲奈が愛佳を好きになった事を
カミングアウト私立高関大学付属学院へ転校したいと、母親に言うが斉藤家では、明日愛学園をそんな理由で母親の母校である明日愛学園から転校させるのには大反対、揉めに揉めて、どうにか転校の許可を得た。
転校初日、玲奈は挨拶で、愛佳を頂くと言うが、そんな事は許さないのが、聡美!
二人は険悪なムードになるが愛佳は相変わらずの、天然振り。
お昼休み、クラスの話題は玲奈になる、すっかり玲奈ペースになり、そして、話の流れはクリスマスへクリスマス女子会を提案し
愛佳の家に集まりフルメンバーのクリスマス女子会をやる事になる。
そんな事も知らず、春菜から愛佳へ連絡が来るクリスマス女子会の事を知り仲間はずれにされるのを嫌がった春菜もクリスマス女子会に参加する事になる。

• ───── ✾ ───── •

学園も冬休みに入り
そして、クリスマスイブの夜?
鹿島家では前日から

愛佳の姉 美久
まな、本当にやるの?

愛佳
だから、こうして料理とか用意してるの!

美久
何人来るの?

愛佳
えーと、
6人だよ。

美久
6人も来るの!
また、煩くしたら許さないからね!

愛佳
大丈夫だよ。
皆、大人しくするから。

美久
ほんとかな?

愛佳
そろそろ来る時間だから

• ───── ✾ ───── •
インターホンが鳴り
スマホの通知が表示される
• ───── ✾ ───── •

愛佳
来たー、
(愛佳はスマホからインターホンのアプリを開き誰が来たか確認する。)
しーちゃんとさとちゃんだ。
鍵を開けるから
入って来て。
(愛佳はスマホから玄関の鍵を開ける)

詩織
お邪魔しまーす。

聡美
来たよ!

愛佳
(ドタバタとリビングから駆け寄る)
しーちゃん、さとちゃん
上がって。

聡美
何、その格好は

詩織
あらあら、エプロン姿で
新妻の雰囲気じゃん

愛佳
可愛いでしょう。
お気に入りのエプロンなんだ。
(赤いチェックのエプロンでフリフリ付き)

聡美
居合う、頂きまーす。
(愛佳に近寄り、抱き着いてキスをしたがる聡美)

詩織
わぉっ!いきなりかい。

愛佳
ビックリ!
ダメだよ
そんな事したら
めっ!だぞ!

聡美
いいからいいから
お帰りのチュッ
(インターホンが鳴るドアが開く)

春菜
今晩は!
(ビックリして慌てて二人を引き離す春菜)
ななななにをしてるんですか!

聡美
なにって?決まってるでしょう
只今の挨拶をしてるんでしょう。

玲奈
(愛佳には近寄って押し倒す。玲奈)
まなちゃん、浮気は許さないからね。
お仕置きです。
(愛佳に馬乗りなった玲奈はキスをしようとするが!)

春菜
いい加減にしてよね!
ちぃ姉は、
まなみんは
わたしわたしだけの者なんだから
(玲奈を押し退ける春菜)
駄目でしょう。
まなみんは直ぐに油断するんだから

玲奈
痛いな!

聡美
辞めなさいよ!

詩織
いきなり始まった!

美久
あんた達、煩い
何してるのよ!

春菜
お姉様、皆がまなみんをモテ遊んでるから
保護してるんです。

美久
保護?
何で、まなの上に馬乗りに乗ってるの?
とにかく、静かにしなさい!

愛佳
はるちゃん
どいて

春菜
うん。

玲奈
それにしても、
こわっ!

詩織
怒らせると、もっと怖いよ。

玲奈
えっ?そうなの

聡美
うんうん

詩織
しかし
まなっち
その格好は
正しく、新妻だよ!

玲奈
写真、撮らせて

愛佳
こんなの撮ったって
つまんなよ。

春菜
わたしわたしが先に撮るの
ちぃ姉はあっち行けっ!

聡美
姉妹喧嘩するなら
退場させるわよ!

美久
玄関でなくて、リビングで撮れば

愛佳
もー、お姉ちゃんは余計な事
言わないでよ。

• ───── ✾ ───── •
取り敢えず皆リビングへ移動する。
間もなく、また、インターホンが鳴る
• ───── ✾ ───── •

愛佳
もしかして、みーぽりんとゆーちゃんかな

詩織
フルメンバー揃ったのかな?

聡美
みーぽりん?ゆーちゃん!
いつの間にか仲良くなってる。

愛佳
はーぃ
今、行きマース。

詩織
やっぱり新妻だ!

玲奈
持ち帰りたい!

春菜
わたしわたしまなみんの家に嫁ぎますっ!

聡美
この姉妹は
なんなの?

愛佳
入って
(玄関のドア開ける愛佳)
えっ?
ゆかりん先生
(その後ろに美穂と百合の姿)

由香里先生
来ちゃった(ノ≧ڡ≦)☆

美穂
先生がね。
クリスマスイブは寂しいって言うから
誘っちゃったよ。

百合
そうそう、どうせなら皆で女子会
しようねって、
ちょっとしたサプライズ

愛佳
ゆかりん先生なら大歓迎だよ。

由香里先生
嬉しいお言葉って言うか
何よそのエプロン姿は
可愛すぎる。

美穂
また、凄い破壊力

百合
もしかして、百合プレーするの
(期待大の百合)

愛佳
何時も料理する時に着けてるエプロンたから
可愛いのかな?

美穂
可愛いに決まってるでしょう。

百合
写真撮りたくなっちゃう可愛さ

愛佳
皆、可笑しいよ
たかだかエプロン位で?

聡美
何何
げっ!どうしてゆかりん居るの?

美穂
私達がサプライズで誘ったの

玲奈
(ズタズタと現れる)
先生までも、まな狙いなの?

詩織
また、やっかいな人を招いてしまったのね。

愛佳
ここじゃ、寒いからリビングへ
入って

• ───── ✾ ───── •
愛佳と愉快な仲間達、フルメンバーが
揃ってやっとクリスマス女子会は始まります。
• ───── ✾ ───── •

詩織
まなっち
挨拶して

愛佳
いいよ

聡美
クリスマス女子会の場所を
提供したんだから
流れとして挨拶しないとだよ。

愛佳
じゃー
去年のクリスマスイブは
家族だけでやったけど、
今年はこんなに仲のいいお友達と
クリスマスイブを過ごせる事に
神に感謝します。
じゃー、始めます。

聡美
その前に
そのエプロン姿を
記念撮影

愛佳
脱いじゃうよ。

玲奈
駄目でしょう。

春菜
まなみん、こっち向いて
可愛く微笑んで

愛佳
こう?

各自
スマホを手にして
パシャリ

美久
何なってるの?

先生
シャンパン開けますよ。
(スッポーンプシュー)

メリークリスマス

由香里先生
いいの飲んでも

美久
今夜は無礼講ですよ。

由香里先生
じゃー頂きますね。
(食いーっと飲み干す由香里)
うぅー空腹に染みるわ~

聡美
あ~ぁ 飲ませちゃった。

詩織
しーらなぃ。

愛佳
お姉ちゃん
飲ませてら
ダメ~

美久
もう遅いし
わたしも飲むもん
(二人して2杯目をぐぐーぃと飲み干す)
効くーわ

玲奈
わたしも飲みたいな

由香里先生
お嬢ちゃん
飲むかい
ほらっ

美穂
先生
未成年者なんだから
駄目でしょう!

百合
そうよ。

由香里先生
まー硬いこと言わずに

聡美
だから駄目っていったじゃん

春菜
ちぃ姉!後で言い付けてやるからね。
お酒をは飲もうとした事!

玲奈
いちいち煩い子ね
羽交い締めして
ぶちゅ~

詩織
マジかい!

聡美
姉妹で何してるの?

百合
おー、姉妹で百合なんだ。

春菜
もうー 辞めて!
バカちぃ姉!

玲奈
じゃーはるが駄目なら
まなにぶちゅー

聡美
いい加減しなさいね!
• ───── ✾ ───── •
愛佳の母親登場
• ───── ✾ ───── •
愛佳の母(美津奈)
あらあら
仲がいい御姉妹ね。

美久
面白い姉妹

玲奈
初めまして
春菜の姉の玲奈です。
愛佳の将来の婚約者です。
よろしくお願いします。

母 美津奈
婚約者?
愛佳どういう事

愛佳
気にしないで
婚約者は妄想だから

母 美津奈
そうなのね。
面白い子ね

春菜
お母様!
わたしわたしは本気の本気ですよ。
鹿島家に嫁ぎますので、よろしく
お願いします。

聡美
どさくさに紛れ
また、変な事を姉妹揃って言うし
お母様、私が
本物の婚約者ですから
下道の言う事など、聞き流して
下さい。

春菜
うぐぐググ~
聞き捨てならないわ!

母 美津奈
面白いお友達ね。
愛佳、高校に行ってから
凄く楽しくしてるし
お母さんはそれだけでも嬉しいから
皆、これからも仲良くして上げてね。
美久、私達はお邪魔だから
キッチンでケーキでも食べよね。

美久
やだし、今夜は先生と飲み明かしするから
先生、ほら
もう一杯、どうぞ

母 美津奈
じゃー私も飲もうかな

由香里先生
お母様、どうぞ
はい、頂きますね。

玲奈
それよりお母様
この料理を用意してくれて
ありがとうございます。

母 美津奈
あら、私は少しお手伝いしただけよ。
殆ど愛佳が作ってくれたの

聡美
玲奈、まなはね
料理が凄く上手いの

春菜
そうよ。まなみんの愛の料理を食べられる
なんて、あ~幸せ。

美穂
噂には聞いていたけどね。
凄いよね。

百合
後で、教えて貰うかな?

愛佳
ゆーちゃんいいよ
大歓迎

詩織
いつの間にか
皆のアイドルから新妻になってるし

母 美津奈
引き凝ってる時に散々
料理を勉強したもんね。

美久
暗黒の時代ね

母 美津奈
でも、こうして皆なから愛される
様になって、お母さん
とても嬉しい思うわ

玲奈
なんて、大らかなお母様
家の母親に聞かせたいわ!

春菜
ちぃ姉はお母さんはお母さんの
良さがあるでしょう。
でも、まなみんのお母様なら
わたしわたし、安心して嫁げる。

聡美
この子は、ほんと
したたかね。

由香里先生
ジャーン
まなちゃん
これ着て来なさい。
(大きな紙袋を渡す由香里)

愛佳
何、この袋は?
(紙袋から中身を出す愛佳)
えぇ~
サンタコス?

春菜
わたしわたし まなみんのサンタコス
見たいから着て!

全員
(うなずく うんうん)

美久
愛佳はコスプレ好きだもんね。
早く着なさい!

愛佳
えぇ~
やだ!

美久
さっさと着るの!
でないと、

愛佳
分かったよ
(渋々、着替えに行く愛佳)

詩織
流石、姉上

聡美
何であんなに素直に聞きいれちゃぅの?

詩織
姉上の命令は絶対なんだよ。

春菜
わたしわたし、お着替え
手伝ってあげるね。
(皆が盛り上がってる隙に愛佳と一緒に部屋へ行く春菜)

• ───── ✾ ───── •
愛佳の部屋
• ───── ✾ ───── •
愛佳
もう、着替えるのめんどくさい!

春菜
来ちゃった!
お着替え、手伝って上げるね。

愛佳
いいよ。

春菜
だめっ
ほら脱いで

愛佳
もう、

春菜
もう、我慢出来ない
まなみん、チュッしよう。

愛佳
皆なが下に居るから
駄目でしょう。

春菜
ふ~ん
皆なが居なければ
良いんだね
(後ろから抱き締める春菜)

愛佳
だから、もう

春菜
(うなじから徐々に愛佳の前に立ちキスをし始める春菜)
いいでしょう。
キスだけだから

愛佳
もう、キスだけね。

春菜
ちゅ~、
もっと、舌出して

愛佳
うううん
(強引に春菜の舌が愛佳の口の中に)

春菜
好き まなみん
大好き
(キツく抱きしめながら長くキスする春菜の手は愛佳のブラの中に入り)

愛佳
あぁん
はるちゃん
そこは駄目!

春菜
いいの
わたしわたしに身を任せれば
(ブラのホックを外す春菜 ぴんと立った
可愛い乳首を指で転がす春菜)

愛佳
これ、ダメ~

春菜
(愛佳をベッドへ押し倒してミニスカの裾をたくし上げて、指が股の奥に激しくキスをする)

愛佳
声が、出ちゃう
ううううううあん 

• ───── ✾ ───── •

聡美
あれ?
はるは何処?

玲奈
トイレじゃないの?

百合
トイレ?
まなちゃんの後にくっ付いて行ったけど?

美穂
なんかソワソワしながら一緒に行ったよね。

聡美
(ぴーん)
やられたし!
(大声でまな!叫びドタバタとは2階へ行く聡美、愛佳の部屋のドアを開けて入る)

愛佳
さとちゃん!

春菜
また、邪魔するし
ちぇっ!

聡美
何してるのよ。
まなから離れなさい!
まな、乳まで出して!

春菜
愛し合う二人が
絡み合うのは
自然の流れですっ!

聡美
油断も隙もない子ね!
離れなさいってば!
(強引に引き裂き、愛佳の上に乗る聡美)
怖かったでしょう。
まな、ぶちゅー

春菜
ああああっ!
辞めて!

愛佳
どうして、こうなるの?

春菜
辞めて!

聡美
(愛佳から離れる)
今夜はクリスマスイブだから
大目に見てあげるわ
まな、着替えて

はる、行くわよ!

春菜
まなみーん

• ───── ✾ ───── •
リビングへ戻る二人
• ───── ✾ ───── •
詩織
居たの?

聡美
居たわよ
まなの部屋にね。

玲奈
何ですって!
はる 何してたの!

春菜
ちぃ姉に関係ないでしょう。

聡美
また、抜け駆けしてたの。
まったく、皆なが集まってるクリスマスイブなのにさ、少しは自重しなさいよね。

美久
何で女の子にモテるのかな?

母 美津奈
仲良しで、いい事よ。

由香里先生
モテ過ぎよ。
それにしても、まだ、着替えてるの?
私が見に行こうかな!

聡美
ゆかりん先生はそのままにしていてください。

由香里先生
いいじゃないの
少しぐらい。

百合
来たよ。

美穂
お披露目だね。

愛佳
(モジモジしながらリビングへ
入る、深くため息)
もう、ゆかりん先生なにこれは
ワンピタイプで体の線、ピッタリで
マイクロミニですよ。
パンツ見えちゃうよ。

百合
エロい
女の子だけしか居ないから
大丈夫だよ。

詩織
似合ってるし

美穂
やっぱり可愛いよね。
写真撮影会始まり。

聡美
やっばっ!

美久
いいじゃん
お酒を継いで!

愛佳 
やだっ!
キャバ嬢じゃないし!

母 美津奈
我が子ながら、可愛いけど、
ちょっとエッチね。

春菜
素敵!
今夜はそのまま着て
二人の初夜にして欲しい。

玲奈
それは私が頂くから
はる、指を咥えて見てなさい!

聡美
なんて、姉なの!

百合
もういいから
早く撮影会しようよ。 

愛佳
何か主旨が違うような?

玲奈
ソファーに座って
そうそう

春菜
もっとパンチラして

聡美
でも、やっぱり胸が小さいから
盛って上げようか?

春菜
さとさん失礼よ!
でか乳は黙って下さい!

聡美 
クレーター娘が!

玲奈
(お腹抱えて笑う)
クレーターですって
おかしい。

春菜
ちぃ姉だってぺったんこじゃん

玲奈
はるよりは大きよ。
はるのブラあわなかったし

春菜
はっ!
やっぱり、お気に入りの下着
無いと思ったら
妹の下着を使うなんて!
最低!

玲奈
いいじゃん
可愛い下着だったし
一回ぐらい使っても
問題はないでしょう。


春菜
問題、大あり
ちぃ姉がパンツ履けば
ゴム伸びて履けなくなるもん!
後でお母さんに言いつけてやる!

玲奈
器の小さい子!

愛佳
姉妹で下着を共有してるの
今時だよね。

美穂
まなはさ
たまに、おかしな事を言うね(笑う)

聡美
どんぐりの背比べっ子?
で、仲がおよろしい事(くすくす笑い)

春菜 玲奈
どんぐり言うな!

由香里先生
下着の事なんか
どうでもいいから
まなちゃん
もっと、大胆に
女の子座りして
見えるか見えないかの
瀬戸際を

詩織 
ゆかりん先生
完全に酔ってるし

愛佳
もう、いいよね

美久
そのままお風呂に入るまで
着てなさいね。

愛佳
そんな~

詩織
それより
プレゼント交換タイムしない。

美久
私のもあるの?

愛佳
お姉ちゃんはプレゼント
買ってないでしょう!

美久
ならさ
私の生下着をプレゼントするわ

愛佳
そんなの誰も欲しがりませんよ!

玲奈
私が貰って、売り飛ばすわ!
お姉様は美人だから
結構、高値で売れますよ。

春菜
ちぃ姉!
また、変な事を言う。
まさか、
わたしわたしの下着を
売りったりはしてないよね!
結構、無くなってるんだから!

玲奈
知らなあ~ぃ

愛佳
生パンツ売れるの?
履いたパンツだよ?

玲奈
まなは本当に無知なんだね。
欲しがる人が居るから
ビジネスとして、成立するの!
まなのパンツなら
凄く高額で、売れるわ

愛佳
へーそんなんだ?
面白いの

聡美
まな、絶対にそんな事
したら駄目だからね。
それにビジネスなの?

詩織
私も売ってみようかな?

玲奈
しおもさ可愛いから
高値で売れるよ。
私に任せて!

春菜
ちぃ姉!辞めてよ!
斉藤家の品位がガタ落ちでしょう!
後、行方不明のパンツ返してよね!

玲奈
何の話し?
知らないよ。

愛佳
世の中って面白いビジネスがあるんだね。

百合
も~ プレゼント交換しようよ。

美穂
そうだよ。

母 美津奈
それじゃ、ジングルベルの歌に合わせて
回して、歌が終わった所で
そのプレゼントが貰えるのはどうですか?

由香里先生
私も混ぜて!

詩織
ゆかりん先生もプレゼント持って来たの?

由香里先生
当たり前でしょう。

美穂
まさか過激なコスプレ衣装じゃないの?

由香里先生
ピンポーン
大当たり🎯

詩織
誰がそのプレゼントを貰えるのかな?

聡美
私はいらないからね。

由香里先生
酷ーぃー

愛佳
始めるよ
いっせーの

ジングルベル、ジングルベル 鈴がなる
今日は楽しい クリスマス 🎶

ジングルベル ジングルベル
鈴がなる
今日は楽しい クリスマス
ストップ!

玲奈
何かデカ?

詩織
ちっちゃいし?

美穂
中くらいで、軽い?

百合
何だろ?本?

聡美
嘘~
ゆかりんのだ!
最悪

愛佳
こんなの要らない!
お姉ちゃんのパンツでしょう!

美久
じゃー洗っておいて


由香里先生
中々
いいわ

春菜
まなみんのが当たった!
何だろ?

母 美津奈
皆、開けて見せて。

玲奈
凄い
ベディヴィアのぬいぐるみ
来たー
これ欲しかったんだ、
ありがとう。
さと!

聡美
いいえ
まな似合うかなって買ったけど
玲奈に行っちゃうなんて
それに私のはゆかりんのだし
マジ?
これ要らないし!

由香里先生
貰ったら着るのよ!

聡美
何でバニーガールなのよ?
訳わかんないし!

愛佳
さとちゃん似合いそう
着て着て

聡美
仲間を増やそうしてるでしょう。

愛佳
私が着替えるの手伝って上げようか?

春菜
それは駄目です。

聡美
それなら着る

百合
やっぱり本だ。
漫画だけど、1巻しかないよ。

春菜
それわたしわたしのだ!
とてもいい百合漫画だから
読んで良かったら
後は買って読んでね。


百合
それにこれは
百合漫画だよね。
ありがとう。
冬休みに読んで見て
後は続きを買って読むね


詩織
何だろ?
ペン🖊
高そうなペン

美穂
それ私ですよ。
しお勉学に励みなさい。

詩織
さとらしいプレゼントね。

由香里先生
何だろ?
(箱を開けると音が鳴るビックリ箱)
何これ
ガッカリ

詩織
それ私でーす。

聡美
しおらしいくていいわね。
それに付け加えて
私はバニーガールだよ!

詩織
いいじゃん
多分、ナイスバディでお似合いよ。

美穂
私のは🎶
オルゴールね。
星に願いをの曲

百合
それ私のよ。
良いでしょう
小物の入れにもなるし

美穂
ありがとう。
大切に使わせて貰うわ。

春菜
わたしわたしのは
まなみんからだ!
何だろ?
マフラーと手袋
暖かそう
まなみん、ありがとう
一生の宝物にするね。

愛佳
この時期だから
暖かくして欲しかったし

美久
それで、私は
何かな?
う?
何でも一つ願いが叶う
カード?

玲奈
それ私

美久
それで、使い方は?
どうすの?

玲奈
そのカードを肌身離さず
持ち歩くと願いが叶うって事?
私の念がこもってる
特別なカードです。

聡美
悪魔のカードかい!

玲奈
失礼な!
愛のカードよ。

愛佳
なんか面白そう

美久
私はパンツだか
何も言えないけど、
取り敢えず信じて
持ち歩くよ。

玲奈
流石、お姉様
将来、妹になる私を
信じて念じて下さいね。

聡美 
何が妹よ!

愛佳
さとちゃん早く
着ようよ。

聡美
はぁ~
仕方ない
罰ゲームだと諦めます。
まな、着替えに行くわよ

春菜
わたしわたしも行く

聡美
来なくていいから

春菜
何すか分からないし
行きます。

聡美
好きにすれば!

• ───── ✾ ───── •
聡美と愛佳と春菜は
愛佳の部屋へ
着替え終わって
リビングへ戻って来たけど
• ───── ✾ ───── •
聡美
あーもー
ハズ!

詩織
お似合いだよ。

由香里先生
いいね。
バッチリ

百合
またまた、エロいね。

美穂
これはツーショット撮影会ね。

美久
二人、早くお酒を継いで!

聡美
はーい
お姉様、どうぞ

美久
よきにはからえたまえ

愛佳
お姉ちゃん!

美久
いいじゃん
クリスマスイブだもんね。

由香里先生
私もついでね。
バニーガールさんとサンタさん

母 美津奈
楽しいクリスマスイブね。
そろそろ、お開きにして
今夜はお泊まりでしょう?
順番でお風呂に入って下さいね。

春菜
まなみん一緒に入ろう

愛佳
いいけど

聡美
駄目!

玲奈
私が一緒に入る

春菜
ちぃ姉は一番、危険だからダメ!

詩織
姉妹揃って危険でしょう。

美久
もー皆、まとめて一緒に入れば
いいじゃん!
先生、飲みましょう。
まな、何がおつまみ作って

愛佳
もう、遅いから嫌だ!
適当におつまみを食べて下さい!
わたしお風呂に入るし

聡美
行こうまな!

春菜
わたしわたしも行く
あれ?
ちぃ姉は?

百合
さっきお風呂に行ったよ

詩織
はやっ!
忍者か?

美久
静かに入るんだよ。

愛佳
そんなの分かってます。

• ───── ✾ ───── •
結局、愛佳、春菜、玲奈、聡美で入り
詩織、美穂、百合で入る事になった。
• ───── ✾ ───── •

聡美
あんたね。
忍者見たいに消えないでよね!

玲奈
皆がモタモタしてるから
先に入っただけですっよ。
後、
結構、広いお風呂ね。
4人だと少し狭いけど。
それにしても
さとのデカいよね。

愛佳
大きいよね。

春菜
ただの、風船よ!

聡美
クレーターだけには
言われたくないわ

玲奈
ちょっとタッチさせて
わっ!
ぷよぷよしてて
柔らかい

聡美
辞めてよ!
私の胸を触る権利は
まなだけなんだから

玲奈
いいじゃん
減るもんじゃないし

愛佳
結局、仲良しさんになったよね。

聡美
仲良しじゃないし

愛佳
そうかな?

春菜
まなみん
ちぃ姉は掘っておいて
わたしわたしが
御背中を洗って上げるね

愛佳
恥ずかしいから
自分で、洗うよ。

春菜
いいからいいから
(そう言うと春菜は全身にボディソープを塗りたくりカラダで愛佳の背中を洗う。)

愛佳
えっ?なんか当たってるよ?

春菜
気持ちいい?
まなみん

愛佳
なんか変な感じ?

春菜
念入りに、わたしわたしのカラダで
腕や手のひらを
もう、まなみんたら
手のひらが、乳首に触れてるよ。

愛佳
ごめん

聡美
はるちゃん!
何してるよ!

春菜
何してるって
見ればわかるでしょう。
念入りにわたしわたしの
カラダを使って洗ってるだけですっ!

玲奈
はる!ずるいぞ
私も交ぜて
(そう言うと玲奈もボディソープをカラダ全体に付けて愛佳の前から洗い始める)

春菜
ちぃ姉はなししてるのよ!
前はわたしわたしが洗うの!
どいて!

玲奈
やーだ。

愛佳
もう、サンドイッチされちゃってるよ。

聡美
こらっ!
どきなさい!

• ───── ✾ ───── •
美久
なんかさ
お風呂が騒がしくない?

詩織
多分、まなっちを巡って
戦いの火蓋が切って落とされた見たい。

由香里先生
私も入ろうかな

美久
先生はまだ、私と飲むから駄目ですよ。

母 美津奈
あらあら、楽しそうね。

美穂
楽しいのなか?

百合
きっと、イチャついてるかも

美久
さと、ちょっと
様子見て来て!

詩織
はーい、

• ───── ✾ ───── •
詩織はバスルームへ向かう
• ───── ✾ ───── •

春菜
ちぃ姉は余計な事
しないで!
どいて!
(春菜は前に周り、愛佳の膝に跨り胸同士を擦り付ける)

愛佳
当たってるよ。

春菜
気持ちいいでしょっ!

聡美
この変態娘
どきなさいって!
(今度は春菜を押しのけて座る)
ほら、大きな胸の方が
柔らかくて、もっと気持ちいいよ。

詩織
あーぁ
やってるね

玲奈
どうしたの?
しお

詩織
お姉さんから
頼まれて見に来ただけ

愛佳
ついでだから
入って行けば?

詩織
私は遠慮しるわ
流石5人無理でしょう。
それに煩いって言ってるから
もう少し静かに入って。

愛佳
お姉ちゃん
怒ってるの?

詩織
少し騒がしいって
様子を見に来ただけだよ。

愛佳
そなの

詩織
静かにして下さいね。(笑う)

• ───── ✾ ───── •
詩織はリビングへ戻る
• ───── ✾ ───── •

美久
しお、どうだった?

詩織
まなっちさとと春菜ちゃんで
サンドイッチされて
キャーキャー
言ってました。

由香里先生
なと、不純な事を
教師としては、指導しないと。

美久
先生
今夜は先生を忘れて
そんな馬鹿奴ら
掘っておいて
飲みましょう🎵

由香里先生
そうお?
そんなに私を酔わせて
後は何するか分からないわよ。
仕方なわね
じゃー頂くわ

詩織
ゆかりん
普通の人になってる

• ───── ✾ ───── •
愛佳
もう
出ようよ。
湯あたりするし

玲奈
ダーメ
ほんと
可愛いぶちゅー
(玲奈はキスしながら愛佳の大切ところを優しく触れる)

愛佳
あっ!そこは
ダメー

春菜
あああああああ!
ちぃ姉は辞めて!

詩織
ちょっと目を離すと
油断も隙もない!

愛佳
もう、わたし
出る!

聡美
ほら怒らせちゃった?
まなが出るのなら
私も出よう。

春菜
ちぃ姉のバカ!
わたしわたしも出る

玲奈
なによ
キスして、少し触れただけなのに

• ───── ✾ ───── •
春菜
まなみん
怒ってるの?
ごめんなさい、
ちぃ姉が勝手な事ばかりして

愛佳
怒ってないよ。
まだ、しーちゃん達
お風呂に入ってないし
早く出ないと
遅くなるから

聡美
そうだよね。
それで、誰がまなの部屋で
一緒に寝るの?

愛佳
皆、客室で寝るんだよ。

春菜
わたしわたしが一緒にねるの

聡美
それなら、私が一緒にね。

愛佳
いいから
早くカラダ拭いて
パジャマを着て
寝る準備しよう。
それと、洗濯物はそのカゴに入れて
今夜、洗うから

聡美
そんなの悪いし
持ち帰って家で洗うから
いいよ。

春菜
わたしわたし
一緒に洗わせて下さい。

愛佳
いいよ、入れて置いて
はるちゃんの下着
可愛いね。

春菜
まなみんの下着だって
薄いピンクで可愛い。
(思わずつぶやく)
欲しぃ

聡美
何が言った?

春菜
何も?
それより
まなみん
カラダ拭いてあげます。

愛佳
いいよ
自分やるから

春菜
いいからいいから

愛佳
だから、胸は揉まなくていいの。

聡美
じゃー私は前から
もう見つめ合うだけで、
ドキドキしちゃう。

春菜
聡美さん
邪魔です。
どいて下さい!

聡美
あんたこそ、邪魔よ

愛佳
くすぐったいよ!

• ───── ✾ ───── •
バスルームから
聞き耳立てながら
会話を聞いてる玲奈
• ───── ✾ ───── •
玲奈
カゴにね(うふふ)
♡ ••┈┈┈┈┈┈┈┈•• ♡
愛佳達が洗面所から
居なくなってかは
玲奈はバスルームから
出てくる
♡ ••┈┈┈┈┈┈┈┈•• ♡
玲奈
これね。(ゲット)

詩織
れい、まだ居たの?

玲奈 (ドキ!)
あっ!
ゆっくり湯船に入ってたから

美穂
玲奈すっぽんぽんじゃん
早く着ないと!

玲奈
だよね~

百合
何、ソワソワしてるの?

玲奈
別に!

詩織
すっぽーんぽん
入るぞー

美穂
しお大胆

百合
しおちゃん
結構、胸あったんだね。

詩織
何をおしゃいます。
お二人もふくよかなバスト

美穂
キャー

百合
もうーエッチなんだか

玲奈
(忍者見たいにそそくさ消える)

詩織
あれ?れいは?

百合
さっきまでいたのにね。

美穂
顔似合わず。
やる事が、面白いよね。

詩織
まなっちどうなるだろ?

美穂
まなはさ
そんな事
ぜ~んぜ考えてないと
思うよ。

百合
だよね、普通は悩むけど?
マイペースと言うか
鈍感と言うか
そこが、魅力的なんだけどね。

詩織
幼い頃から
ぜ~んぜん変わってないし
入ろう~

· · • • • ✤ • • • · ·
三人がお風呂に入ってるあいだに
愛佳はクリスマスの後片付けを
済ませ、客室でベッドに寝られない
人の布団を用意してる間に
詩織達が、お風呂から出てきた。
· · • • • ✤ • • • · ·

愛佳
お姉ちゃん
まだ、飲んでる?

美久
もう、終わりにするけど
そうだ、先生
先にお風呂に入って下さい。
私は後で入りますから

由香里先生
悪いわね
じゃーお先に頂くわ
でも、まなちゃんと一緒に
入りたかったなー。

美久
お正月もあるし
また、お泊まり来て下さい。
その時でも、一緒に入れば
いいですよ。

由香里先生
お正月に来てもいいの?

美久
勿論、大歓迎ですよ。、

由香里先生
美久ちゃん
大好き。

愛佳
片付けするから
早くしてね。

美久
はいはい

♡ ••┈┈┈┈┈┈┈┈•• ♡
愛佳
寝る用意出来た?

詩織
準備おっけー
だけど?
れいの姿が見えないの?

聡美
ほんとだ!

百合
また、居ないよね?

美穂
黙ってれば
本当にお嬢様って感じなのに
顔とやってる事が
真逆過ぎて、
面白いよね。

春菜
まさか!
まなみんの
お部屋かも!

愛佳
やだ~

聡美
やられた!

♡ ••┈┈┈┈┈┈┈┈•• ♡
全員が愛佳の部屋へ
駆け寄る
♡ ••┈┈┈┈┈┈┈┈•• ♡
愛佳
(ドアを開ける)
あっ!
わたしのベッドで
寝てる!

春菜
ちぃ姉はさ
何してる!
起きなさいよ。

聡美
そこは私の指定ベッドだから
起きなさいよ!

玲奈
いいでしょう
少しぐらい
寝たって
まなの香り、うっとり

美穂
素早い

百合
ほんと、忍者みたい?

愛佳
客室にちゃんとベッドも布団も
あるからそっちで、おやすみしてよ。
(玲奈を引っ張りだそう腕を掴むと
玲奈が愛佳を布団の中へ引っ張り込む)

玲奈
捕まえた。
もう、離さないからね。

春菜
ちぃ姉は何してるのよ!
(春菜は二人の間に入り込む)

聡美
姉妹揃ってなにするの!
(三人の上にダイブする聡美)

玲奈
うぅー苦しい!

愛佳
痛い!

春菜
わたしわたしの上じゃん
聡美さん痛い!

詩織
私も混ざろっ
(その上からまた、ダイブ)

美穂
私も

百合
シャッターチャンス
(スマホ取り出しシャッターする百合)

聡美
そこ私の胸
誰が触ってるの?

玲奈
まな、チュッ

春菜
わたしわたしがするの
チュッ

由香里先生
なになになにー
何、団子になってる
ほら、まなちゃんが苦しんでるでしょう
どきなさい!
(皆を掻き分けて、愛佳を救い出す由香里)

愛佳
死ぬかと思った。

由香里先生
大丈夫、まなちゃん
ぶちゅー
(強引に舌を入れる由香里)

春菜
あああああああああああ

玲奈
先生、もしかして私達とおんなじなの?

聡美
ゆかりん、何してるのよ!

詩織
ああぁ~
とうとうしちゃった!

美穂
かなり酔ってる

百合
これはスクープ!
(引き継ぎ写真を撮る百合)

愛佳
くさっ!
お酒くさっ!
(由香里先生を突き飛ばす愛佳)

由香里先生
もう、乱暴なんだから
ほら、
もう一度、
(全員が由香里先生を部屋から追い出す。)

春菜
なんて教師!
生徒にキスするなんて!
信じられない!
まなみん、大丈夫

愛佳
お酒、臭かった!
もう、皆
客室で寝てよね。

詩織
それで、誰がまなっちの部屋で寝るの?

愛佳
わたしは一人で寝ます!

春菜
そんな、

美穂
先生のせいで、完璧に
怒ってる。

愛佳
怒ってない!
ただ、お酒の臭いで、気持ち悪く
なっただけ。

聡美
まったく、
ゆかりんのせいで、
夜はこれからなんだか
もっとお話ししようよ。

玲奈
つまんない!

春菜
この騒動の原因は
ちぃ姉でしょう!
少しは反省してよね!

玲奈
我が妹よ
怒ったお顔も
可愛い、ぶちゅー

春菜
もう、辞めて!

聡美
誰でも、いいのかい?

♡ ••┈┈┈┈┈┈┈┈•• ♡
皆が寝静まった頃
♡ ••┈┈┈┈┈┈┈┈•• ♡
聡美
痛い!
なんて、寝相が悪いの!
(玲奈と聡美のペアーで寝ていた。)
この足、邪魔!

春菜
(狸寝入りの春菜)
早く寝てくれないかな。

♡ ••┈┈┈┈┈┈┈┈•• ♡
それから30分
♡ ••┈┈┈┈┈┈┈┈•• ♡
春菜
寝た寝た。(コソコソ起きて愛佳の部屋へドアを開けて、そっと愛佳の寝てるベッドに)
まなみん まなみん
大好き。愛してる。
(愛佳の寝顔を見つめて囁いた。)
まなみんの香り
もう、駄目
まなみん、ごめんね。
チュッ。
チュッ。
ぶちゅーり。
(春菜は布団に潜り込み愛佳の上に乗って
愛佳のパジャマのボタンを一つ一つ外す。
うっすら外の光が二人を灯す。)
まなみんの胸 チュッ。

愛佳
うううん
ああん
そこダメ~

春菜
ドキ!
寝言?
もしかして感じてしまったの?
じゃー
もっと感じさせて
上げるね。
(春菜はパジャマの下を脱がせる、そして
愛佳の大切な所に手を滑り込ませる)
あっ!柔らかい
少し湿ってる

愛佳 
あうん
(吐息が色っぽなりはじめる)

春菜
まなみん、まなみん
舐めちゃうね。

愛佳 
ううああああん

♡ ••┈┈┈┈┈┈┈┈•• ♡
その時、ドーンと大きな音がする!
皆、びっくりして目覚める。
♡ ••┈┈┈┈┈┈┈┈•• ♡
美穂
何事、地震?

詩織
凄い音?

百合
なんなの?

美久
地震?なんのなの?
泥棒?
(音がした部屋へ駆け寄る)

聡美
びっくりした!
地震?揺れてないし?
ベッドにれいがいない?

美久
(客室のドアを開け照明をつける)
どうしたの?
皆、大丈夫?

玲奈
(寝ぼけながらベッドに戻ろうとしてる)

聡美
もしかして?
ベッドから落ちたの?

美穂
(大きなあくびしながら)
見たいね。

美久
何だ、驚かせないでよ。
外は雪降って来たから
暖かくして寝てね。

聡美
れいは下で寝てよ。

百合
あれ?
春菜ちゃんが居ないよ?

美穂
トイレでも行ったの?

詩織
まさか!

詩織
やってくれるわね!
あの子は!

♡ ••┈┈┈┈┈┈┈┈•• ♡
春菜も音にビックリするが
お構いなく、愛佳を求める。
♡ ••┈┈┈┈┈┈┈┈•• ♡
愛佳
(愛佳は一度、寝たら目を覚まさない。)

春菜
もう、まなみんたら
熟睡してる。
じゃー続きをするね。

(ドタドタと廊下を掛ける音と共にドアが開いて、照明を付ける聡美)

聡美
こらっ!
なんで、まなのベッドに居るの!

春菜
ちぇっ!
いつもいつも
わたしたちの邪魔をするんだか!

詩織
やっぱり、抜け駆けしてたのね。

春菜
抜け駆けじゃないもん
聖夜は愛し合う
二人が結ばれる
大切な儀式だもん!
それを邪魔する輩は(やからは)
地獄へ落ちますよ!

聡美
何が地獄よ!
早く、ベッドから
どきなさい!
(布団をめくる聡美)

春菜
キャッ!

詩織
(プスッ笑い)
産まれた姿!

聡美
あんたね。
許さない!
さっさとパジャマ着て
部屋に戻るわよ!

美穂
あれ!
夜這いはだめだね。

百合
まー、大胆な子。

詩織
それにしても、こんなに
周りが騒いでるのに、
まなっちは起きない?

聡美
さと、まなを着させて上げて
何で、私が

百合
じゃー私が着させるより

聡美
お願い。

百合
まなちゃん 
パジャマ着ましょうねって
言うか
パンツも脱がされてる!
ヤバっ 丸見えだけど
ツルツルなの?

美穂
なになに
ほんとだ!
ツルツル

詩織
まなっちは下の毛が薄いのよ。
中途半端だかは
脱毛しちゃったんでしょう。

百合
それにしても
可愛い

聡美
そんな事いいから
風邪ひくから
早く着させて上げて!

百合
はい、まなちゃん
おパンツはきはきしまちゅよ。
パジャマのはいはいしまちゅね。

美穂
ぷっすー!
赤ちゃん言葉で、ゆり
何してるの?

百合
一度やってみたかったんだ。
はい、上もきまちょうね。
パジャマのボタンをつけまちゅぅよ。

愛佳
(大きなあくびしながら眼を開ける愛佳)
えっ!
ゆうちゃん、どうしたの?

美穂
やっと目覚めた。

聡美
何があったのか、理解してないし!

聡美
いいから
説明するのめんどいから
そのまま寝かせて!

百合
まなちゃん
なんでもないでちゅうよ。
おやすみしましちょうね。

愛佳
そうたね。
おやすみ☆

春菜
まなみん!
(ウルウル)

聡美
部屋に戻るわよ!
はるは、私と寝るの!

春菜
やだっ!
まなみんとねるもん!

聡美
ダメだよ

美穂
そう言えば
お姉さんが雪が降ってるって
言ってなかった?

百合
そうなの
(愛佳の部屋の窓を少し開ける)
あっ!
真っ白だよ。

聡美
ほんと!
だもん、寒いはずだね。

詩織
珍しくホワイトクリスマスじゃん

聡美 
寝るよ

皆、そうだね
寝よう

♡ ••┈┈┈┈┈┈┈┈•• ♡
由香里先生
(寝言で)
もう、飲めないよ。
♡ ••┈┈┈┈┈┈┈┈•• ♡
朝になる。
♡ ••┈┈┈┈┈┈┈┈•• ♡
愛佳
ピッピピ
ピッピピ
ピピピピピピィー

(愛佳は朝だよ、起きな 起きないとキスするぞ)
うん、良いよ
して、起こして。

春菜
(目覚ましを止める春菜)
ふーん、こんなイケボイスなんな
入れて!
わたしわたしの声に変えてやるし

まなみん、朝だよ
起きて、ねぇーてば
起きてよ。
起きないと
イタズラしちゃうよ。

愛佳
あれ?
何か何時ものイケボイス?
違う?
まーいいか。
いいよ。
好きにしてー

春菜
好きにしていいのね。
じゃー
ぶちゅー

もっと激しくしてあげるね。

愛佳
もう、朝から大胆なんだから

春菜
チュッ。
ぶちゅー

愛佳
うぅぅ~
(そっと眼を開け始める愛佳)
あれ?
えっ?
えぇ~

春菜
おはよう。
まなみん
大好きぶちゅー

愛佳
どうして居るの?

春菜
早起きして、まなみんを
朝からいただきまーす。
したかったの

愛佳
皆は?

春菜
まだ、寝てるよ
それより
続きしようね
まなみん

愛佳
ダメだよ

春菜
いいから
ぶちゅー
(ドタドタ音がして愛佳の部屋のドアが開くと同時に聡美の声!)

聡美
この泥棒猫!
また、朝から
まなを襲って!

春菜
もう、夕べから
何よ
邪魔ばかりして!

愛佳
夕べから邪魔?

聡美
いいからどきなさい!

春菜
やだし
ねっ、まなみん
チュッ

聡美
どきなさい!
(二人の間に入り引き離す聡美)

春菜
もう!これからだったのに。

聡美
それより、外が凄い事になってるよ!

愛佳
どうしたの?

春菜
(愛佳の部屋の窓を開ける)
うっそー
真っ白で、雪が積もってる。

愛佳
ほんとだ!
すごーい
ホワイトクリスマスになっちゃったね。

春菜
綺麗、でも
わたしわたしは
まなみんの肌の方が綺麗だら
まなみんの方がいい。

聡美 
まな、お母さんが朝ごはんの
用意が出来てるから
皆を起こして来てって、

愛佳
分かった。
さとちゃんありがとう。
はるちゃん、朝ごはん食べよう。

春菜
もう少しだけ、こうして居たい。

聡美
はるちゃん、もう変な事しないで、
さっさと朝ごはんを食べにきなさいね。
私は先に行ってるよ。

春菜
はいはい
わかりました。

聡美
ハイは一回!
(聡美は部屋をでる。)

愛佳
あっー!
そうだ、はるちゃん
クリスマスプレゼントを別に
買ってあるから
ちょっと待ってね。
(そう言うと、愛佳は机の引き出しから
プレゼントを出して春菜に渡す。)
はぃ どうぞ

春菜
えっ!貰ってもいいの?

愛佳
いいよ。

春菜
嬉しい、開けてもいい?

愛佳
開けて

春菜
(プレゼントの包みを開ける)
わぁー、ヘアピンだ!

愛佳
わたしと同じのヘアピンが
欲しって言ってたから。
オソロのヘアピンを買ったの。

春菜
ウサちゃんのヘアピン
オソロにしたかったの
嬉しい、ありがとう
大切に大切、使わせて貰います。

愛佳
良かった喜んでくれて、
じゃー皆を起こして
朝ごはんを食べようね。

春菜
うん、
まなみん、だいだい大好き
チュッ

愛佳
チュッはいいよ!

春菜
チュッは挨拶と御礼です。
♡ ••┈┈┈┈┈┈┈┈•• ♡
愛佳と春菜は皆を起こしに客室へ
♡ ••┈┈┈┈┈┈┈┈•• ♡
愛佳
ゆかりん先生
起きて下さい。

由香里先生
うー頭痛い!
まなちゃん
(抱き寄せてキスするが)

春菜
それ以上だめ!
何してるんですか
先生は教員でしょう!

由香里先生
いいじゃないの!
無礼講なんだか。

春菜
無礼講でも、やっていい事と
悪い事はあるのです。

由香里先生
つまんないのんなの

愛佳
みーちゃん、ゆーちゃん
起きて
それから、れいちゃんも

春菜
ちぃ姉は起きないよ。
朝は何時もギリギリまで、寝てる人だから
ほっておきましょう!

愛佳
でも、起こさない
朝ごはんが?

春菜
起きないのが悪いの

美穂
何、朝から騒がしいの
おはよう、まな
はるちゃん

百合
おはようまなちゃん
はるちゃん
あれ、さとちゃんは

愛佳
早起きして、もう朝ごはんを食べてるかも?

百合
そうか、
しかし夕べは騒がしかったよね。

愛佳
何かあったの?

美穂
れいがさ
ベッドから転げ落ちて
大騒ぎだったんだよ。
それに、はるちゃんが 
まなの部屋でね。

春菜
(咳払いして合図する春菜)

愛佳
わたしの部屋で?

百合
ねぇーはるちゃん
それにしても、れいちゃんには
びっくり、あんなに美人なのに
やってる事がイメージと違うよね。
でも、憎めないところは好きかも

愛佳
何があったの?

春菜
二人の愛を確かめ合っただけですっ!

愛佳
確かめる?
そうなんだ、
それより朝ごはん食べようよ

春菜
かるっ!

百合
クスクス
(笑う)

美穂
本人が分かってないなら
それで、いいんじゃないの?

愛佳
いいからご飯食べようよ。

• ───── ✾ ───── •
四人は、由香里先生と玲奈をそのままに
朝ごはんを食べにリビングへ行く。
• ───── ✾ ───── •
由香里先生
もう、まなちゃんは
こっち置いで。
(そう言うと玲奈を引き寄せて
ハグする。)

玲奈
うううう、苦しい
もう少し寝かせて!

• ───── ✾ ───── •
こうして
ドタバタのクリスマス女子会は
終わり、皆が帰った後。
• ───── ✾ ───── •
母 美津奈
まなか、
下着の洗濯物は?

愛佳
カゴに入れたよ?

母 美津奈
ないよ。
違う下着はあるけど?

愛佳
それはらはるちゃんの下着だよ。

母 美津奈
そうなの?
部屋にでも、脱ぎ捨ててあるのでしょう。
後で洗濯するからカゴに入れて起きなさい!

愛佳
可笑しいな?
うん、分かった。
(部屋に戻って探すが見つからない?
着替える為に、下着の引き出しを開ける。)
あれ?
無いな?
うっ?
変だな、お気に入りのブラセット
二つ無い?
洗濯に出したのかな?

可笑しいな?

• ───── ✾ ───── •
玲奈
大切に使わせて貰うわ。
• ───── ✾ ───── •

次回 第21章
「ダラダラお正月」

• ───── ✾ ───── •

詩織
ホワイトクリスマスなんて
有り得ない設定

聡美
クリスマスと言えば
ホワイトクリスマスは定番中の定番でしょう。

愛佳
でも、もっと早く雪が降るシーンに
して欲しかった?

春菜
雪なんか
どうでもいいの!
聖夜に結ばれなかった方が
重大な問題なんです。

由香里先生
私のイメージが破綻(はたん)してる。

詩織
もう、とっくに破綻してます。

由香里先生
酷い。

聡美
結ばれる?
冗談でしょう。

春菜
冗談なんかんでまりませんよーだ!
本気です。

玲奈
大収穫

百合
もしかして、まなちゃんの?

玲奈
ゆー、黙っていて!

美穂
それ、やばいでしょう。

聡美
どうしたの?

百合
まなちゃんの下着
紛失事件?

詩織
なぬ!

美穂
犯人は!

玲奈
ちょっと待って!

春菜
もしかして、やらかしたの!
ちぃ姉は!

玲奈
なんの話し?

愛佳
れいちゃんが犯人なの?
返してよ!
お気に入りの下着なんだら!

玲奈
知らないよ!

詩織
まったくすましてれば
美人なのにね。

聡美
そうだね。
姉妹揃って変態なんだか!
だから、まなは絶対
渡さない!

玲奈
何言ってるのよ!
私が落とします。

春菜
絶対、阻止!

愛佳
それより
次回の予告をしないと

詩織
任せて

次回 第21章
「ダラダラお正月」
愛佳のだらけたお正月を乞うご期待してね。

それにしても、
まなっちの下着を
どうするの?

玲奈
お借りしただけです!

愛佳
返してー

玲奈
やーだ。

春菜
わたしわたしにも、貸して!

聡美
変態姉妹!
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