たしかなこと

 白洲 沙穂(しらす さほ)は、カフェでアルバイトをする平凡なオメガだ。
 ある日カフェに現れたアルファ男性・源 真輝(みなもと まさき)が体調不良を訴えた。
 彼を介抱し見送った沙穂だったが、再び現れた真輝が大富豪だと知る。
 そんな彼が言うことには。
「すでに私たちは、恋人同士なのだから」
 僕なんかすぐに飽きるよね、と考えていた沙穂だったが、やがて二人は深い愛情で結ばれてゆく……。
24h.ポイント 7pt
3,221
小説 37,640 位 / 213,767件 BL 10,700 位 / 29,638件

あなたにおすすめの小説

宵にまぎれて兎は回る

宇土為名
BL
高校3年の春、同級生の名取に告白した冬だったが名取にはあっさりと冗談だったことにされてしまう。それを否定することもなく卒業し手以来、冬は親友だった名取とは距離を置こうと一度も連絡を取らなかった。そして8年後、勤めている会社の取引先で転勤してきた名取と8年ぶりに再会を果たす。再会してすぐ名取は自身の結婚式に出席してくれと冬に頼んできた。はじめは断るつもりだった冬だが、名取の願いには弱く結局引き受けてしまう。そして式当日、幸せに溢れた雰囲気に疲れてしまった冬は式場の中庭で避難するように休憩した。いまだに思いを断ち切れていない自分の情けなさを反省していると、そこで別の式に出席している男と出会い…

花喰らうオメガと運命の溺愛アルファ

哀木ストリーム
BL
αからの支配から逃げるには、この方法しかなかった。 Ωの辰紀は、αが苦手とする強い匂いを放つ花を、ヒートが始まる前から祖母に食べさせられていた。 そのおかげでヒート中にαに襲われることから逃れていた。  そして祖母が亡くなったある日。両親に売られてしまった祖母の形見を探しに骨董品屋に向かうと、先に祖母の形見を集めているαの有栖川竜仁と出会う。彼を騙して祖母の形見を回収しようとしていたが、彼には花の匂いが効かなかった。それどころか両親が隠したはずの首輪の鍵を持っていて、番にされてしまう。 「その花は、Ωを守る花ではない。喰らわれるのは君の方だよ」  花の中毒症状から救おうと手を差し伸べる竜仁。  彼は、祖母を苦しめたαの孫だと知りーー。 11月から更新します。

フラン

大波小波
BL
 大学を中退したオメガ青年・水流 秀実(つる ひでみ)は、親からの仕送りも途絶え苦しい生活を強いられていた。  ある日、秀実はカフェで無銭飲食をするところを、近藤 士郎(こんどう しろう)と名乗るアルファの男に止められる。  カフェのオーナーであるこの男、聞けばヤクザの組長と言うではないか。  窮地の秀実に、士郎はある話を持ち掛ける。  それは、AV俳優として働いてみないか、という内容だった……!

いとおしい

ハリネズミ
BL
人も羨むくらい仲睦まじかった茅野誠と婚約者の長峰結花。 高校を卒業と同時に番う予定だった。 それなのに親友だと思ってたやつに婚約者を奪われてしまった。 いとおしい:苦しく辛い、可愛くて大切に想う

寡黙なオオカミαにストーカー気質のネコΩが嫁いだ話

かとらり。
BL
 誰もがケモミミとバース性を持つ世界。  澪は猫種のΩだった。  引っ込み思案の澪は半ばストーカーのように密かに追いかけている憧れの人がいる。  狼種のαの慶斗だ。  そんな慶斗にいきなり嫁ぐことが決定した澪。話しかけるのも無理なのに結婚なんてできるの?  しかも慶斗は事情があるらしくー…

二人のアルファは変異Ωを逃さない!

コプラ@貧乏令嬢〜コミカライズ12/26
BL
★お気に入り1200⇧(new❤️)ありがとうございます♡とても励みになります! 表紙絵、イラストレーターかな様にお願いしました♡イメージぴったりでびっくりです♡ 途中変異の男らしいツンデレΩと溺愛アルファたちの因縁めいた恋の物語。 修験道で有名な白路山の麓に住む岳は市内の高校へ通っているβの新高校3年生。優等生でクールな岳の悩みは高校に入ってから周囲と比べて成長が止まった様に感じる事だった。最近は身体までだるく感じて山伏の修行もままならない。 βの自分に執着する友人のアルファの叶斗にも、妙な対応をされる様になって気が重い。本人も知らない秘密を抱えたβの岳と、東京の中高一貫校から転校してきたもう一人の謎めいたアルファの高井も岳と距離を詰めてくる。叶斗も高井も、なぜΩでもない岳から目が離せないのか、自分でも不思議でならない。 そんな岳がΩへの変異を開始して…。岳を取り巻く周囲の騒動は収まるどころか増すばかりで、それでも岳はいつもの様に、冷めた態度でマイペースで生きていく!そんな岳にすっかり振り回されていく2人のアルファの困惑と溺愛♡

その腕に囚われて

禎祥
BL
社畜生活を続けていた里桜(リオ)。 そんなある日、里桜の生活にじわじわと誰かが入り込んできた。 疲れ果てていた里桜は、不在の間に用意されていた食事を実家の母親の仕業だと思い食べてしまう。 自分の用意した食事を食べてくれた=自分の愛を受け入れてくれた、と里桜をストーキングしていた真(シン)の行為はどんどんエスカレートしていく……! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ※性描写ありには「*」マークつけます。 BLどころか恋愛書くのも性描写書くのも初めてなので稚拙さには目をつぶっていただけるとありがたいです('◇')ゞ 余暇でちまちま書いているので更新遅めです。あらかじめご容赦くださいませ。 感想貰えると小躍りして喜びますヾ(=゚ω゚=)ノシ

不安になるから穴をあけて

森 うろ子
BL
不安になると耳にピアスの穴をあけるオメガの玲。玲を都合のいい相手にするアルファの茉莉。 番にしてくれないのに「好きなだけそばにいればいいじゃん。」と調子の良いことを言う茉莉のそばは心地よくて玲は離れることが出来なかった。

処理中です...