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しおりを挟む「ね。おねだりしたら、俺も協力してやるけど?」
「はーっ、はーっ、はぁ、あ……」
欲しい。
僕の内に。
寿士さんの、いっぱい……。
「ほらっ」
寿士が、下から突き上げた。
ごりゅっ、ごりゅっ、ぐりゅっ。
「あぁ! はぁ、あんッ! イヤッ、そこはダメぇえ!」
「じゃあ、止める」
「うぅ、ふーっ、ふーっ、……っ」
「ん? 聞こえない」
「寿士さん、のが、欲しぃ……」
頬を染め、少し横を向いて、目を逸らし。
口元を手で隠し、小さな声で乞う、瑠衣だ。
その姿に、寿士の胸は高鳴った。
本当に、どうしたんだろう。
今夜の瑠衣は、やたら可愛い。
「よし、じゃあ頑張ったご褒美だ」
寿士は、下からずんと腰を突き上げた。
「あぁッ!」
それだけで、とろとろと吐く瑠衣が、愛しい。
彼の細腰をしっかりと両手でつかんで、寿士は力強く動き始めた。
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