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「まさか、杏がフェラをやってくれるとは、ね」
「少し、恥ずかしいです……」
 消え入りそうな声は、劣情をそそる。
 その上、こんな可愛いことを言うのだ。
「この次は、どうやって欲しいですか?」
 純情可憐な杏を、自分がどんどん穢していくような気さえする。
 背徳感の興奮を覚えながら、真は頑張っていやらしい声色にならないように気を付けた。
「じゃあ、今度は裏を舐めてくれるか?」
「裏?」
「こっち側」
「あ、はい」
 華奢な手が、真を掴む。
 細い舌が伸びて、その裏筋を何度も何度も舐める。
「これは、想像以上に効くな」
 どんどん充血していく心地を、真は感じていた。
(真さん、大きくなってる)
 気持ち悦いって、思ってくれてるのかな。
 杏は、知らず知らずのうちに夢中で真を愛していた。

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