おなかが空いた! ~寡黙で厳しいアルファ×笑顔が素敵なオメガ 山あり谷ありケンカップル!~

大波小波

文字の大きさ
上 下
14 / 25

1話 認め合い、愛し合い、そして……!

しおりを挟む
 シャワーを浴び、寝室で。
 ベッドの上で、二人は見つめ合った。
「あんまり、遊んだこととかなくて。巧くできなかったら、ごめん」
「大丈夫。僕が、蒼真さんをリードするよ」
「と、言うことは。末緒は、慣れてるってことかな?」
「え!? ま、まぁ、それなりに!」

 年上の蒼真に少しでも近づこうと、末緒は精一杯背伸びをしていた。
 しかし、彼のひたむきな愛撫を受けると、たちまちのうちに乱れていった。

「ん、ぅんぁ。はぁ、あぁ。そ、そこ……ッ、だめッ! あぁあ!」
「驚いたな。もう、イッたのか?」
「うぅ。意地悪……」
「ごめん。敏感なんだな、末緒の体」

 体は滅茶苦茶に責めてきながら、その言葉はやけに優しい。
(うぅ。蒼真さん、ホントは遊び慣れてるんじゃないの!?)
 それを証拠に、ローションまで準備しているのだ。
 しかし末緒の後膣は、それも必要ないほどに紅く染まり、オメガの愛液にあふれていた。
 
しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

天然くんはエリート彼氏にメロメロに溺愛されています

氷魚(ひお)
BL
<現代BL小説/全年齢BL> 恋愛・結婚に性別は関係ない世界で エリート彼氏×天然くんが紡いでいく 💖ピュアラブ💖ハッピーストーリー! Kindle配信中の『エリート彼氏と天然くん』の大学生時のエピソードになります! こちらの作品のみでもお楽しみ頂けます(^^) ♡・・*・・♡・・*・・♡・・*・・♡・・*・・♡・・*・・♡ 進学で田舎から上京してきた五十鈴は、羊のキャラクター「プティクロシェット」が大のお気に入り。 バイト先で知り合った将が、同じキャンパスの先輩で、プティクロシェットが好きと分かり、すぐ仲良くなる。 夏前に将に告白され、付き合うことになった。 今日は将と、初めてアイスを食べに行くことになり…!? ♡・・*・・♡・・*・・♡・・*・・♡・・*・・♡・・*・・♡ ラブラブで甘々な二人のお話です💕

運命はいつもその手の中に

みこと
BL
子どもの頃運命だと思っていたオメガと離れ離れになったアルファの亮平。周りのアルファやオメガを見るうちに運命なんて迷信だと思うようになる。自分の前から居なくなったオメガを恨みながら過ごしてきたが、数年後にそのオメガと再会する。 本当に運命はあるのだろうか?あるならばそれを手に入れるには…。 オメガバースものです。オメガバースの説明はありません。

恋した貴方はαなロミオ

須藤慎弥
BL
Ω性の凛太が恋したのは、ロミオに扮したα性の結城先輩でした。 Ω性に引け目を感じている凛太。 凛太を運命の番だと信じているα性の結城。 すれ違う二人を引き寄せたヒート。 ほんわか現代BLオメガバース♡ ※二人それぞれの視点が交互に展開します ※R 18要素はほとんどありませんが、表現と受け取り方に個人差があるものと判断しレーティングマークを付けさせていただきますm(*_ _)m ※fujossy様にて行われました「コスプレ」をテーマにした短編コンテスト出品作です

俺が番う話

あちゃーた
BL
喧嘩に明け暮れていた俺の前にある日現れた謎のα。 そいつはとんでもない男で……。

花婿候補は冴えないαでした

いち
BL
バース性がわからないまま育った凪咲は、20歳の年に待ちに待った判定を受けた。会社を経営する父の一人息子として育てられるなか結果はΩ。 父親を困らせることになってしまう。このまま親に従って、政略結婚を進めて行こうとするが、それでいいのかと自分の今後を考え始める。そして、偶然同じ部署にいた25歳の秘書の孝景と出会った。 本番なしなのもたまにはと思って書いてみました! ※pixivに同様の作品を掲載しています

噛痕に思う

阿沙🌷
BL
αのイオに執着されているβのキバは最近、思うことがある。じゃれ合っているとイオが噛み付いてくるのだ。痛む傷跡にどことなく関係もギクシャクしてくる。そんななか、彼の悪癖の理由を知って――。 ✿オメガバースもの掌編二本作。 (『ride』は2021年3月28日に追加します)

なぜか大好きな親友に告白されました

結城なぎ
BL
ずっと好きだった親友、祐也に告白された智佳。祐也はなにか勘違いしてるみたいで…。お互いにお互いを好きだった2人が結ばれるお話。 ムーンライトノベルズのほうで投稿した話を短編にまとめたものになります。初投稿です。ムーンライトノベルズのほうでは攻めsideを投稿中です。

知らないだけで。

どんころ
BL
名家育ちのαとΩが政略結婚した話。 最初は切ない展開が続きますが、ハッピーエンドです。 10話程で完結の短編です。

処理中です...