水曜日に待っている 【彼女もいるノンケの僕が、妖しい准教授に絡め捕られていく……】

大波小波

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 司はそんな透に構わず、ジェルを捻り出した。
「ちょっと冷たいけど、我慢しろ」
「何を……」
 透に最後まで喋らせず、ジェルの冷たい感触が、後膣を襲った。

(まさか!?)

 次いで、司の指が後ろに入ってきた。
「ううッ、く!」
 思わず悲鳴を上げた透に、司は優しかった。
「大丈夫、痛くしないから。ゆっくり力を抜いて」
 瞼を閉じ、唇を薄く開いて口呼吸しながら、透は耐えた。
 司の指が、遠慮なしに体内をまさぐってきた。

「どうだ?」
「気持ち悪い……です」
 吐きそうだ。
 生理的な涙が、滲み出てくる。
 透の訴えに耳を貸さず、司はただ囁いた。
「もうすぐ、悦くなる」

 司の指は、まるで医師が診察でもするように、慎重に丁寧に透を弄りまわす。 
 ぬぷぬぷと鳴る、ローションの粘っこい音が、居たたまれない。
 それでも不快に体が慣れてきた時、再び冷たいローションが後ろに塗られた。
「指、増やすぞ」
「え!?」
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