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しおりを挟む「聖、聞こえるか?」
「はぁ、はぁ、はい……」
「中に出しても、大丈夫か?」
「ください。いっぱい、駿佑さんのが欲しい……」
解った、と駿佑は聖の最奥まで侵入した。
「あ! あぁ、あッ!」
まだ奥まで挿入るなんて!
それに、もう一回り、駿佑さんおっきくなってる!
「出すぞ」
「は、あぁ! っく、あぁあ、あ! あぁああん!」
聖の体内に、熱い駿佑の精がもたらされた。
爪の跡が残るほど、聖は彼の手を強く掴んだ。
背を反らし、髪を散らし、声を震わせてエクスタシーの悦びに浸った。
出る。
まだ、出る。
(こんなに溜まってたか? 私は)
いや、違う。
聖だから、だ。
この可愛いオメガに、俺のアルファの本能が、種付けしたがってるんだ。
「……っは、はぁ、はぁ。んく、うぅ。ふぅ、はぁ、駿佑、さん……」
駿佑は、息を切らせる聖の手を取り、自分の背に回させた。
しっかりと、その背にしがみつく聖。
二人抱き合い、しばらく呼吸を整えた。
激しい快感の余韻に、浸った。
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