【ヤベェ】異世界転移したった【助けてwww】

一樹

文字の大きさ
上 下
41 / 90

41

しおりを挟む
101:名無しの転移者
 なんでそんな知識もってんの?!

102:名無しの転移者
 雑学は考察のための大事な土台だろ

103:名無しの転移者 
 雑学は楽しいよ

104:名無しの転移者
 古事記の話出てたし、知ってる人がいても不思議ではない

105:ナローシュ太郎
 うわ、マジかよww
 正解だった
 ( ゜д゜)

106:名無しの転移者
 >>104
 なんでここで古事記?

107:名無しの転移者
 >>105
 ((゜艸゜)フフフ
 凄かろう凄かろう

108:名無しの転移者
 >>105
 もっと(´∀`∩)↑age↑してくれていいんだぜ?

109:111
 >>106
 桃太郎の話にはいくつか流れを組んだり、元ネタになったとされる話しやキャラがあるんだよ
 その説のひとつされてるネタが、古事記に出てくるんだ
 例えば桃の話とかな
 それに、伊邪那岐・伊邪那美の間に生まれた子供たちの中には桃太郎のモデルになったとされる神様もいると考察されている
 というか、傍から見ると別々なのに同一視する考察もある、と言うべきかなぁ

110:まとめ班
 それに、桃太郎の舞台は岡山というのは有名な話ですが
 これに準えると、武器を手に入れるための問題が【桃太郎】なのも少し納得が行きます
 ほかにも昔話としてなら相応しい話しがあったことでしょう
 でも、昔話で日本人なら誰でも知ってるとなると【桃太郎】が妥当なのは言わずもがな
 そして、桃太郎の話の元ネタのひとつには【温羅伝説】というものがあります
 これ、いわゆる鬼退治の伝説なんですけどね
 この話に出てくる温羅という鬼もそうなんですけど

111:まとめ班
 昔話に出てくる鬼の出没地域って、何故か山が多いんですよ
 それで、山というのを現実に当てはめると、鉱山に行き着くんですけどね
 これまた一説によると、温羅伝説の元ネタ、というより鬼の正体は製鉄技術を伝えて繁栄の手助けをした渡来人ではないか、というものがあります

112:名無しの転移者
 あー、たしか万葉集だったか、古今和歌集だったか?
 忘れたけど、
 【真金ふく 
 吉備の中山
 帯にせる  
 細谷川の 
 音のさやけさ】

 って在るからかなり昔から吉備は鉄の名産地だったみたいだし

113:名無しの転移者
 あー、たしかに鉄と言えば武器って言われてた時代があったくらいだからな
 鉄というか砂鉄だけど
 それを加工して武器にしてた、と

114:名無しの転移者
 あれ?
 でも、そうなると退治された鬼って、つまり人間?

115:名無しの転移者
 >>114
 よくある話だ

116:名無しの転移者
 まぁ、昔話のいくつかは加工されて、退治した方を正義、退治された方を悪とするからなあ

117:名無しの転移者 
 勝てば官軍、負ければ賊軍ってやつだな

118:名無しの転移者
 現代だって、何故か怒った奥さんのことを鬼嫁っていいますよね?
 鬼旦那、なんてあんまり言わないし
 邪推すると、これって男側や嫁ぎ先の都合によって、嫁に来た女を悪役にしてたことの名残なのかもですね
 いわゆるモラハラの一つなのかもしれないという
 ま、勝手な妄想だけど

119:まとめ班
 桃太郎といえば鬼、鬼といえば桃太郎
 その鬼が大量に出没するのは山
 山=鉱山=鉄=武器
 そもそも、立て札には宝と書いてあるだけで武器とは一言も書かれていないですし
 武器が封印されている、という情報もクズメイト達からのものです
 だから確信が持てなかったんですけど、ここまで隠喩を意識しているとなると、期待大ですね
 
120:名無しの転移者
 うーん、でもさ、これってこう言っちゃなんだけどマニアックな知識だよな?
 たしかに同郷の人が解ける確率の方が高いだろうけど、桃太郎の爺さん婆さんのくだりって、少し特殊な教養や知識が無ければ足止めくらってただろ、確実に

121:名無しの転移者
 これさ、日本人向けっつーより、無駄知識持ってる人に向けたクイズじゃん

122:名無しの転移者
 小手調べで安心させておいて、簡単そうに見えて難しい問題で蹴落とすとか趣味悪いなぁ

123:名無しの転移者
 これさ、仮にクズメイト達がここにたどり着いたとして解けたと思うか?

124:名無しの転移者 
 んー、微妙かなぁ

125:名無しの転移者
 桃太郎の爺さん婆さんの話は知ってる人と知らない人分かれそうだし

126:ナローシュ太郎
 ほい、じゃ次の問題
 つ【画像】
 桃太郎と、そのお供のモデルとなった人物を四人全員答えよ

127:名無しの転移者
 鬼だ!
 この問題考えた人、絶対鬼だ!

128:名無しの転移者
 わかんねーよ!
 お供は動物だろ?!
 なに、擬人化か?

129:111
 とりあえずさっきの温羅伝説になぞらえれば

 ・吉備津彦命(きびつひこのみこと)
 ・犬飼部犬飼健命(いぬかいべのいぬかいたけるのみこと)
 ・猿飼部楽々さるかいべのささき森彦命もりひこ
 ・鳥飼部留玉臣(とりかいべのとめたまおみ)

 だな

130:名無しの転移者
 おおぅ

131:名無しの転移者
 漢字たくさん( ̄▽ ̄;)

132:ナローシュ太郎
 ダメだ、開かない

133:名無しの転移者
 え、間違い?

134:まとめ班
 物は試しです、スレ主、吉備津彦命をヒコヒイサセリヒコノミコトに変えて言ってみてください

135:名無しの転移者
 ???

136:名無しの転移者
 言い換える?

137:111
 あ、そっか表記違いか

138:ナローシュ太郎
 開いたー(((o(*゜▽゜*)o)))♡

139:名無しの転移者
 え、なんでなんで?!

140:まとめ班
 吉備津彦命は別名なんですよ
 記紀両方には登場しますけどね
 ただ、記述がそれぞれ異なってるんです
 いくつか名前があるんですが、ただ
 ・彦五十狭芹彦命or比古伊佐勢理毘古命と書いた場合、読みは一緒になるらしいんです
 その読みが【ヒコヒイサセリヒコノミコト】なんですよ

141:名無しの転移者
 普通に生きてて、そんなん分かるわけねーだろ!!

142:名無しの転移者
 え、でも創作物の中のチート主人公って変な知識持ってる人多いし、案外イけるとか考えたんじゃね?

143:名無しの転移者
 知識チートするわりに、その知識って銃とか料理とか内政、経済ばかりでこういう系のって見たことない気がする
 いや、探せばあるのかもしれないけど俺は知らない

144:名無しの転移者
 主人公が軍師や参謀になるやつだと、包囲殲滅陣ってのが有名だよな

145:名無しの転移者 
 >>144
 なにそれ?

146:名無しの転移者
 >>145
 あ、知らないか?
 わりと有名な布陣?らしいぞ

147:名無しの転移者
 敵を囲いこんで袋叩きにする陣のことだよ

148:名無しの転移者
 >>147
 ふむ、つまり軍隊級でやるイジメか!

149:名無しの転移者
 >>148
 その言い方やめろ!

150:名無しの転移者
 カンナエの戦い、もしくはカンネーの戦いといわれる
 カルタゴ軍VSローマ軍の会戦で使われた戦術のことだよ
 ちなみにカルタゴ軍が使って勝った

151:111 
 ちなみにカンナエの戦いあと、ザマの戦いで同じ戦術使われてボコボコにされて負けるんだけどな、カルタゴ軍とハンニバルさん

152:名無しの転移者 
 ハンニバル?
 レクター博士??

153:名無しの転移者
 >>152
 カルタゴの将軍だよ
 その包囲殲滅陣つかった人

154:111
 ちなみにこのハンニバルの用いた包囲殲滅戦術って、現代の陸軍士官学校で使われる教科書、教本にも乗ってるらしいぞ、お手本ってやつだな

155:名無しの転移者
 へぇ
 創作物で使われるってことは、それだけ一部では有名でチート級に使い勝手のいい戦術なん?
 知識チートでいうところマヨネーズとかみたいな感じ?

156:名無しの転移者
 え、いや、それは

157:名無しの転移者
 俺、頭は良くないけどこの戦術は使いたくないなぁ
 というか、そんなことを考える立場にはなりたくない
 あとマヨネーズで例えんなよwww

158:111
 劣勢だったカルタゴ軍が使って勝った戦術だから、その辺が創作的には都合がいいのかもなぁ
 実用的かって言われると、うーん、どうなんだろう?
 そっち方面ジャンル外だし
 カルタゴ軍の方も中央突破されるの時間の問題だったみたいだし
 結局時の運も有るんだろうな

159:名無しの転移者
 桃太郎とそのお供のモデルになった人物達はスラスラ出てきたのになwww

160:111
 歴史は好きだけど、戦術とかの考察は苦手なんだよ

161:名無しの転移者
 意外だ

162:まとめ班
 まぁ、向き不向きがありますからねぇ、好きになるかどうかって

163:名無しの転移者
 さてさて、次はどんなクイズなんだろうな?
 ドキ(*´ェ`*)ドキ

164:名無しの転移者
 (*・ω・*)wkwk

165:名無しの転移者
 スレ主、次の問題はよ
 
  バン   はよ
バン (∩`・ω・) バン はよ
  / ミつ/ ̄ ̄ ̄/
  ̄ ̄\/___/

166:ナローシュ太郎
 今度のはめっちゃクイズっぽい
 【画像】
 おおー、すごいここまで来る人がいるなんて!
 楽しくなってきた
 さて次の問題は、うさぎの反対はなーんだ?
 あ、コレだけだと難しいかな、さすがに
 ヒントはこのイラストだ
 【天体望遠鏡のイラスト】

167:名無しの転移者
 うさぎ?

168:名無しの転移者
 ここまでノーヒントだったのに今更ヒント出されてもなぁ

169:名無しの転移者
 なんでウサギと望遠鏡が関係あんだろ?

170:ナローシュ太郎
 アエリカさんはわからないみたいだ

171:名無しの転移者
 んー、でもここまでくればこれは日本人向けの問題で間違いないわけで
 それを信じて解くしかないのかぁ

172:名無しの転移者
 望遠鏡とウサギってなんか共通点あるっけ?

173:まとめ班
 なんですか、このサービス問題

174:名無しの転移者
 お、まとめ班さんわかったん?

175:まとめ班
 いや、めっちゃ簡単ですよ
 これ日本人向けなんですから、簡単ですよ
 答えは酉、もしくは、西かと

176:名無しの転移者
 え、方角?

177:名無しの転移者
 なんでウサギが方角になんの?

178:111
 干支だよ干支
 昔は干支になぞらえて方角をあらわしてたんだ
 ヒントの望遠鏡は別名遠眼鏡、つまりダジャレだ

179:名無しの転移者
 とおめがね?

180:まとめ班
 干支の一つ、ウサギを漢字で書くと兎
 この字はトとも読みます
 兎から数えて十個目の干支は始まりのねずみ、つまりは子
 十番目が、子
 兎と十をかけて、子で終わる 十番目が子
 遠眼鏡ってわけです
 で、これでいくと兎は東の方角になるので、その反対側は西、つまりは酉の方角というわけです
 
181:名無しの転移者
 だから、わかんねーよ!( º言º)

182:名無しの転移者
 はぁ、なるほどなぁ

183:名無しの転移者
 なんでそんなスラスラ出てくんの?
 やっぱりおかしいよ、コテハンの二人組み

184:まとめ班
 いやさすがに方位系がきたからググりました
 暗記でもしてない限り、これは図を見ないとわかんないです

185:名無しの転移者
 そういや、桃太郎の考察ググると、方角のことも出てくるもんな
 丑寅の方角とか

186:まとめ班
 でも日本人向けのクイズですから、干支は来るかなぁとも思ってましたし
 
187:名無しの転移者
 いや、でも凄いよ

188:まとめ班
 あんまり持て囃されても恥ずかしいんで、これだけは書かせてください
 某忍者アニメとその原作で出てきたネタなんですよ
 だから、知ってる人はガチで知ってます
 だからこそのサービス問題だなって

189:名無しの転移者
 パクりじゃねーかー!!

190:名無しの転移者
 いや、でもこれ知ってなきゃ解けないし
 作品知ってても、覚えてなきゃ解けないぞ

191:ナローシュ太郎
 アエリカさんが、ゾロ目さん達とはいつか話してみたいって言ってる
 話しが合いそうだ、ってさ

192:名無しの転移者
 よし、じゃ、さくさく行こう!

193:名無しの転移者
 だな!メイちゃんも心配だし!

194:名無しの転移者
 そういや、攻撃されたとかなんとか書かれてたな

195:名無しの転移者
 まぁ、メイちゃんだし大丈夫だろ

196:名無しの転移者
 でも、誰に攻撃されたんだろうな?

197:名無しの転移者 
 別のクズメイト達か、あるいは教団側か

198:名無しの転移者
 さてさて、次はどんなクイズかね?

199:名無しの転移者
 また童話だったりして

200:ナローシュ太郎
 あー、すっかり忘れてたけど、また吐き気がぶり返してきたから、ちょっと吐いてくる
 テンション下がるなぁil||li_| ̄|○ il||li
しおりを挟む
感想 51

あなたにおすすめの小説

異世界宿屋の住み込み従業員

熊ごろう
ファンタジー
なろう様でも投稿しています。 真夏の昼下がり歩道を歩いていた「加賀」と「八木」、気が付くと二人、見知らぬ空間にいた。 そこに居たのは神を名乗る一組の男女。 そこで告げられたのは現実世界での死であった。普通であればそのまま消える運命の二人だが、もう一度人生をやり直す事を報酬に、異世界へと行きそこで自らの持つ技術広めることに。 「転生先に危険な生き物はいないからー」そう聞かせれていたが……転生し森の中を歩いていると巨大な猪と即エンカウント!? 助けてくれたのは通りすがりの宿の主人。 二人はそのまま流れで宿の主人のお世話になる事に……これは宿屋「兎の宿」を中心に人々の日常を描いた物語。になる予定です。

文字変換の勇者 ~ステータス改竄して生き残ります~

カタナヅキ
ファンタジー
高校の受験を間近に迫った少年「霧崎レア」彼は学校の帰宅の最中、車の衝突事故に巻き込まれそうになる。そんな彼を救い出そうと通りがかった4人の高校生が駆けつけるが、唐突に彼等の足元に「魔法陣」が誕生し、謎の光に飲み込まれてしまう。 気付いたときには5人は見知らぬ中世風の城の中に存在し、彼等の目の前には老人の集団が居た。老人達の話によると現在の彼等が存在する場所は「異世界」であり、元の世界に戻るためには自分達に協力し、世界征服を狙う「魔人族」と呼ばれる存在を倒すように協力を願われる。 だが、世界を救う勇者として召喚されたはずの人間には特別な能力が授かっているはずなのだが、伝承では勇者の人数は「4人」のはずであり、1人だけ他の人間と比べると能力が低かったレアは召喚に巻き込まれた一般人だと判断されて城から追放されてしまう―― ――しかし、追い出されたレアの持っていた能力こそが彼等を上回る性能を誇り、彼は自分の力を利用してステータスを改竄し、名前を変化させる事で物体を変化させ、空想上の武器や物語のキャラクターを作り出せる事に気付く。

おっさんなのに異世界召喚されたらしいので適当に生きてみることにした

高鉢 健太
ファンタジー
 ふと気づけば見知らぬ石造りの建物の中に居た。どうやら召喚によって異世界転移させられたらしかった。  ラノベでよくある展開に、俺は呆れたね。  もし、あと20年早ければ喜んだかもしれん。だが、アラフォーだぞ?こんなおっさんを召喚させて何をやらせる気だ。  とは思ったが、召喚した連中は俺に生贄の美少女を差し出してくれるらしいじゃないか、その役得を存分に味わいながら異世界の冒険を楽しんでやろう!

ユーヤのお気楽異世界転移

暇野無学
ファンタジー
 死因は神様の当て逃げです!  地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。

異世界で快適な生活するのに自重なんかしてられないだろ?

お子様
ファンタジー
机の引き出しから過去未来ではなく異世界へ。 飛ばされた世界で日本のような快適な生活を過ごすにはどうしたらいい? 自重して目立たないようにする? 無理無理。快適な生活を送るにはお金が必要なんだよ! お金を稼ぎ目立っても、問題無く暮らす方法は? 主人公の考えた手段は、ドン引きされるような内容だった。 (実践出来るかどうかは別だけど)

ちょっと神様!私もうステータス調整されてるんですが!!

べちてん
ファンタジー
アニメ、マンガ、ラノベに小説好きの典型的な陰キャ高校生の西園千成はある日河川敷に花見に来ていた。人混みに酔い、体調が悪くなったので少し離れた路地で休憩していたらいつの間にか神域に迷い込んでしまっていた!!もう元居た世界には戻れないとのことなので魔法の世界へ転移することに。申し訳ないとか何とかでステータスを古龍の半分にしてもらったのだが、別の神様がそれを知らずに私のステータスをそこからさらに2倍にしてしまった!ちょっと神様!もうステータス調整されてるんですが!!

夢幻の錬金術師 ~【異空間収納】【錬金術】【鑑定】【スキル剥奪&付与】を兼ね備えたチートスキル【錬金工房】で最強の錬金術師として成り上がる~

青山 有
ファンタジー
女神の助手として異世界に召喚された厨二病少年・神薙拓光。 彼が手にしたユニークスキルは【錬金工房】。 ただでさえ、魔法があり魔物がはびこる危険な世界。そこを生産職の助手と巡るのかと、女神も頭を抱えたのだが……。 彼の持つ【錬金工房】は、レアスキルである【異空間収納】【錬金術】【鑑定】の上位互換機能を合わせ持ってるだけでなく、スキルの【剥奪】【付与】まで行えるという、女神の想像を遥かに超えたチートスキルだった。 これは一人の少年が異世界で伝説の錬金術師として成り上がっていく物語。 ※カクヨムにも投稿しています

スライムばかり食べてた俺は、今日から少し優雅な冒険者生活を始めます。

いけお
ファンタジー
人違いで異世界に飛ばされてしまった佐藤 始(さとう はじめ)は、女神システィナからとりあえず悪い物を食べて死ななければ大丈夫だろうと【丈夫な胃袋】と【共通言語】を与えられ放り出されてしまう。 出身地不明で一銭も持たずに現れた彼を怪しんだ村の住人達は簡単な仕事の紹介すら断る有様で餓死が目の前に迫った時、始は空腹のあまり右手で掴んだ物を思わず口に入れてしまった。 「何だこれ?結構美味いぞ」 知らずに食べていた物は何とスライム、弱って死ぬ寸前だった始を捕食しようと集まっていたのだった。食べられると分かった瞬間スライム達がごちそうに早代わり、始のスライムを食べる生活が始まった。 それから数年後、農作物を荒らすスライムを食べて退治してくれる始をいつの間にか村人達は受け入れていた。しかし、この頃になると始は普通のスライムだけの食生活に飽きてしまい誰も口にしない様な物まで陰でこっそり食べていた・・・。数え切れない程のスライムを胃袋に収めてきたそんなある日の事、彼は食べたスライム達からとんでもない能力を幾つも手に入れていた事に気が付いた。 始はこの力を活かす為に町に移住すると、悪徳領主や商人達が不当に得た金品を奪う冒険者生活を始めるのだった・・・。 仕事中の空いている時間に物語を考えているので、更新は不定期です。また、感想や質問にも出来る限り答えるつもりでいますが回答出来ない場合も有ります。多少の強引な設定や進行も有るかもしれませんが、そこは笑って許してください。 この作品は 小説家になろう ツギクル でも投稿しております。

処理中です...