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【流血】とある冒険者ギルドの会議がカオスだった件【沙汰】
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1:イッチ
同期「殺す!ぜってぇ、ブッコロ!!」
って、キレてた
2:イッチ
事の経緯はこうだ
某冒険者ギルドの建物の中にある会議室の一つで行われるとある会議に、俺は出席するように言われたんだ
3:イッチ
議題は、とある人物にギルドから去ってもらうか否か
4:名無しの冒険者
>>3
議題が不穏すぎる
5:名無しの冒険者
それって、追い出すかどうかを会議で決めようとしたってこと?
6:イッチ
まぁ、そんなところ
俺は、なんていうか仲裁役というか、そういうので同期と一緒に会議に出るようギルドマスターに頼まれて出席した
7:名無しの冒険者
とりま、会議のメンバーよろ
可能な限りのスペックも
8:イッチ
あいよ
俺、中堅冒険者、男、仲裁役、二十代半ば、魔法戦士
同期、俺の同期、男、仲裁役、二十代半ば、武闘家
補佐役、冒険者ギルドのギルマスの補佐役、男、四十代、元神官
雑用係、追放されそうな人、三十代、男、料理めちゃくちゃ美味い、カレーが得意、パーティの指導役
パーティリーダー、雑用係を追放したい人、戦士、男、二十代前半
副リーダー、雑用係を追放したい人その二、魔法使い、男、20代前半
神官、雑用係を追放したい人その三、神官、男、十代後半
新人、雑用係を追放したい人その四、DQN、十代半ば
メンバーはこの七人だったんだ
9:名無しの冒険者
雑用係の味方いなくて草
10:名無しの冒険者
あー、なるほど
仲裁役っつーか、第三者の意見を取り入れるためにスレ主と同期が呼ばれた感じかな?
11:イッチ
>>10
まぁ、そんな感じかな
ギルマスがいなかったのは、別件で立て込んでたからなんだ
あと、雑用係さんには新人時代にお世話になったからさ
たぶん、補佐役やギルマスからしたら雑用係さんの味方として、俺たち2人を会議に呼んだんだと思う
12:名無しの冒険者
ふむ
13:イッチ
会議は冒険者ギルドの建物内にある一室で行われた
司会進行は補佐役がつとめた
補佐役「えー、まず、なんで雑用係をやめさせたいんだ?」
雑用係さんは、それこそ10代前半の頃から冒険者やってるベテランだ
大ベテランって言ってもいい
んで、パーティメンバーの歳を見てもわかると思うが、このパーティ、出来たてホヤホヤの新米パーティなんさ
今のところ、指導係として雑用係さんが入ってる
指導係さんが問題を起こしたとかは、今のところ聞いていなかった
だから追い出したい、追放したいって考えがどうにも理解できなかったんだ
14:名無しの冒険者
ふむふむ
15:イッチ
パーティリーダー「そんなの、この人が役立たずだからですよ」
雑用係「…………」
雑用係さん、なんかめちゃくちゃ疲れた顔してた
目配せしたら、色々あったんだ、疲れたって視線で訴えられた
同期「役立たずって、たとえば??」
パーティリーダー「文字通りの意味ですよ。討伐クエストの時もぼうっと俺たちを見てるだけでなんもしない」
副リーダー「そうそう」
神官「正直、なんでこんな使えない人が、俺たちのパーティにいるのか謎でしかない」
新人「最近は、それこそ自分の仕事である雑用ですら俺たちに押し付けてきて、ほんとなんの意味があって俺たちの仲間やってるのか謎ッスよ。
仕事何にもしてないッスよ、この人」
16:イッチ
俺「んー、仕事なんにもしてない、ってことはないとおもうけどなぁ。
それにそもそも、雑用係さんって本来の意味の雑用係じゃなくて君らの指導&教育係だし」
俺は、用意されてた雑用係さんが書いた活動報告書に目を通しつつ、言ってみた
俺「新人が言うところの仕事してないって、具体的にどういう事を指してるの?」
新人「はあ」(クソデカため息)
ヤレヤレって顔してバカにしたように俺を見て、新人は説明してきた
たぶん、心底バカにしてたなアイツ
カチンって来たけど、我慢した俺は大人だと思う
新人「あんた話聞いて無かったんすか?」
新人「パーティリーダーが言ったでしょ? この人討伐クエストの時ですら最近全く動くことがなかったンスよ。
んで、パーティリーダーを差し置いて、偉そうに命令するばかりだったんです」
同期「雑用係さん、本当ですか?」
雑用係「そう見えていたのは事実だろうな。でも、その活動報告書を見てもらえば、俺の行動も理解して貰えるはずだ」
俺「そうですね。報告書には新人パーティ育成カリキュラムの進捗について事細かに書かれています。
今は、ほぼ手を貸さずにパーティ全体の動きを見る段階、育成がほぼ最終段階に来ているとそういうことですよね?
新人含め、他の方がこのことを指して、雑用係さんがなにもしていない、と受け止めたということでしょうね。
新人達が言うところの命令にしても、どちらかというと指示や助言といった方が近いですね」
パーティリーダー含めた、雑用係追放したい派が俺の事を睨んで来た
俺が雑用係さんの味方認定された瞬間だった
17:名無しの冒険者
んー、まぁまぁ、あることだよな
18:名無しの冒険者
なんだ、よくあるトラブルか
19:名無しの冒険者
新人のDQN具合が滲み出てて、ここからの展開に期待
20:イッチ
俺の言葉を受けて、同期もうんうん頷いた
同期「だよなぁ。少なくともパーティリーダー達が言ってるような、【なにもしていない】状態ではないんだよな」
副リーダー「なっ?!俺たちが嘘ついてるっていうのか?!」
同期「そうは言っていないよ。結果として雑用係さんが仕事していないように見えてるだけってこと。
こうして、活動報告もされてるわけだし」
新人「そんなん、いくらでも嘘かけるでしょ?
つーか、なんなんすか?
雑用係の肩ばっかり持って、おかしくないですか??
ベテランで、俺さんや同期さん、あんたら先輩ってことで忖度してるでしょ」
新人:(。・ω´・。)ドヤッ
21:名無しの冒険者
つーか、当事者同士が顔突合せて話し合うってのが、もうトラブルしか起こらない伏線なんだよなぁ
22:名無しの冒険者
流血沙汰マダァ?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
23:名無しの冒険者
新人の、みんなが言えないこと言ってやったぜってドヤ顔が顔文字なしでも浮かぶぜwww
24:イッチ
そんな新人の言葉にキレたのは、この人だった
補佐役「おい、お前もう黙れ」
ドスの効いた声だった
補佐役も心情としては、雑用係さんの味方だった
お世話になってたからな
で、ここで俺と同期は気づいた
補佐役は今でこそ落ち着いてるが、冒険者として最盛期の頃は、血の気が多くて喧嘩もしょっちゅうだったらしい
そんな補佐役と、生意気盛りの出来たてホヤホヤパーティのメンバーが話し合いなんて到底無理なはなしだったわけだ
これを見越して、ギルマスは俺と同期を出席させたわけだ
最初は、それこそさっき書いたように、雑用係とパーティの喧嘩を止めるためだと思ってた
でも違った
そして、そのことに気づいた時には、もう、なにもかもが遅かった
25:名無しの冒険者
゜+。:.゜おぉ(*゜O゜ *)ぉぉ゜.:。+゜
26:名無しの冒険者
くるか?
流血沙汰くるか??
+(0゜・ω・) + wktk!!
27:名無しの冒険者
+ +
∧_∧ ∩ +
(0゜´∀`)彡 wktk!wktk!
(0゜∪⊂彡 +
と__)__) +
28:イッチ
新人「は?なんで補佐役が口開いてんですか?
つーか、何キレてんの??
いま、あんたに話しかけてないんすけど??」
補佐役「……は?!お前ここに何しに来てんだ??話し合いだろ??
それをなに?喧嘩売ってんのお前?
報告書ですら嘘、偽造呼ばわりとか、思っても普通いわねーんだよ」
29:名無しの冒険者
せやな
30:名無しの冒険者
普通、もっとオブラートに包むよな
(*´・ω・)(・ω・`*)ナ-
31:イッチ
補佐役「というか、お前みたいなガキがいると話になんねー。
新人はもう今日帰れ」
俺(うわぁ、キレてる)
同期(めっちゃ、キレてる)
俺と同期の視線が、補佐役に向いた時だった
(_・ω・)_バァン…って、机を叩く音が聞こえた
音のした方を見ると、新人が立ち上がってた
そんで、補佐役を睨みつけてた
かと思ったら
新人「だれが、ガキだこらぁぁあ!!??」
なんて叫んで、補佐役に飛びかかった
でも、それを取り押さえる人物がいた
雑用係さんだった
雑用係「お前、なにする気じゃこらぁぁああ!!??」
二人が取っ組み合いを始めたために
俺と同期が慌てて、その二人を止めようと割って入る
俺「ちょちょちょ、落ち着いてください!落ち着いてください!」
同期「新人も落ち着けって!!」
俺と同期は、なんとか二人をひっぺがした
俺は雑用係さんを、同期は新人を宥めようとする
でも、今度は、
新人「あ?!離せよ!氏ね!!氏ね!!」
新人がそんな事を言って、同期を押し倒し、マウントポジションを取って同期の顔を殴り始めた
と、それを見て雑用係さんが新人に飛びかかろうとした
たぶん、同期を助けようとしたんだと思う
雑用係さん、大声は出したものの冷静ではあったから
俺を振り切って、雑用係さんが新人に近づこうとした時、パーティリーダーと副リーダーが立ちはだかった
32:名無しの冒険者
新人www
33:名無しの冒険者
( ´゜д゜`)アチャー
34:名無しの冒険者
新人終わったな
社会的に……
35:イッチ
パーティリーダーと副リーダーは、口々に、
パーティリーダー「あんたがさっさとやめればよかったんだろ」
副リーダー「そうそう、なにもできない癖して偉そうにしやがって。俺たちのパーティのお荷物ってこと自覚しろや」
なんて言って、雑用係さんを煽る煽る
36:名無しの冒険者
神官が空気
37:名無しの冒険者
神官の様子はどうだったんだ??
38:名無しの冒険者
神官「このまま空気になって、同士討ちを狙う、そしてパーティは俺のものだ」
39:名無しの冒険者
>>38
くっそwww
40:イッチ
そんなパーティリーダーと副リーダーへ飛びかかる者がいた
そう、この人
補佐役「ふざけんなこらぁぁあ!!??」
41:名無しの冒険者
補佐役www
42:名無しの冒険者
補佐役ぅうう!!?
43:名無しの冒険者
補佐役ェwww
44:イッチ
補佐役は、まず副リーダーに蹴りを入れて床に転がし、続いてパーティリーダーに飛びかかって、殴った
パーティリーダーもこれに応戦
たったままの殴り合いに発展する
やや補佐役が有利に見えた
この時、俺は補佐役を止めようと動いた
俺「落ち着いてください!落ち着いてください」
これに雑用係さんが参戦してくれた
雑用係「シャレになりません、落ち着いてください!」
俺と雑用係さんとで、補佐役を取り押さえる
45:名無しの冒険者
体張って、止めようとした雑用係さんの行動が水の泡だな
46:名無しの冒険者
雑用係と新人、取っ組みあってはいるものの、殴り合いにまではなってないんだよなぁ
47:イッチ
俺と雑用係さんが補佐役を取り押さえ、宥めようとしているところに忍び寄る影が!
そう、それはこの人!!
神官「お前がギルドから消えろ」(ぼそっ)
なんつって、補佐役の足を蹴った
48:名無しの冒険者
神官ンンン!?
49:名無しの冒険者
神官ェwww
50:名無しの冒険者
神官、結構小物っぽい
51:名無しの冒険者
神官の小物感がwww
52:名無しの冒険者
なんだ、神官いたのか
53:名無しの冒険者
わちゃわちゃし過ぎてる
誰か分かりやすくして
54:まとめ班
おまかせを!!
同期VS新人
雑用係対パーティリーダー&副リーダー
↓
補佐役VSパーティリーダー&副リーダー
↓
これを何とかしようと、イッチと雑用係が補佐役を宥めようとする
ここに、神官参戦!!
55:イッチ
痛みで蹲る補佐役!
神官が補佐役を蹴ったことに気づいた雑用係さん!!
しかし、雑用係さんが動くよりはやく、回復魔法を使って復活した補佐役が、神官を殴り飛ばした!!
ここに戦いのゴングが鳴り響いた
殴り飛ばされた神官は、床を転がりつつもすぐ立ち上がった
その顔からは、血が流れてた
よく見ると鼻血だった
どうやら、補佐役の拳が鼻にクリティカルヒットしたみたいだった
でも、回復させる間を与えずに補佐役が神官に飛び蹴りした
動かない神官、
俺「おい!神官!!神官?!」
呼びかけるも返事がない、ただの屍のようだ
56:名無しの冒険者
一名脱落
57:イッチ
と、今度はその補佐役になにやら叫び声をあげて飛びかかる、パーティリーダー!!
雑用係「おい!やめろ!!」
そんなパーティリーダーを止めようと割って入る、雑用係さん!
でも、そんな雑用係さんに補佐役が静かに、
補佐役「どいてろ」
って言って、突き飛ばした
瞬間、補佐役の顔にパーティリーダーの拳が叩き込まれる!!
が、補佐役は倒れなかった
逆に、パーティリーダーの拳、いや、腕を掴んだかと思うと、真逆の方に折り曲げた
ポキっと音がしたよ
58:名無しの冒険者
いやぁぁああ!?!?
59:名無しの冒険者
痛い痛い痛い(´;ω;`)
60:イッチ
>>58 >>59
うん、ほぼ同じ反応してたよパーティリーダー
腕の骨を折られたパーティリーダーは、そのまま床に転がった
暫く痛みでのたうち回ったあと、動かなくなった
俺「パーティリーダー!?おい!パーティリーダーー!?」
駆け寄り、声をかけるも返事がない、ただの屍のようだ
61:名無しの冒険者
二人目脱落www
62:名無しの冒険者
補佐役TUEEEE!!??
63:イッチ
とにかく、俺は負傷して動かない二人を安全っぽい部屋の隅に移動させた
目を離したのは一瞬だった
本当に一瞬だった
その間になにがどうしてそうなったのか
ふと部屋の中心を見ると、同期が副リーダーにマウントとって殴ってた
同期「殺す!!ぜってぇ、ブッコロ!!」
64:名無しの冒険者
同期!!
新人はどうした??
65:名無しの冒険者
あれ?
新人は??
66:イッチ
新人は果敢にも、補佐役に殴りかかろうとしてた
でも補佐役は、そんな新人の腕を掴んだかと思うと思いっきり新人の体ごと振り上げて、床に叩きつけた
床が凹んだ
新人、盛大に血を吐いて動かなくなる
67:名無しの冒険者
三名脱落www
68:イッチ
そんな新人に目もくれず、補佐役は今度は同期たちの方へ
俺は新人を回収するため、彼に近づいて声をかける
俺「おい?!新人、大丈夫か?!」
新人「いでぇよぉおおお!!」
意外にも返事があった
ちっ、死んでなかった、と思ったのは内緒だ
69:名無しの冒険者
新人、生きてたんか
70:名無しの冒険者
でも、血吐いたんだろ
大丈夫、じゃないよな絶対
71:名無しの冒険者
でも、神官やパーティリーダーよりは頑丈っぽいな
72:名無しの冒険者
おいおいおい、なんなんだよ
補佐役も同期も、ヤベェよ
冒険者ランクどうなってんだ??
73:イッチ
あ、スペックで書いてなかった(´>∀<`)ゝ
俺&同期:Sランク
補佐役:SSランク
雑用係:SSSランク
パーティリーダー:A
副リーダー:A
神官:B+
新人:A+
74:名無しの冒険者
オーバーキルwww
あきらかなランクによるオーバーキルwww
75:名無しの冒険者
パーティの連中、SSSランクの人追放しようとしてたんか
76:名無しの冒険者
パーティ連中って
もしかしてバカ??
77:名無しの冒険者
>>76
もしかしなくても、バカ
78:名無しの冒険者
こりゃ、冒険者ギルドが雑用係さん手放さないわ
79:イッチ
そうこうしてるうちに、同期が副リーダーから離れる
副リーダーは、動く気配がない
ただの屍のようだ
80:名無しの冒険者
>>79
>ただの屍のようだ
イッチwwwお前wwwこれが言いたいだけだろwww
81:名無しの冒険者
あ、でもこれでとりま喧嘩終わる感じ?
82:イッチ
まぁ、普通はそう思うよな
この時、補佐役と同期は頭に血が登りすぎててな、バーサーカー状態だったんだ
つまり、今度は補佐役VS同期の最終決戦にもつれ込んだ
83:名無しの冒険者
なんでだよっ!!
ダンッ∑llo(T□T)
84:名無しの冒険者
なんのために、争いはあるのか
なぜ、人は争うのか??(真理)
85:名無しの冒険者
なんのために戦ってるのか理解できない
86:イッチ
同期と補佐役が拳を振るい、お互いの顔をボコボコにしていく
その間に、新人含めた雑用係さん追放派の容態が悪化する
こりゃ早く回復術士に見せた方がいい
そう考えて、あとこの喧嘩を唯一止められそうなギルマスを呼びに行こうと、俺は扉へ走った
ドアノブへ手を伸ばす
でも、ドアノブは俺が触れるよりはやく勝手にまわった
そして、現れたのはこの人だった
俺「え、雑用係さん?!」
驚く俺を押しのけて、雑用係さんを先頭にギルマスや腕に覚えのある高ランク冒険者が部屋になだれ込んできた!!
どうやら、事態の収集を図るべく会議室の外へといつの間にか避難し、ギルマスや他の冒険者達に助けを求めたらしい
高ランク冒険者A「おらおらおら!!やめろー!!」
高ランク冒険者B「やめろ!!やめるんだ!!」
高ランク冒険者C「うらぁぁあ!!!喧嘩なら負けねーぞこらぁぁあ!!??」
87:名無しの冒険者
あえて伏せてるっぽいけど、聞いていい??
この血気盛んな、なだれ込んできた高ランク冒険者たちの、ランクkwsk
88:イッチ
>>87
高ランク冒険者A、B、C、全員雑用係さんの同期
全員、ランクはSSS
ギルマスに至ってはSSSSSランク
89:名無しの冒険者
ギルマスのランクヤベェ
((((;゜Д゜))))ガクガクブルブル
90:名無しの冒険者
こんな高ランク冒険者抱えてるギルド、特定余裕だな
91:イッチ
一応書いとくと、フェイク入れてるぞ
92:イッチ
ギルマスのランクは本当だけど
93:名無しの冒険者
そこは本当なんかいwww
94:イッチ
まぁ、そんなこんなで補佐役と同期のぶつかり合いは阻止された
ただ、あちこちめちゃくちゃになって、会議室は地獄絵図だった
救急車は来るは、役人は来るわ、もう大変で
95:名無しの冒険者
ちょっとした傷害事件だもんな、これ
96:イッチ
っていうのが、ほんの三十分前のことだ
これから、ギルマスに色々説明せな
97:名無しの冒険者
すげぇな、被害者が雑用係さんを追放したい派しかいねぇwww
98:名無しの冒険者
しかも、雑用係さん一切手を出してねぇんだよな、これ
あ、取っ組みあってたか
99:イッチ
あ、呼ばれた
ちょい説明してくる
100:名無しの冒険者
おぅ、(*・ω・)/''' イテラー♪
同期「殺す!ぜってぇ、ブッコロ!!」
って、キレてた
2:イッチ
事の経緯はこうだ
某冒険者ギルドの建物の中にある会議室の一つで行われるとある会議に、俺は出席するように言われたんだ
3:イッチ
議題は、とある人物にギルドから去ってもらうか否か
4:名無しの冒険者
>>3
議題が不穏すぎる
5:名無しの冒険者
それって、追い出すかどうかを会議で決めようとしたってこと?
6:イッチ
まぁ、そんなところ
俺は、なんていうか仲裁役というか、そういうので同期と一緒に会議に出るようギルドマスターに頼まれて出席した
7:名無しの冒険者
とりま、会議のメンバーよろ
可能な限りのスペックも
8:イッチ
あいよ
俺、中堅冒険者、男、仲裁役、二十代半ば、魔法戦士
同期、俺の同期、男、仲裁役、二十代半ば、武闘家
補佐役、冒険者ギルドのギルマスの補佐役、男、四十代、元神官
雑用係、追放されそうな人、三十代、男、料理めちゃくちゃ美味い、カレーが得意、パーティの指導役
パーティリーダー、雑用係を追放したい人、戦士、男、二十代前半
副リーダー、雑用係を追放したい人その二、魔法使い、男、20代前半
神官、雑用係を追放したい人その三、神官、男、十代後半
新人、雑用係を追放したい人その四、DQN、十代半ば
メンバーはこの七人だったんだ
9:名無しの冒険者
雑用係の味方いなくて草
10:名無しの冒険者
あー、なるほど
仲裁役っつーか、第三者の意見を取り入れるためにスレ主と同期が呼ばれた感じかな?
11:イッチ
>>10
まぁ、そんな感じかな
ギルマスがいなかったのは、別件で立て込んでたからなんだ
あと、雑用係さんには新人時代にお世話になったからさ
たぶん、補佐役やギルマスからしたら雑用係さんの味方として、俺たち2人を会議に呼んだんだと思う
12:名無しの冒険者
ふむ
13:イッチ
会議は冒険者ギルドの建物内にある一室で行われた
司会進行は補佐役がつとめた
補佐役「えー、まず、なんで雑用係をやめさせたいんだ?」
雑用係さんは、それこそ10代前半の頃から冒険者やってるベテランだ
大ベテランって言ってもいい
んで、パーティメンバーの歳を見てもわかると思うが、このパーティ、出来たてホヤホヤの新米パーティなんさ
今のところ、指導係として雑用係さんが入ってる
指導係さんが問題を起こしたとかは、今のところ聞いていなかった
だから追い出したい、追放したいって考えがどうにも理解できなかったんだ
14:名無しの冒険者
ふむふむ
15:イッチ
パーティリーダー「そんなの、この人が役立たずだからですよ」
雑用係「…………」
雑用係さん、なんかめちゃくちゃ疲れた顔してた
目配せしたら、色々あったんだ、疲れたって視線で訴えられた
同期「役立たずって、たとえば??」
パーティリーダー「文字通りの意味ですよ。討伐クエストの時もぼうっと俺たちを見てるだけでなんもしない」
副リーダー「そうそう」
神官「正直、なんでこんな使えない人が、俺たちのパーティにいるのか謎でしかない」
新人「最近は、それこそ自分の仕事である雑用ですら俺たちに押し付けてきて、ほんとなんの意味があって俺たちの仲間やってるのか謎ッスよ。
仕事何にもしてないッスよ、この人」
16:イッチ
俺「んー、仕事なんにもしてない、ってことはないとおもうけどなぁ。
それにそもそも、雑用係さんって本来の意味の雑用係じゃなくて君らの指導&教育係だし」
俺は、用意されてた雑用係さんが書いた活動報告書に目を通しつつ、言ってみた
俺「新人が言うところの仕事してないって、具体的にどういう事を指してるの?」
新人「はあ」(クソデカため息)
ヤレヤレって顔してバカにしたように俺を見て、新人は説明してきた
たぶん、心底バカにしてたなアイツ
カチンって来たけど、我慢した俺は大人だと思う
新人「あんた話聞いて無かったんすか?」
新人「パーティリーダーが言ったでしょ? この人討伐クエストの時ですら最近全く動くことがなかったンスよ。
んで、パーティリーダーを差し置いて、偉そうに命令するばかりだったんです」
同期「雑用係さん、本当ですか?」
雑用係「そう見えていたのは事実だろうな。でも、その活動報告書を見てもらえば、俺の行動も理解して貰えるはずだ」
俺「そうですね。報告書には新人パーティ育成カリキュラムの進捗について事細かに書かれています。
今は、ほぼ手を貸さずにパーティ全体の動きを見る段階、育成がほぼ最終段階に来ているとそういうことですよね?
新人含め、他の方がこのことを指して、雑用係さんがなにもしていない、と受け止めたということでしょうね。
新人達が言うところの命令にしても、どちらかというと指示や助言といった方が近いですね」
パーティリーダー含めた、雑用係追放したい派が俺の事を睨んで来た
俺が雑用係さんの味方認定された瞬間だった
17:名無しの冒険者
んー、まぁまぁ、あることだよな
18:名無しの冒険者
なんだ、よくあるトラブルか
19:名無しの冒険者
新人のDQN具合が滲み出てて、ここからの展開に期待
20:イッチ
俺の言葉を受けて、同期もうんうん頷いた
同期「だよなぁ。少なくともパーティリーダー達が言ってるような、【なにもしていない】状態ではないんだよな」
副リーダー「なっ?!俺たちが嘘ついてるっていうのか?!」
同期「そうは言っていないよ。結果として雑用係さんが仕事していないように見えてるだけってこと。
こうして、活動報告もされてるわけだし」
新人「そんなん、いくらでも嘘かけるでしょ?
つーか、なんなんすか?
雑用係の肩ばっかり持って、おかしくないですか??
ベテランで、俺さんや同期さん、あんたら先輩ってことで忖度してるでしょ」
新人:(。・ω´・。)ドヤッ
21:名無しの冒険者
つーか、当事者同士が顔突合せて話し合うってのが、もうトラブルしか起こらない伏線なんだよなぁ
22:名無しの冒険者
流血沙汰マダァ?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
23:名無しの冒険者
新人の、みんなが言えないこと言ってやったぜってドヤ顔が顔文字なしでも浮かぶぜwww
24:イッチ
そんな新人の言葉にキレたのは、この人だった
補佐役「おい、お前もう黙れ」
ドスの効いた声だった
補佐役も心情としては、雑用係さんの味方だった
お世話になってたからな
で、ここで俺と同期は気づいた
補佐役は今でこそ落ち着いてるが、冒険者として最盛期の頃は、血の気が多くて喧嘩もしょっちゅうだったらしい
そんな補佐役と、生意気盛りの出来たてホヤホヤパーティのメンバーが話し合いなんて到底無理なはなしだったわけだ
これを見越して、ギルマスは俺と同期を出席させたわけだ
最初は、それこそさっき書いたように、雑用係とパーティの喧嘩を止めるためだと思ってた
でも違った
そして、そのことに気づいた時には、もう、なにもかもが遅かった
25:名無しの冒険者
゜+。:.゜おぉ(*゜O゜ *)ぉぉ゜.:。+゜
26:名無しの冒険者
くるか?
流血沙汰くるか??
+(0゜・ω・) + wktk!!
27:名無しの冒険者
+ +
∧_∧ ∩ +
(0゜´∀`)彡 wktk!wktk!
(0゜∪⊂彡 +
と__)__) +
28:イッチ
新人「は?なんで補佐役が口開いてんですか?
つーか、何キレてんの??
いま、あんたに話しかけてないんすけど??」
補佐役「……は?!お前ここに何しに来てんだ??話し合いだろ??
それをなに?喧嘩売ってんのお前?
報告書ですら嘘、偽造呼ばわりとか、思っても普通いわねーんだよ」
29:名無しの冒険者
せやな
30:名無しの冒険者
普通、もっとオブラートに包むよな
(*´・ω・)(・ω・`*)ナ-
31:イッチ
補佐役「というか、お前みたいなガキがいると話になんねー。
新人はもう今日帰れ」
俺(うわぁ、キレてる)
同期(めっちゃ、キレてる)
俺と同期の視線が、補佐役に向いた時だった
(_・ω・)_バァン…って、机を叩く音が聞こえた
音のした方を見ると、新人が立ち上がってた
そんで、補佐役を睨みつけてた
かと思ったら
新人「だれが、ガキだこらぁぁあ!!??」
なんて叫んで、補佐役に飛びかかった
でも、それを取り押さえる人物がいた
雑用係さんだった
雑用係「お前、なにする気じゃこらぁぁああ!!??」
二人が取っ組み合いを始めたために
俺と同期が慌てて、その二人を止めようと割って入る
俺「ちょちょちょ、落ち着いてください!落ち着いてください!」
同期「新人も落ち着けって!!」
俺と同期は、なんとか二人をひっぺがした
俺は雑用係さんを、同期は新人を宥めようとする
でも、今度は、
新人「あ?!離せよ!氏ね!!氏ね!!」
新人がそんな事を言って、同期を押し倒し、マウントポジションを取って同期の顔を殴り始めた
と、それを見て雑用係さんが新人に飛びかかろうとした
たぶん、同期を助けようとしたんだと思う
雑用係さん、大声は出したものの冷静ではあったから
俺を振り切って、雑用係さんが新人に近づこうとした時、パーティリーダーと副リーダーが立ちはだかった
32:名無しの冒険者
新人www
33:名無しの冒険者
( ´゜д゜`)アチャー
34:名無しの冒険者
新人終わったな
社会的に……
35:イッチ
パーティリーダーと副リーダーは、口々に、
パーティリーダー「あんたがさっさとやめればよかったんだろ」
副リーダー「そうそう、なにもできない癖して偉そうにしやがって。俺たちのパーティのお荷物ってこと自覚しろや」
なんて言って、雑用係さんを煽る煽る
36:名無しの冒険者
神官が空気
37:名無しの冒険者
神官の様子はどうだったんだ??
38:名無しの冒険者
神官「このまま空気になって、同士討ちを狙う、そしてパーティは俺のものだ」
39:名無しの冒険者
>>38
くっそwww
40:イッチ
そんなパーティリーダーと副リーダーへ飛びかかる者がいた
そう、この人
補佐役「ふざけんなこらぁぁあ!!??」
41:名無しの冒険者
補佐役www
42:名無しの冒険者
補佐役ぅうう!!?
43:名無しの冒険者
補佐役ェwww
44:イッチ
補佐役は、まず副リーダーに蹴りを入れて床に転がし、続いてパーティリーダーに飛びかかって、殴った
パーティリーダーもこれに応戦
たったままの殴り合いに発展する
やや補佐役が有利に見えた
この時、俺は補佐役を止めようと動いた
俺「落ち着いてください!落ち着いてください」
これに雑用係さんが参戦してくれた
雑用係「シャレになりません、落ち着いてください!」
俺と雑用係さんとで、補佐役を取り押さえる
45:名無しの冒険者
体張って、止めようとした雑用係さんの行動が水の泡だな
46:名無しの冒険者
雑用係と新人、取っ組みあってはいるものの、殴り合いにまではなってないんだよなぁ
47:イッチ
俺と雑用係さんが補佐役を取り押さえ、宥めようとしているところに忍び寄る影が!
そう、それはこの人!!
神官「お前がギルドから消えろ」(ぼそっ)
なんつって、補佐役の足を蹴った
48:名無しの冒険者
神官ンンン!?
49:名無しの冒険者
神官ェwww
50:名無しの冒険者
神官、結構小物っぽい
51:名無しの冒険者
神官の小物感がwww
52:名無しの冒険者
なんだ、神官いたのか
53:名無しの冒険者
わちゃわちゃし過ぎてる
誰か分かりやすくして
54:まとめ班
おまかせを!!
同期VS新人
雑用係対パーティリーダー&副リーダー
↓
補佐役VSパーティリーダー&副リーダー
↓
これを何とかしようと、イッチと雑用係が補佐役を宥めようとする
ここに、神官参戦!!
55:イッチ
痛みで蹲る補佐役!
神官が補佐役を蹴ったことに気づいた雑用係さん!!
しかし、雑用係さんが動くよりはやく、回復魔法を使って復活した補佐役が、神官を殴り飛ばした!!
ここに戦いのゴングが鳴り響いた
殴り飛ばされた神官は、床を転がりつつもすぐ立ち上がった
その顔からは、血が流れてた
よく見ると鼻血だった
どうやら、補佐役の拳が鼻にクリティカルヒットしたみたいだった
でも、回復させる間を与えずに補佐役が神官に飛び蹴りした
動かない神官、
俺「おい!神官!!神官?!」
呼びかけるも返事がない、ただの屍のようだ
56:名無しの冒険者
一名脱落
57:イッチ
と、今度はその補佐役になにやら叫び声をあげて飛びかかる、パーティリーダー!!
雑用係「おい!やめろ!!」
そんなパーティリーダーを止めようと割って入る、雑用係さん!
でも、そんな雑用係さんに補佐役が静かに、
補佐役「どいてろ」
って言って、突き飛ばした
瞬間、補佐役の顔にパーティリーダーの拳が叩き込まれる!!
が、補佐役は倒れなかった
逆に、パーティリーダーの拳、いや、腕を掴んだかと思うと、真逆の方に折り曲げた
ポキっと音がしたよ
58:名無しの冒険者
いやぁぁああ!?!?
59:名無しの冒険者
痛い痛い痛い(´;ω;`)
60:イッチ
>>58 >>59
うん、ほぼ同じ反応してたよパーティリーダー
腕の骨を折られたパーティリーダーは、そのまま床に転がった
暫く痛みでのたうち回ったあと、動かなくなった
俺「パーティリーダー!?おい!パーティリーダーー!?」
駆け寄り、声をかけるも返事がない、ただの屍のようだ
61:名無しの冒険者
二人目脱落www
62:名無しの冒険者
補佐役TUEEEE!!??
63:イッチ
とにかく、俺は負傷して動かない二人を安全っぽい部屋の隅に移動させた
目を離したのは一瞬だった
本当に一瞬だった
その間になにがどうしてそうなったのか
ふと部屋の中心を見ると、同期が副リーダーにマウントとって殴ってた
同期「殺す!!ぜってぇ、ブッコロ!!」
64:名無しの冒険者
同期!!
新人はどうした??
65:名無しの冒険者
あれ?
新人は??
66:イッチ
新人は果敢にも、補佐役に殴りかかろうとしてた
でも補佐役は、そんな新人の腕を掴んだかと思うと思いっきり新人の体ごと振り上げて、床に叩きつけた
床が凹んだ
新人、盛大に血を吐いて動かなくなる
67:名無しの冒険者
三名脱落www
68:イッチ
そんな新人に目もくれず、補佐役は今度は同期たちの方へ
俺は新人を回収するため、彼に近づいて声をかける
俺「おい?!新人、大丈夫か?!」
新人「いでぇよぉおおお!!」
意外にも返事があった
ちっ、死んでなかった、と思ったのは内緒だ
69:名無しの冒険者
新人、生きてたんか
70:名無しの冒険者
でも、血吐いたんだろ
大丈夫、じゃないよな絶対
71:名無しの冒険者
でも、神官やパーティリーダーよりは頑丈っぽいな
72:名無しの冒険者
おいおいおい、なんなんだよ
補佐役も同期も、ヤベェよ
冒険者ランクどうなってんだ??
73:イッチ
あ、スペックで書いてなかった(´>∀<`)ゝ
俺&同期:Sランク
補佐役:SSランク
雑用係:SSSランク
パーティリーダー:A
副リーダー:A
神官:B+
新人:A+
74:名無しの冒険者
オーバーキルwww
あきらかなランクによるオーバーキルwww
75:名無しの冒険者
パーティの連中、SSSランクの人追放しようとしてたんか
76:名無しの冒険者
パーティ連中って
もしかしてバカ??
77:名無しの冒険者
>>76
もしかしなくても、バカ
78:名無しの冒険者
こりゃ、冒険者ギルドが雑用係さん手放さないわ
79:イッチ
そうこうしてるうちに、同期が副リーダーから離れる
副リーダーは、動く気配がない
ただの屍のようだ
80:名無しの冒険者
>>79
>ただの屍のようだ
イッチwwwお前wwwこれが言いたいだけだろwww
81:名無しの冒険者
あ、でもこれでとりま喧嘩終わる感じ?
82:イッチ
まぁ、普通はそう思うよな
この時、補佐役と同期は頭に血が登りすぎててな、バーサーカー状態だったんだ
つまり、今度は補佐役VS同期の最終決戦にもつれ込んだ
83:名無しの冒険者
なんでだよっ!!
ダンッ∑llo(T□T)
84:名無しの冒険者
なんのために、争いはあるのか
なぜ、人は争うのか??(真理)
85:名無しの冒険者
なんのために戦ってるのか理解できない
86:イッチ
同期と補佐役が拳を振るい、お互いの顔をボコボコにしていく
その間に、新人含めた雑用係さん追放派の容態が悪化する
こりゃ早く回復術士に見せた方がいい
そう考えて、あとこの喧嘩を唯一止められそうなギルマスを呼びに行こうと、俺は扉へ走った
ドアノブへ手を伸ばす
でも、ドアノブは俺が触れるよりはやく勝手にまわった
そして、現れたのはこの人だった
俺「え、雑用係さん?!」
驚く俺を押しのけて、雑用係さんを先頭にギルマスや腕に覚えのある高ランク冒険者が部屋になだれ込んできた!!
どうやら、事態の収集を図るべく会議室の外へといつの間にか避難し、ギルマスや他の冒険者達に助けを求めたらしい
高ランク冒険者A「おらおらおら!!やめろー!!」
高ランク冒険者B「やめろ!!やめるんだ!!」
高ランク冒険者C「うらぁぁあ!!!喧嘩なら負けねーぞこらぁぁあ!!??」
87:名無しの冒険者
あえて伏せてるっぽいけど、聞いていい??
この血気盛んな、なだれ込んできた高ランク冒険者たちの、ランクkwsk
88:イッチ
>>87
高ランク冒険者A、B、C、全員雑用係さんの同期
全員、ランクはSSS
ギルマスに至ってはSSSSSランク
89:名無しの冒険者
ギルマスのランクヤベェ
((((;゜Д゜))))ガクガクブルブル
90:名無しの冒険者
こんな高ランク冒険者抱えてるギルド、特定余裕だな
91:イッチ
一応書いとくと、フェイク入れてるぞ
92:イッチ
ギルマスのランクは本当だけど
93:名無しの冒険者
そこは本当なんかいwww
94:イッチ
まぁ、そんなこんなで補佐役と同期のぶつかり合いは阻止された
ただ、あちこちめちゃくちゃになって、会議室は地獄絵図だった
救急車は来るは、役人は来るわ、もう大変で
95:名無しの冒険者
ちょっとした傷害事件だもんな、これ
96:イッチ
っていうのが、ほんの三十分前のことだ
これから、ギルマスに色々説明せな
97:名無しの冒険者
すげぇな、被害者が雑用係さんを追放したい派しかいねぇwww
98:名無しの冒険者
しかも、雑用係さん一切手を出してねぇんだよな、これ
あ、取っ組みあってたか
99:イッチ
あ、呼ばれた
ちょい説明してくる
100:名無しの冒険者
おぅ、(*・ω・)/''' イテラー♪
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