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(6)わたしルルカです!
混乱!
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その時大きな地震が起きたことで理由は分からないけど私を縛っていたものが解除されてしまった。もしかすると、制御システムにトラブルでも? わたしって大丈夫なの?
それは第五資材倉庫部の面々も同じようだった。上からの指示が来なくなったのだ。なぜかオフライン状態になっているようだ。
「班長? どうします? かえっていいですか? 家が心配だし」
作業員たちはざわついていた。個別には会社から安否確認のメールが来たので送り返したが、肝心のこっちの方は何もなかった。内線電話もイントラネットもダウンしたため、問い合わせも来なかった。第五資材倉庫部があるのは敷地でも外れで、本体から遠く離れたところにあった。他の部署は自分のところが忙しくて対処を忘れている様だった。それで、班長は仕方ないので自転車に乗って本部に向かった。
「すまないが、ちょっと待っていてくれ! でもな、帰りたいのは帰ってもいいぞ! 非常事態のようだし。東京の方は結構やばいようだし」
それを聞いて作業員たちは帰宅することになったが、その時いたメンバーのうち何人かは二度とここには出勤することはなかった。
「じゃあ。47号ちゃん、お先に!」
そういって作業員たちは次々とかえって行ってしまい、残されたのは47号ことルルカだった。そのとき、こんなことを想っていた。リミッターが解除されたということは自立した行動ができるのよね。その時だった、班長が帰ってきた。
それは第五資材倉庫部の面々も同じようだった。上からの指示が来なくなったのだ。なぜかオフライン状態になっているようだ。
「班長? どうします? かえっていいですか? 家が心配だし」
作業員たちはざわついていた。個別には会社から安否確認のメールが来たので送り返したが、肝心のこっちの方は何もなかった。内線電話もイントラネットもダウンしたため、問い合わせも来なかった。第五資材倉庫部があるのは敷地でも外れで、本体から遠く離れたところにあった。他の部署は自分のところが忙しくて対処を忘れている様だった。それで、班長は仕方ないので自転車に乗って本部に向かった。
「すまないが、ちょっと待っていてくれ! でもな、帰りたいのは帰ってもいいぞ! 非常事態のようだし。東京の方は結構やばいようだし」
それを聞いて作業員たちは帰宅することになったが、その時いたメンバーのうち何人かは二度とここには出勤することはなかった。
「じゃあ。47号ちゃん、お先に!」
そういって作業員たちは次々とかえって行ってしまい、残されたのは47号ことルルカだった。そのとき、こんなことを想っていた。リミッターが解除されたということは自立した行動ができるのよね。その時だった、班長が帰ってきた。
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