作業ロボにされたわたし

ジャン・幸田

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(3)機ぐるみ着せられた!

マリア式になるためには

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 わたしの目の前にある機ぐるみはそれなりに格好いいものだった。「カザマツ・ファクトリー」のセンスの良さが伺える素晴らしいものだった。機械にありがちの直線的なフォルムではなく、流線的で滑らかな曲線が生物的なものを感じさせてくれるし、なによりも女性らしい・・・まてよ、これって私のボディラインに近いじゃないのよ!

 「47号ちゃん、あなたの内臓に合わせて外骨格を調整してもらったから。もっとも胸はまだ発達途中だから大きめになるようにしたわよ。これからあなたをあそこに入れてあげるわ。でも、そのまえにこれを装着しなくちゃね」

 あのエロブリキ女のマリアンはそういうと、わたしの目の前に金属製のビキニのようなものを持ってきた。

 「これはね、メタルインナーショーツといって、生体と外骨格を接合させるものよ。全身の機械細胞に置き換わっていない女性が着用するもので、体内の排泄器官や生殖器官に挿入して排泄物や分泌液を外骨格の外に出すものなのよ。
 まあ、排泄物といっても食事は流動食だから、生体組織の老廃物しか出ないけどね。もっとも、全身が機械細胞に置き換わったら必要ないけどね、この私のように」

 そういうとマリアンは自分の機械化された下腹部を私の顔に押し付けてきた。いったいどこまで変態なんか、このエロロボは! でも、その感触は固いのにほのかに熱を帯びていて、なんだかお母さんのぬくもりみたい・・・って、わたしもおかしくなっているんじゃないのよ!

 わたしは裸の、すべての毛を剃られてしまったマネキンのような姿になっていた。これからわたしは、マリアンが持っているものをわたしにはかせる準備をしていた。

 「このメタルインナーショーツはねえ、性欲処理機能もついているのよ。あなたのアソコにプローブを入れるじゃないの。そうするとエッチな気分になったときに処理してくれるのよ。その時の気持ちよさは生身の女性だった時よりも何倍も気持ちいいわよ」

 そういって、マリアンはわたしにメタルインナーショーツを履かせた。すると、わたしの穴という穴に何かが侵入しはじめて、わたしは淫らな声を出してしまった。しかもわたしの身体の奥深くに様々なものが侵入しはじめた。

 「なによこれ? わたしのお腹をどうするつもりなの」

 「それはねえ、マリア式になるには必要な関門なのよ。これから機械に浸食される感覚に我慢してもらうけど、これが終われば、あなたも機械の身体になる第一歩だよ。そうねえお赤飯を炊いてあげないといけないわね。機械の娘になるんだからね」

 「ふざけないでしょ! わたしそんな身体になんか・・・」

 そう言いかけたけど、その時またもわたしの下半身がかき回される快感にまたも淫らな声を上げてしまった。わたしは自分の腰を見ると完全に金属のパンツに覆われてしまっていた。さきほどまでの女性自身は機械娘のものに置き換わってしまっていた・・・
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