11 / 22
朝起きたら・・・
(10)女戦士アシャンの秘密・4
しおりを挟む
甲冑のような下着の上下をつけられたアシャンの目が開こうとしていた。普通こんなシチュエーションだったら女の子はどんな反応を示すのだろうか? こんなことを考えてしまった。目覚めた途端怒り出すとか淫乱になるのか、そのいづれでもないだろうけど。
目を開けた途端、アシャンは自分のハダカを見られた事で逆上するのは予想できることだった。自分だって突然そうなったら怒るだろうからだ。そしてもう一つ淫乱になるというのは、ヨニムがいったエッチな事をしてくれるかもしれないという事だった。でも、会って間もない相手にいきなりエッチしてといって交渉して応じる女の子はいるのだろうか?
そう、「僕」は童貞、そのあたりの事情は知らないけど、異世界の女の子はそんなに性に対してオープンなのか、それともこの世界も同じというのだろうか? まあ、この世界でもどんなものか理解できないけどセフレなんてものかあるんだから。そう、セフレを作るには出会い系サイトで・・・といった事を聞いたことは何度もあるけど、出会い系サイトに手を染める度胸もないし、ましてやラブホ(いった事なんかないけど)に行くお金もないから、異世界の話のように考えていた。
おっと、妄想で話が脱線してしまった。アシャンの身体はモデルのように美しいプロポーションをしている反面、鍛えられた筋肉であるが、肌は美しく魅惑な誘いをしているように見えた。何をやるかは本能が赴くまますればいいと思った。もっとも、やってみたらアシャンに未熟者といわれそうだったが。
そして、ようやくアシャンはゆっくり目を覚ましこんな言葉を発した。彼女の唇も紅をさしたような色をしており、素敵だと感じている自分がいた。その声は想像以上に可愛い声だった。
「うーん、よく眠れたわ・・・こんなに気持ち良かったのは久し振りよねえ・・・ヨニムはどこ?」
そういって目をこするとようやく「僕」の存在とこの部屋を認識してくれた。その反応は果たして・・・
「ヨニム、この男の人は誰なの? あなたが何もしていないから大丈夫な存在なんだろうけど・・・それにしても、この部屋いっちゃ悪いけど・・・表現しにくいなあ。それにしてもあなたは誰? この世界の勇者なの?」
そういいながらアシャンは横に置いていた真っ赤なドレスの袖を通し始めた。その行動は少し残念にも思えたけど、何故かハダカを見た事については不問にしていた。
「はじめましてアシャンさん! 僕は鈴原啓次郎といいます。あなたは女戦士ということですが、これから何されますか? 何か協力してくれませんか?」
そう語りかけたけど、アシャンはこう言った。
「協力? やってくれる? でも報酬はないわよ、いいのそれで? 報酬ではないけど協力してくれないかな? 私の身体に破魔の力を込めるのを」
それって、まさか?
目を開けた途端、アシャンは自分のハダカを見られた事で逆上するのは予想できることだった。自分だって突然そうなったら怒るだろうからだ。そしてもう一つ淫乱になるというのは、ヨニムがいったエッチな事をしてくれるかもしれないという事だった。でも、会って間もない相手にいきなりエッチしてといって交渉して応じる女の子はいるのだろうか?
そう、「僕」は童貞、そのあたりの事情は知らないけど、異世界の女の子はそんなに性に対してオープンなのか、それともこの世界も同じというのだろうか? まあ、この世界でもどんなものか理解できないけどセフレなんてものかあるんだから。そう、セフレを作るには出会い系サイトで・・・といった事を聞いたことは何度もあるけど、出会い系サイトに手を染める度胸もないし、ましてやラブホ(いった事なんかないけど)に行くお金もないから、異世界の話のように考えていた。
おっと、妄想で話が脱線してしまった。アシャンの身体はモデルのように美しいプロポーションをしている反面、鍛えられた筋肉であるが、肌は美しく魅惑な誘いをしているように見えた。何をやるかは本能が赴くまますればいいと思った。もっとも、やってみたらアシャンに未熟者といわれそうだったが。
そして、ようやくアシャンはゆっくり目を覚ましこんな言葉を発した。彼女の唇も紅をさしたような色をしており、素敵だと感じている自分がいた。その声は想像以上に可愛い声だった。
「うーん、よく眠れたわ・・・こんなに気持ち良かったのは久し振りよねえ・・・ヨニムはどこ?」
そういって目をこするとようやく「僕」の存在とこの部屋を認識してくれた。その反応は果たして・・・
「ヨニム、この男の人は誰なの? あなたが何もしていないから大丈夫な存在なんだろうけど・・・それにしても、この部屋いっちゃ悪いけど・・・表現しにくいなあ。それにしてもあなたは誰? この世界の勇者なの?」
そういいながらアシャンは横に置いていた真っ赤なドレスの袖を通し始めた。その行動は少し残念にも思えたけど、何故かハダカを見た事については不問にしていた。
「はじめましてアシャンさん! 僕は鈴原啓次郎といいます。あなたは女戦士ということですが、これから何されますか? 何か協力してくれませんか?」
そう語りかけたけど、アシャンはこう言った。
「協力? やってくれる? でも報酬はないわよ、いいのそれで? 報酬ではないけど協力してくれないかな? 私の身体に破魔の力を込めるのを」
それって、まさか?
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
17
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる