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朝起きたら・・・

(09)女戦士アシャンの秘密・3

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 その首飾りは、もしファンタジー作品の中だったら、なにか重要なアイテムである! ということになるだろうけど、どうもアシャンの私物のようだった。宝石はともかくチェーンのところは極ありふれたデザインのように思えた。

  「ヨニムさん。これを持てばいいのですか?」

  そういって「僕」は首飾りをもった。その宝石は紺碧の深い海のような色をしていた。また宝石の周囲には不思議な文様にも見える文字のようなモノがびっしりと書き込まれているようだった。

  「ああ! そうだ、お前って姉弟がいるのか?」

  「はい、兄と妹がいますが」

  「そうか、ではお前の父か母は何人兄弟か?」

  なんでそんなことを聞くんだろうかと思ったけど、こういってみた。

  「母は二人兄弟ですが、父はなんでも十人兄妹だったようです。なんでもおじいが絶倫男であちらこちらの女と関係を持ったということで・・・」

  それを言ったとき、変な事に気付いた。そんな絶倫男の遺伝子は自分には受けづかれていないのは何故かと。そういえば、おばあさんはおじいさんのせいで散々苦労したと言っていた。なんでも、最期はよその女の人の部屋で腹上死したといっていた。それって、やっぱ絶倫だったという証拠なんだろうな、そう思いながら首飾りを持った途端、宝石が七色に光り始めた。それを見たヨニムはすごくにやけた表情になった。

  「そこの、ケイジとやら。お前、一体この世界でどんな事をしているんか?」

  「はい・・・無職ですがいまは」

  「む、無職! そういうことは・・・お前なんら気が付いていないな」

  「気づいていない、なにを?」

  「それはなあ・・・説明するのがめんどくせえから。またにしよう。取りあえずアシャンの胸にも衣装を着けてくれ!」

  そういわれアシャンを見ると、先ほどパンツのような甲冑が完全に股間と一体化していた。ただ股間の部分は割れ目のようなモノが見えた。それはエッチな画像で女の子の股間に見える筋のようにもみえた。それって・・・

 「おい! アシャンに相手をしてもらいたいんなら、直接彼女に交渉しろ!」

  「相手って・・・なんの?」

  「決まっているんだろ! 契りさ! チ・ギ・リ!」

  契りって、まさかアシャンが「僕」とエッチするということなのか? なんでそんなことをヨニムがいうのか分からなかった。さっきまでは童貞だからと少しバカにしたような言い方をしていたというのになぜなんだ?

  「それって、僕に資格があるということ?」

  「そういうことだよ! その資格というのはなにかは分かってくるはずだから・・・とにかく話が長くなるからな」

  そういいながら「僕」は彼女の豊満な胸にプロテクターのようにも見えるブラジャーのような甲冑をはめていたけど、彼女の乳首がなんとなく色っぽく見えたので、なぜかしゃぶりたくなってしまった。これって赤ちゃんかえりしたというんだろうか? それにしても彼女の乳房を・・・自分がなすがままにしてみたいと思い始めていたけど、とりあえず甲冑をはめる事にした。

  アシャンの胸に装着された甲冑はみるみるうちに、彼女の豊穣な胸をカバーすると自重によってたるんでいた胸を美しいドーム型へと整えていた。そしてアシャンの目が覚める時が来た。アシャンはいったいどんな女の子なんだろうか? 期待と不安が入り混じっていた。 
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