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迷宮魔道な場所へ
90・怒る愛莉!(2)
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はっとなった愛莉は目線を下げると、スカートがめくれ、パンツが露わになった下腹部が淳司のアソコの上に乗り上げていた。その感覚ってもしかして? その答えが分かった時、愛莉の顔は真っ赤になった! そして淳司の顔をビンタし始めた!
「なによ! わたしってまだ男の人とそんなことなんかやったことないのよ! ないのに機械の身体にされてしまったというのに、なんでモッコリしているのよ! エッチ! ヘンタイ! やめてよ!」
愛莉は自分で何を言っているのかわからなかったが、どうも愛莉の生身の性的感覚が蘇ったのが気に入らない様子だった。
「ちょっとまて! おちつけ! ここは仮想現実だからな・・・」
淳司のことばに愛莉ははっとした。そうだ、現実ではないのだ。今の自分は生身の肉体を失った状態なんだ、でも手に感じるものは改造される前のものと一緒だ。だから飲み込むことが出来ない生身と思われる触感が別のモノに本能的に触れていた。
「仮想現実だから?」
愛莉は目の前にあった淳司の胸を触った。その時、仮想現実ではあるが、これが男の身体なんだと感じる冷静な自分がいる事に気付いていた。淳司の胸板にある乳首は女のそれとは違ったものだと感じてしまった。
「そのまま・・・やってもいいんだよ、よかったら?」
その時の淳司の顔はなんとなくイヤラシイ感情があるように思えた。
「ちょっとまてい! えっち!」
愛莉は淳司が何を言おうとしているのか想像しただけで汚らわしいと思った。大人の女性になる前に機械の女になっても人間として生々しいものは残っていたのを感じていた。その後も淳司を痛めつけていたが、しばらくすると急に体が動かなくなった。
「何をしたのよ、淳司!」
「いい加減にしてもらいたくなったから、この辺りで。それにしても愛梨ちゃんの高校時代の性格と乖離しているんじゃねえの? 今の方が本当なのか?」
動けなくなった愛莉は、淳司に対する暴力行為にはっとした。もしかして、今のは私の隠れていたもう一人の自分なのか?
「そうねえ、分からないわ。でも全身拘束刑を受けてから自分の存在が曖昧なのよね。なんか都合よく管理できるようにされてってね。でも、この自我って都合よく変えられるし消去も出来るのようね?」
そういって愛梨は今の自分はデータだけの存在と思い知らされた。淳司を痛めつけている行為も性的に恥ずかしいと思う感情も全ては電脳化されたデバイスが生じているモノだという事に。
「なによ! わたしってまだ男の人とそんなことなんかやったことないのよ! ないのに機械の身体にされてしまったというのに、なんでモッコリしているのよ! エッチ! ヘンタイ! やめてよ!」
愛莉は自分で何を言っているのかわからなかったが、どうも愛莉の生身の性的感覚が蘇ったのが気に入らない様子だった。
「ちょっとまて! おちつけ! ここは仮想現実だからな・・・」
淳司のことばに愛莉ははっとした。そうだ、現実ではないのだ。今の自分は生身の肉体を失った状態なんだ、でも手に感じるものは改造される前のものと一緒だ。だから飲み込むことが出来ない生身と思われる触感が別のモノに本能的に触れていた。
「仮想現実だから?」
愛莉は目の前にあった淳司の胸を触った。その時、仮想現実ではあるが、これが男の身体なんだと感じる冷静な自分がいる事に気付いていた。淳司の胸板にある乳首は女のそれとは違ったものだと感じてしまった。
「そのまま・・・やってもいいんだよ、よかったら?」
その時の淳司の顔はなんとなくイヤラシイ感情があるように思えた。
「ちょっとまてい! えっち!」
愛莉は淳司が何を言おうとしているのか想像しただけで汚らわしいと思った。大人の女性になる前に機械の女になっても人間として生々しいものは残っていたのを感じていた。その後も淳司を痛めつけていたが、しばらくすると急に体が動かなくなった。
「何をしたのよ、淳司!」
「いい加減にしてもらいたくなったから、この辺りで。それにしても愛梨ちゃんの高校時代の性格と乖離しているんじゃねえの? 今の方が本当なのか?」
動けなくなった愛莉は、淳司に対する暴力行為にはっとした。もしかして、今のは私の隠れていたもう一人の自分なのか?
「そうねえ、分からないわ。でも全身拘束刑を受けてから自分の存在が曖昧なのよね。なんか都合よく管理できるようにされてってね。でも、この自我って都合よく変えられるし消去も出来るのようね?」
そういって愛梨は今の自分はデータだけの存在と思い知らされた。淳司を痛めつけている行為も性的に恥ずかしいと思う感情も全ては電脳化されたデバイスが生じているモノだという事に。
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