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(5)ロボ娘の教習
102.美咲ロボ娘になる(1)
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美咲は色気もなく男のようであったが、ロボット娘にされると、ボディラインが強調された外骨格のせいか女らしく見えるようになっていた。しかもボディカラーは赤が基調でありはた目から見ても女性型であった。
「いやあ! なんなのよ! こんな姿にするだなんて聞いていないわよ! どうして、そこの鈴木君と金城さんの後を付けただけで改造されないといけないのよ!」
彼女は人工音声装置で叫んでいた。美咲本来の声は液体呼吸システムを挿入されてしまい使用不能なので、インターフェイスが読み取った彼女のセリフを自動的に発声していた。
「里中美咲さん! 諦めなさい! あなたは選ばれていたのですよ被験者に。クラスの女の子全員が順次改造されるのですから、少々順番が早くなっただけなのよ!」
綾先生が美咲の前にあらわれた。その時、なぜかビキニ水着を着ていたが、その姿は仰天ものだった。彼女の手と顔以外は全て機械だったからだ!
「せ、先生、その身体は?」
その場にいた三人の生徒は驚いたが、なんとなく気付いた。彼女も機械化人なんだと。
「わたしの身体は義体なのよ半分は。航空事故で身体の損傷が激しかったので、この姿にされたのよ。おかげで子供を産めない身体になったけど、いまは幸せよ。あなたたちを仲間にできるのだから!」
綾先生は微笑みを浮かべていったが、その言葉に三人とも冷たい何かを感じていた。
「いやあ! なんなのよ! こんな姿にするだなんて聞いていないわよ! どうして、そこの鈴木君と金城さんの後を付けただけで改造されないといけないのよ!」
彼女は人工音声装置で叫んでいた。美咲本来の声は液体呼吸システムを挿入されてしまい使用不能なので、インターフェイスが読み取った彼女のセリフを自動的に発声していた。
「里中美咲さん! 諦めなさい! あなたは選ばれていたのですよ被験者に。クラスの女の子全員が順次改造されるのですから、少々順番が早くなっただけなのよ!」
綾先生が美咲の前にあらわれた。その時、なぜかビキニ水着を着ていたが、その姿は仰天ものだった。彼女の手と顔以外は全て機械だったからだ!
「せ、先生、その身体は?」
その場にいた三人の生徒は驚いたが、なんとなく気付いた。彼女も機械化人なんだと。
「わたしの身体は義体なのよ半分は。航空事故で身体の損傷が激しかったので、この姿にされたのよ。おかげで子供を産めない身体になったけど、いまは幸せよ。あなたたちを仲間にできるのだから!」
綾先生は微笑みを浮かべていったが、その言葉に三人とも冷たい何かを感じていた。
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