ロボ娘（機ぐるみ）にされたおんなのこ！

（3）恵理改造！

63.体内処理（２）

　「先生、どうしてこのような事をするのですか？　いったい何が目的なのですか？」

　私は初歩的な質問をした。女の子を強引に機ぐるみを着せてロボット娘にするなんて、正気ではないし何の得があるというのかである。それに金だって誰が出しているというのだろうか？　疑問ばかりだ！


　「それはね、あなたはプロトタイプに選ばれたからよ。いまは国家的プロジェクト遂行をしているのよ、協力してね」


　嗚呼、意味が分からない。答えになっていないと嘆くしかなかったけど、綾先生は私の改造スタートの研究員七号に指示をだした。どうも綾先生の方が偉いようだった。

　「それじゃあ七号、始めますか！　人間の理恵ちゃんさようならね！」

　勝手に人間にサヨウナラなんていわないで！　そう叫ぼうとしたら私の両手足首と頭が拘束具で固定され機械子宮の向きが変わり私の身体は直立姿勢となった。

　「！！！！！」

　「まずはね、一気にしますか体内処理を！　それじゃあ理恵さん我慢してね！」

　研究員七号の声が聞こえると私の口と下腹部、肛門に何かが突っ込まれる感覚があった。そして眼窩になにかが入り込んできた。そして口と下の穴から私の体内に何か得体のしれないのが進入していった。なんなのよ！