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(3)恵理改造!
52.素体処理(2)
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驚いた私は起き上がろうとしたけど、閉じ込められている空間は棺桶のような大きさしかないのか、すぐに天井に頭をぶつけた。ぶつけたといってもラバーのような柔らかな感触であったけど、真っ白な閉鎖空間というのは気持ち悪かった。動揺していると頭の中で声が聞こえてきた。相手はインターフェイス・システムを介して私とコンタクトを取ろうとしていた。
「おめざめですか恵理さん? はじめまして私は研究員七号といいます。これからあなたの措置を担当させていただきます」
その声は女性だったけど、研究員七号ってどういう意味なんだ?
「あんた、何者なんだよ! あたいをここから出しやがれ!」
私は不良のような毒付いた声色で言い返したつもりだったが、スッポンポン状態では気後れしてしまいそうだった。
「あなたが、そこから出る時は機ぐるみを装着させていただきます。そのまえに、どうしてあなたがそんな状態なのかについて説明します。その前にあなたの頭を触ってみてください」
研究員七号に促されるまま、頭を撫でてみると・・・私の髪の毛は一本も残っていなかった!
「なんでえ? あたいの頭が尼さんみたいになっている! なんでなのよ!」
とにかく私は激しく動揺した! はげになっていた。
「おめざめですか恵理さん? はじめまして私は研究員七号といいます。これからあなたの措置を担当させていただきます」
その声は女性だったけど、研究員七号ってどういう意味なんだ?
「あんた、何者なんだよ! あたいをここから出しやがれ!」
私は不良のような毒付いた声色で言い返したつもりだったが、スッポンポン状態では気後れしてしまいそうだった。
「あなたが、そこから出る時は機ぐるみを装着させていただきます。そのまえに、どうしてあなたがそんな状態なのかについて説明します。その前にあなたの頭を触ってみてください」
研究員七号に促されるまま、頭を撫でてみると・・・私の髪の毛は一本も残っていなかった!
「なんでえ? あたいの頭が尼さんみたいになっている! なんでなのよ!」
とにかく私は激しく動揺した! はげになっていた。
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