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1.出会いそして
04.告白.1
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彰は隠していたものを暴かれ動揺しているのが表情にあらわれていた。もっとも、後で彰がいうにはいつかは私に言うつもりだったという、自分の性癖であるフェチがあることを・・・
「その布はねえ・・・君知らないかな? 全身タイツというのを?」
全身タイツ? わたしの頭の中にはある場面が蘇っていた。たしかなんかの深夜番組で、世の中の変な人や物を紹介する番組があって、そのなかで全身タイツというものが紹介されたことがあったような記憶が蘇ってきた。それって確か・・・
「なんか聞いたことがあるわよ。たしかMCが絶賛していたような・・・あと、テレビの仮装大賞で似たようなものよ着ている人をみたことあるけど・・・」
とにかく私は記憶の海から全身タイツの事を取り出そうと必死だった。その日まではっきりいって興味などなかったからだ、その衣装については。ましては、それを着てなにかを楽しむなんて想像すらできなかった。
「そうだよねえ。これからする話を聞いてくれない? もし、聞いて僕の事が嫌いになったときは・・・」
彰の言葉に私はギョッとした! こういった話になったとき大抵の男はトンデモない事をいいだすような気がしたのだ。私は彰がまともに付き合った初めての男なので、どういうふうに付き合ったらいいのか手探りだったけど、なんとなく想像は出来た。まともな話ではないんだと。
「ええ、いいわよ。それにしてもこの全身タイツって・・・何するためにここに置いてあったの? 見たところ・・・忘年会の余興にでも使うの?」
わたしはふとこんなことを言った。このように顔が見えない衣装ですることといえば、宴会芸ではないかと思ったからだ。もっとも漫画なんかで酒の席で受けを狙って芸をするなんて話を読んだことがあるけど、わたしはそんな忘年会のような飲み会に行ったことないので、うまく想像できなかったのだ。
「そういった使い方もあるけど・・・ちょっとこの映像をみてくれないか?」
そういって彰は書斎から一枚のディスクを持ってきてソファーの前に置かれた大型液晶テレビに映し出した。この時には私の酔いは相当覚めていた。これから知らされることに備えないといけないという本能が働いたのかもしれない。可能な限りシラフにならないといけないというような。
映し出されたのは何かの番組のようだった。そこには若い女、たぶん大学生のようだったけどなぜか顔をはっきりと写していなかった。ただ痩せ型でなんとなく私に似たような体形だった。すると、次の瞬間驚くような場面に切り替わったのだ!
「その布はねえ・・・君知らないかな? 全身タイツというのを?」
全身タイツ? わたしの頭の中にはある場面が蘇っていた。たしかなんかの深夜番組で、世の中の変な人や物を紹介する番組があって、そのなかで全身タイツというものが紹介されたことがあったような記憶が蘇ってきた。それって確か・・・
「なんか聞いたことがあるわよ。たしかMCが絶賛していたような・・・あと、テレビの仮装大賞で似たようなものよ着ている人をみたことあるけど・・・」
とにかく私は記憶の海から全身タイツの事を取り出そうと必死だった。その日まではっきりいって興味などなかったからだ、その衣装については。ましては、それを着てなにかを楽しむなんて想像すらできなかった。
「そうだよねえ。これからする話を聞いてくれない? もし、聞いて僕の事が嫌いになったときは・・・」
彰の言葉に私はギョッとした! こういった話になったとき大抵の男はトンデモない事をいいだすような気がしたのだ。私は彰がまともに付き合った初めての男なので、どういうふうに付き合ったらいいのか手探りだったけど、なんとなく想像は出来た。まともな話ではないんだと。
「ええ、いいわよ。それにしてもこの全身タイツって・・・何するためにここに置いてあったの? 見たところ・・・忘年会の余興にでも使うの?」
わたしはふとこんなことを言った。このように顔が見えない衣装ですることといえば、宴会芸ではないかと思ったからだ。もっとも漫画なんかで酒の席で受けを狙って芸をするなんて話を読んだことがあるけど、わたしはそんな忘年会のような飲み会に行ったことないので、うまく想像できなかったのだ。
「そういった使い方もあるけど・・・ちょっとこの映像をみてくれないか?」
そういって彰は書斎から一枚のディスクを持ってきてソファーの前に置かれた大型液晶テレビに映し出した。この時には私の酔いは相当覚めていた。これから知らされることに備えないといけないという本能が働いたのかもしれない。可能な限りシラフにならないといけないというような。
映し出されたのは何かの番組のようだった。そこには若い女、たぶん大学生のようだったけどなぜか顔をはっきりと写していなかった。ただ痩せ型でなんとなく私に似たような体形だった。すると、次の瞬間驚くような場面に切り替わったのだ!
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