機械娘フェチ作品撮影！

機械娘にされるのよ！

機械娘に・・・

　私はフェイスガードを被せられた時に気を失ったようだ。それはわずかな時間だったのかもしれない。でも、その刹那に私は人間から機械に生まれ変わったのかもしれなかった。気絶する直前、全身に強烈な電流のようなモノが走った。あれは、起動したというのかしら、キャサリンという機械娘が！

　そのとき私は・・・呼吸はしていなかった。それは死？　いや、呼吸器に充填された液体から直接酸素と二酸化炭素の交換をしているようだった。機械娘は人間のようには呼吸しないから。

　私は・・・声を出せない。それはどういうこと？　それは、脳波を読み取った合成音声で意志を伝えられるようだった。機械娘の声はコントロール用のAIが優先するから。

　私は・・・皮膚に弾力性がなく固くなっている、どういうこと？　それは機械と融合した生身を守るための外骨格に覆われていた。機械娘の外観はガイノイドと同じだから。

　私の顔は・・・どうなっているの？　それは喜怒哀楽を表す必要がないから固定されたフェイスガードになっている。機械娘の内臓は機械であっても生身の人間であっても同一なんだから。

　私の身体は・・・気持ちよいのはなぜ？　それは生まれ変わったのよ機械娘に！　女の子の人間の身体と生体維持システムとガイノイド機能が融合したのが、いまの私の存在！

　その時、わたしの意識がはっきりと戻った、いや機械娘として起動したというのが正しいのかもしれない。私が最初に発した言葉は次のようなものだった。

　「私は菱型サイバロイド・テクノロジー社2034年式キャサリン、製造番号はTYP-CW27-H-003です！」

　製造番号のうち”H”は人間装着型、つまり機ぐるみのことなので私が人形娘キャサリンの三番目だった。（ほかの二人はどこにいるのか知らないけど）人形娘は菱型サイバロイド・テクノロジーの汎用ガイノイドの登録商標であるけど、「中の人」が存在する機ぐるみも意味していた。

　「とりあえず、外骨格とのシンクロに問題ないわね。とりあえず、合格！　あとは慣熟訓練をしてみて様子を見ましょう」

　ジェシカはキャサリンに生まれ変わった私の身体をチェックしていた。さっきまでの淫らな液体を素肌から噴き出していた生物の姿は特殊な金属と樹脂で構成された外骨格の中に消えていき、今は人の姿をした機械へと変貌していた。

　「さあ、キャサリンちゃん。生まれてくれてありがとう！　取りあえず拘束具を外すから！」

　プリスは私の手足に取り付けてあった拘束具を外してくれた。その拘束具を嵌めたた時とは違い、私の気分は清々しかった。機械の身体になったようで！　わたしは機械娘キャサリン！