機械娘フェチ作品撮影！

（外伝）機械娘看護師ジェシカ誕生！

機械娘看護師ジェシカ起動！

　哲子というドジな看護師はその日からいなくなってしまった。代わりにジェシカがこの世界に誕生した。ジェシカはプリスと同じように機械娘と呼ばれる存在のなかでも機械との融合率は高かった。つまりは容易に人間の姿に戻れない状態になった。

　ジェシカの内臓は哲子の肉体そのものであるが、機械娘の動力源であり駆動系の存在でしかなかった。今はジェシカが機動していくための器官にすぎなかった。

　「とりあえずは、この前機械娘に改造した女の子の調子をみてもらえないかしら」

　「はい、主任わかりました」

　プリスに指示されて行ったのは、メディカルルームであった。そこには一体の機械娘がベットの上では寝かされていた。彼女もプリスの実験体にされた一人であった。彼女の全身は漆黒、といっていいモノトーンの外骨格で、表面はラバーのようなものでコーティングされていた。そして顔には中央にメーターのようなものが一つ取り付けられているだけだった。もし胸の膨らみと腰の括れがなければ女性型とは気づかれデザインだった。

　「えーと、カルテファイルを！　患者の氏名は・・・・で、昨日量産型タイプFの被験者にされた。三日後に元の姿に戻す予定だけど、その間は記憶を喪失する薬物を投薬する事！　まあ、恐いわね！」

　そういっていると被験者の目が覚めた。量産型タイプFは汎用型機械娘の基本形で、極普通の人間を機械娘に簡単に出来るように、自動的にサイズも調整されるものだった。その調整法はナノマシーンによって細胞レベルにまで改変するものだった。彼女の場合は、大柄の体形を細身にして内臓にしていた。

　「わ、わたしは一体どうなったの？ここは地獄、それとも・・・どこなの。私は会社説明会に来て合宿選考するといわれたけど・・・」

　彼女は機械娘になるのを同意していなかった。まあプリスの実験の被験者は同僚は何度も機械娘にされているので、新しい被験者は出入りの業者や営業に来た人を使う事があった。今回は研究所の親会社の説明会に来た田舎から出てきて一人暮らしをしている大学生を使う事にしたのだ。三・四日消息不明になっても騒がれないと踏んでいたのだ。

　「悪いわね、合宿選考の結果は分からないけど。取りあえず今は只の機械人形になるのよ！　あなたは！」

　「き、機械人形？　なによそれ？　悪趣味なフェチかなんかの？」

　「まあ、騒がしくなるから黙っていてね！」

　そういってジェシカは腕から伸びたニードルを彼女の首筋のプラグに挿入した。タイプFは神経系へアクセスできるようにナノマシーンによってプラグが構成されているのだ。そこに挿入することでジェシカの体内にある機械娘のシステムのプログラムのダウンロードや機械娘のコントロールが行っていた。

　「なんか不思議な感じね。まるで私が彼女を改造してあげているみたいだわ。あとは、ちょっとエッチな事をするのね」

　そういうとタイプFの下腹部のハッチに腰から伸びた連結パイプを接続した。この時、タイプFの素体にされた女性の意識は朦朧としていて、ただ一つの事しか分かっていなかった。ジェシカと戯れると！

　「わたしは、タイプFの試験三号機です。内臓の女の準備は整いました。全身のチェックをお願いします」

　するとジェシカの外骨格から無数の管やアームが伸びていた。その全てがタイプFに接続された。

　「さあ、機械娘の改造をしてあげるわよ！」

　ジェシカはプリスから指示された、機械娘をカスタマーするマシーンと化した。彼女は機械そのものへと変化した。そんな機械にされたジェシカは満足だった。それもプログラムとして洗脳された結果であったが。