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モルゲッソヨ?
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20XX年、地球は異星からの侵略を受けた!
地球上の軍事大国は核抑止力があるから大丈夫とたかをくくっていたが、そんなの異星のテクノロジーの前には無意味だった。
異星人が放ったニュートリノ弾によって核分裂反応が起きないようにされ、核兵器などつかえなくなってしまったからだ。そして各国は自分だけでも助かりたいということで、あっという間に軍門に下ってしまった。
そんなとある国に旅行に行っていて帰れなくなった、卒業旅行に女子大生一行五人は困っていた。お金がないのにいったものだから、予算をケチって行きは船と鉄道、帰りはLCC航空という予定だったけど、侵略者が来たらあっという間に立ち往生していた。ネットは使えないし第一情報なんかはいってこなかった。それはみんな一緒なのかもしれないが、言葉がよく分からないのでどうなっているのか分からなかった。
「どうするのよ恵美!」
リーダ役だった恵美は困っていた。いくら外国語が少しはできるからやらされただけなのに、こんなサバイバルな事は出来なかった。あいにく日本大使館があった首都は消失してしまい、今いるのはどこかの街角だった。空には異星人の飛翔体がひしめいているし、異星人の兵器らしき球体も至る所にあった。
時折、その球体にレジスタンス気取りの現地人が攻撃をしかけては、光線を発射されて蒸発したかのように消えてしまっていた。それで人々は無気力に無関心に暮らしていた。そのせいか、食事だけは困らなかった。なぜかというと、みんな自棄になっていたから。まあ、」中にはエッチをしてくれというスケベもいるけど、それは困ったものだ。
「そうよねえ、歩いて日本に帰りますか」
「歩いて? 海はどうわたるのよ!」
「さあね、なんとかなるさ」
もう、自棄なので出来そうもない事を誰ともなく話していた、そんな時だった。誰かがこう叫んだ!
「モルゲッソヨ?」
なんなのよモルゲッソヨって! 五人は振り返ったが、その瞬間噴き出していた。あんまりにも残念な異星人の姿に!
「なんなのよ! あのコンドームみたいなというかそのまんまの!」
さっき、現地人にエッチを誘われたスケベそうな顔をした美紀は噴き出していた! そいつが地球を席捲した侵略者なのに!
地球上の軍事大国は核抑止力があるから大丈夫とたかをくくっていたが、そんなの異星のテクノロジーの前には無意味だった。
異星人が放ったニュートリノ弾によって核分裂反応が起きないようにされ、核兵器などつかえなくなってしまったからだ。そして各国は自分だけでも助かりたいということで、あっという間に軍門に下ってしまった。
そんなとある国に旅行に行っていて帰れなくなった、卒業旅行に女子大生一行五人は困っていた。お金がないのにいったものだから、予算をケチって行きは船と鉄道、帰りはLCC航空という予定だったけど、侵略者が来たらあっという間に立ち往生していた。ネットは使えないし第一情報なんかはいってこなかった。それはみんな一緒なのかもしれないが、言葉がよく分からないのでどうなっているのか分からなかった。
「どうするのよ恵美!」
リーダ役だった恵美は困っていた。いくら外国語が少しはできるからやらされただけなのに、こんなサバイバルな事は出来なかった。あいにく日本大使館があった首都は消失してしまい、今いるのはどこかの街角だった。空には異星人の飛翔体がひしめいているし、異星人の兵器らしき球体も至る所にあった。
時折、その球体にレジスタンス気取りの現地人が攻撃をしかけては、光線を発射されて蒸発したかのように消えてしまっていた。それで人々は無気力に無関心に暮らしていた。そのせいか、食事だけは困らなかった。なぜかというと、みんな自棄になっていたから。まあ、」中にはエッチをしてくれというスケベもいるけど、それは困ったものだ。
「そうよねえ、歩いて日本に帰りますか」
「歩いて? 海はどうわたるのよ!」
「さあね、なんとかなるさ」
もう、自棄なので出来そうもない事を誰ともなく話していた、そんな時だった。誰かがこう叫んだ!
「モルゲッソヨ?」
なんなのよモルゲッソヨって! 五人は振り返ったが、その瞬間噴き出していた。あんまりにも残念な異星人の姿に!
「なんなのよ! あのコンドームみたいなというかそのまんまの!」
さっき、現地人にエッチを誘われたスケベそうな顔をした美紀は噴き出していた! そいつが地球を席捲した侵略者なのに!
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