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学園に人間は?
08.インナースーツ機能
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着ぐるみ組に編入? そう言われた僕はなんとなく話がみえてきた。クラスメイトになるのはなんらかの着ぐるみを纏っているということらしかった。そういえば一学級25人が四クラスといっていたのを思い出した。すると他のクラスも・・・
「先生、僕は着ぐるみのクラスということですが、他のクラスはどうなっているのですか?」
僕が質問するとクララ先生、そうそう、この学園の先生は別に着ぐるみを着ている必要はないのだけど、学級担任は時々クラスの生徒と同じ姿にならないといけないようだった。ちなみに担任が女の場合は副担任は男、その逆の場合も別の性という規則があるそうだけど、その理由は後程。
「それはねえ、まずロボットのように機械を着る、まあ機械の機をとって機ぐるみを着用するM組、獣などのアニマルや妖怪の着ぐるみを着るS組、そしてそのいづれにも属さない様々なものを着るF組があるのよ。どんな姿なのかは交流会が再々あるからみるといいわよ。それと互いの組の生徒は同じ寄宿舎で生活するからいろいろ聞けるわよ」
クララ先生はそういうと、今度は三人と三体、いや六人で丘の上を目指し始めた。僕は不安もあったが、三姉妹の事が気になっていたので聞いてみる事にした。
「あのう、君たちの月、雪、花って本名なの?」
すると一番やかましい声で話す花が答えてくれた。
「本名じゃないわよ。私たち生徒は着ぐるみを着用すると本名とは違う名前で呼ばれるようになるのよ。私の本名はねグエンなのよ」
やはりどこかの国から来た生徒のようだった。でも顔は着ぐるみのマスクの下なので分からなかった。
「それにしても、そんなマスクに全身スーツを着ていて暑かったり苦しくないのかい?」
「それはだいじょうぶよ! 着ぐるみのインナーとして着用しているのって、実は長期間宇宙飛行のための宇宙服のインナーと同じ構造なのよ! それでしょ、宇宙飛行といえば火星までなんか行くだけでも一年近くかかるじゃないの? だから脱がなくても大丈夫なようになっているのよ。それに着ていると心地いいのよ!」
そういうと花は僕に首筋の方を触らしてくれた。分厚いインナー素材があったが、光線に見ると網の目のようなものが見えた。
「これって、いったい?」
「これはね、私の人間としての皮膚に密着しているのよ。密着することで皮膚呼吸も出来るし熱の放出や保持もしてくれるし、それに皮膚の新陳代謝もしてくれるのよ。全てインナーの間のマシーンがね!」
「ナノマシーン・・・てっなに?」
花は少しずっこけるようなしぐさをしていた。すると後ろを歩いていた月がフォローしてくれた。
「私たち、着ぐるみ生徒が着ているインナーはね、数多くの微細な機械が織り込まれているのよ! その微細なものがナノマシーンなのよ。簡単に言えばインナーを着用することで一種のサイボーグのようになるのよ」
僕は少し怖くなってしまった・・・
「先生、僕は着ぐるみのクラスということですが、他のクラスはどうなっているのですか?」
僕が質問するとクララ先生、そうそう、この学園の先生は別に着ぐるみを着ている必要はないのだけど、学級担任は時々クラスの生徒と同じ姿にならないといけないようだった。ちなみに担任が女の場合は副担任は男、その逆の場合も別の性という規則があるそうだけど、その理由は後程。
「それはねえ、まずロボットのように機械を着る、まあ機械の機をとって機ぐるみを着用するM組、獣などのアニマルや妖怪の着ぐるみを着るS組、そしてそのいづれにも属さない様々なものを着るF組があるのよ。どんな姿なのかは交流会が再々あるからみるといいわよ。それと互いの組の生徒は同じ寄宿舎で生活するからいろいろ聞けるわよ」
クララ先生はそういうと、今度は三人と三体、いや六人で丘の上を目指し始めた。僕は不安もあったが、三姉妹の事が気になっていたので聞いてみる事にした。
「あのう、君たちの月、雪、花って本名なの?」
すると一番やかましい声で話す花が答えてくれた。
「本名じゃないわよ。私たち生徒は着ぐるみを着用すると本名とは違う名前で呼ばれるようになるのよ。私の本名はねグエンなのよ」
やはりどこかの国から来た生徒のようだった。でも顔は着ぐるみのマスクの下なので分からなかった。
「それにしても、そんなマスクに全身スーツを着ていて暑かったり苦しくないのかい?」
「それはだいじょうぶよ! 着ぐるみのインナーとして着用しているのって、実は長期間宇宙飛行のための宇宙服のインナーと同じ構造なのよ! それでしょ、宇宙飛行といえば火星までなんか行くだけでも一年近くかかるじゃないの? だから脱がなくても大丈夫なようになっているのよ。それに着ていると心地いいのよ!」
そういうと花は僕に首筋の方を触らしてくれた。分厚いインナー素材があったが、光線に見ると網の目のようなものが見えた。
「これって、いったい?」
「これはね、私の人間としての皮膚に密着しているのよ。密着することで皮膚呼吸も出来るし熱の放出や保持もしてくれるし、それに皮膚の新陳代謝もしてくれるのよ。全てインナーの間のマシーンがね!」
「ナノマシーン・・・てっなに?」
花は少しずっこけるようなしぐさをしていた。すると後ろを歩いていた月がフォローしてくれた。
「私たち、着ぐるみ生徒が着ているインナーはね、数多くの微細な機械が織り込まれているのよ! その微細なものがナノマシーンなのよ。簡単に言えばインナーを着用することで一種のサイボーグのようになるのよ」
僕は少し怖くなってしまった・・・
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