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(7)「アルテミスの美少女たち」のコスプレイベント列車
もう一人の真里亜の内臓女性
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弘樹は自分も真里亜の着ぐるみの内臓になるのを言いそうになってしまった。それぐらい驚いていた。それにしても着ぐるみの内臓になるのをカミングアウトするなんて、しかも初対面なのに・・・すると、こんなことを言い出した。
その時の女性は年齢はアラサーぐらいで、体型は真里亜のようにグラマーであったが、顔は平凡でどこにでもいるような人相をしていた。それに歯並びが悪いのが気になっていた、失礼だが。顔を見た事なんてないのは当たり前だ。着ぐるみ美少女の内臓で女性を見たのは志桜里がはじめてだから。
「あなたってハンドルネームがバルザックでしょ! あなたに撮ってもらった事があるから。そういえば最近投稿していないわね」
バルザック! その名詞は弘樹がSNS上で着ぐるみ美少女たちを撮影した画像を投稿する際に使っていたものだ。ただ、最近は真里亜の内臓になる事があったし、色々と用事があったので夏休み期間中は撮影に行かなかったので投稿していなかった。
「そうですけど・・・あなたはどなたですか?」
弘樹はそう聞いたけど、それは愚問だった。着ぐるみ美少女というレイヤーは。それぞれハンドルネールなどはあっても、真里亜をやっている時は真里亜なのだ。主役キャラの真里亜の着ぐるみは複数人いるのだから、思い出すのも無理だった。ただ、目の前の女性には既知感があった。以前どこかで同じ雰囲気をしていた真里亜に出会った気がするのだ。
「そうねえ、分からないわね。あの時は黙っていたもんね。これじゃあ分かるわね、これで」
彼女が持っていたスマホに映し出されたのは、もう一人の着ぐるみ美少女の真里亜の姿だった。当然その画像はバルザックこと弘樹が撮影したものだった! あの時の真里亜だと。
その時の女性は年齢はアラサーぐらいで、体型は真里亜のようにグラマーであったが、顔は平凡でどこにでもいるような人相をしていた。それに歯並びが悪いのが気になっていた、失礼だが。顔を見た事なんてないのは当たり前だ。着ぐるみ美少女の内臓で女性を見たのは志桜里がはじめてだから。
「あなたってハンドルネームがバルザックでしょ! あなたに撮ってもらった事があるから。そういえば最近投稿していないわね」
バルザック! その名詞は弘樹がSNS上で着ぐるみ美少女たちを撮影した画像を投稿する際に使っていたものだ。ただ、最近は真里亜の内臓になる事があったし、色々と用事があったので夏休み期間中は撮影に行かなかったので投稿していなかった。
「そうですけど・・・あなたはどなたですか?」
弘樹はそう聞いたけど、それは愚問だった。着ぐるみ美少女というレイヤーは。それぞれハンドルネールなどはあっても、真里亜をやっている時は真里亜なのだ。主役キャラの真里亜の着ぐるみは複数人いるのだから、思い出すのも無理だった。ただ、目の前の女性には既知感があった。以前どこかで同じ雰囲気をしていた真里亜に出会った気がするのだ。
「そうねえ、分からないわね。あの時は黙っていたもんね。これじゃあ分かるわね、これで」
彼女が持っていたスマホに映し出されたのは、もう一人の着ぐるみ美少女の真里亜の姿だった。当然その画像はバルザックこと弘樹が撮影したものだった! あの時の真里亜だと。
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