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(外伝一)アルテミスの美少女着ぐるみ隊
背徳? の着ぐるみ美少女
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「アルテミスの美少女」の登場人物の魅力のひとつに百合百合な複雑な人間模様がある。友情を超えた愛情が時には身も心も合体を求めるということがある。その手段の一つが身体を重ねる事だ。そして行くところまで行ってしまう訳だ。
アニメでは十八禁になって深夜帯の地上波放送できない様にならないように表現は直接的でないが、実際は性的な接触をしているわけだ。小説版の活字でも遠回しながらその関係を示唆している表現をしているが、芸術的な文章にしているので、官能小説とみなされていない。身体と身体の接触よりも心の交流を描写しているから。
でも、原作者の成海の前にいる、基美と紘子は作品の設定では真里亜をめぐり憎み合っている関係なのに、絶対ありえないような身体同士の接触をしていた。
「ねえ基美。本当はあなたが好きなのよ、こうしてもいいでしょ?」
着ぐるみの内臓になったことで、まるで紘子が降臨して暴走しはじめた彼女は座っている基美を正面から抱きついていた。基美は少々戸惑っているような素振りをしていたけど、これって背が届かない真里亜の基美に対する愛情表現と同じなんだと気付いた。でも、真里亜がやることを紘子がやるのはおかしいんじゃないのかなと思ってしまった。
「ええ、でも、あたいには真里亜が・・・」
「あら、あら? 基美になり切っているのね、じゃあやろうわね!」
そういって紘子は基美の胸を揉み始めた。これって胸が大きな真里亜にちょっかいだしている紘子がやることだった。もっともやりすぎで想いを寄せている真里亜からは避けられるようになっているが。
「ちょっと・・・待って! それって背徳行為よ!」
「はい・・・背徳行為? 誰の?」
「読者よ! 基美が紘子と仲が良いなんてしたらびっくりでしょ!」
「そうよねえ、確かに! でも押さえているものを吐き出したいのよ!」
誰を相手にはき出したいのかといえば、本当は内臓同士なのかもしれない。でも今は着ぐるみの中に入る事で人格まで変わっているようだった。だから、紘子は基美に抱きついてスカートの上同士を重ねてしまった。基美の膝の上に正面むいた紘子が覆いかぶさるような姿勢になっていた。
その時、二人は制服と肌タイを介してであったが、身体同士が触れ合っていた。もし内臓同士がこの状態になったら、志桜里が拒絶するはずなのに、基美になりきっている彼女は受け入れていた。とても気持ちが良かったからだ。だから・・・
「いいよ、抱きしめてよ!」
肌タイに覆われマスクを被っている志桜里は、小説版でもアニメ版でもない基美になってしまった。嫌いなはずの紘子と平気に百合百合する彼女に! それからしばらくは互いの身体を貪るように触りあっていた。そんなファンからすると背徳行為をしている二人の着ぐるみを見て成海は・・・ただ見ているだけだった。彼女からすれば、アニメも漫画も自分が描いた「アルテミスの美少女たち」とかけ離れていると思っているので、キャラクター同士が実体を持って勝手な事をしていても良いかなと思っていた。出来れば基美と真里亜がしているような光景をみたかったが。
創作者の成海の前で、二体の着ぐるみ美少女は本能に赴くまま興奮していた。もっとも二人が最後までやり遂げる前に着ぐるみ内の暑さに参ってしまい、途中でギブアップした。彼女たちの肌タイは汗と愛液の薫がしており、アイリス工房のスタッフは呆れてしまったのであった。
アニメでは十八禁になって深夜帯の地上波放送できない様にならないように表現は直接的でないが、実際は性的な接触をしているわけだ。小説版の活字でも遠回しながらその関係を示唆している表現をしているが、芸術的な文章にしているので、官能小説とみなされていない。身体と身体の接触よりも心の交流を描写しているから。
でも、原作者の成海の前にいる、基美と紘子は作品の設定では真里亜をめぐり憎み合っている関係なのに、絶対ありえないような身体同士の接触をしていた。
「ねえ基美。本当はあなたが好きなのよ、こうしてもいいでしょ?」
着ぐるみの内臓になったことで、まるで紘子が降臨して暴走しはじめた彼女は座っている基美を正面から抱きついていた。基美は少々戸惑っているような素振りをしていたけど、これって背が届かない真里亜の基美に対する愛情表現と同じなんだと気付いた。でも、真里亜がやることを紘子がやるのはおかしいんじゃないのかなと思ってしまった。
「ええ、でも、あたいには真里亜が・・・」
「あら、あら? 基美になり切っているのね、じゃあやろうわね!」
そういって紘子は基美の胸を揉み始めた。これって胸が大きな真里亜にちょっかいだしている紘子がやることだった。もっともやりすぎで想いを寄せている真里亜からは避けられるようになっているが。
「ちょっと・・・待って! それって背徳行為よ!」
「はい・・・背徳行為? 誰の?」
「読者よ! 基美が紘子と仲が良いなんてしたらびっくりでしょ!」
「そうよねえ、確かに! でも押さえているものを吐き出したいのよ!」
誰を相手にはき出したいのかといえば、本当は内臓同士なのかもしれない。でも今は着ぐるみの中に入る事で人格まで変わっているようだった。だから、紘子は基美に抱きついてスカートの上同士を重ねてしまった。基美の膝の上に正面むいた紘子が覆いかぶさるような姿勢になっていた。
その時、二人は制服と肌タイを介してであったが、身体同士が触れ合っていた。もし内臓同士がこの状態になったら、志桜里が拒絶するはずなのに、基美になりきっている彼女は受け入れていた。とても気持ちが良かったからだ。だから・・・
「いいよ、抱きしめてよ!」
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創作者の成海の前で、二体の着ぐるみ美少女は本能に赴くまま興奮していた。もっとも二人が最後までやり遂げる前に着ぐるみ内の暑さに参ってしまい、途中でギブアップした。彼女たちの肌タイは汗と愛液の薫がしており、アイリス工房のスタッフは呆れてしまったのであった。
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