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ヒロインになれたけど
4ゼットダンピンク
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この街に最近出没するようになった、一応はヒロインな立場のゼットダンは何人いるのか分からないが全員がボディラインが露わになるようなゼンタイ(全身タイツ)を着用していた。
ゼンタイを着用しているヒーローもしくはヒロインはアメコミヒーローにも出ているが、彼女(たぶん)らは、ほぼ一色で顔の輪郭が分からなかった。そのため異様な存在と受け止められていた。
そんなメンバーの一人であるゼットダンピンクは名前の通り桃色一色のメンバーだった。身長は150センチ前後と小柄であったが、胸が大きくウエストもくびれていて腰も大きかった。そうグラマーな体格なのであった・・・
「本当に見えているのよあれで! 恥ずかしくないのかしら?」
恵はダメだししていた。とにかく生理的に受け付けないようだ。理由は分からないけど。でも乱入してきた訳がわからない戦闘員をバッサバッサと倒してしまい、怪人一人だけになった。
「いい加減、コスプレするのやめにしない? いつも相手にしてられないわ」
「ピンク! それはこっちのセリフさ! 邪魔するんじゃねえ!」
「はいはい、終わりにしましょう! いくわよ!」
そういってピンクはものすごい勢いで体当たりした。すると、怪人は態勢を崩してステージから落ちたが、その下には小さな男の子がいた。
「あぶない! うああああああああ!」
その光景を見た私は思わず小さな男の子を抱いて逃げようとしていた。でも、不運にも私の身体に怪人がぶつかってきてしまい・・・
ゼンタイを着用しているヒーローもしくはヒロインはアメコミヒーローにも出ているが、彼女(たぶん)らは、ほぼ一色で顔の輪郭が分からなかった。そのため異様な存在と受け止められていた。
そんなメンバーの一人であるゼットダンピンクは名前の通り桃色一色のメンバーだった。身長は150センチ前後と小柄であったが、胸が大きくウエストもくびれていて腰も大きかった。そうグラマーな体格なのであった・・・
「本当に見えているのよあれで! 恥ずかしくないのかしら?」
恵はダメだししていた。とにかく生理的に受け付けないようだ。理由は分からないけど。でも乱入してきた訳がわからない戦闘員をバッサバッサと倒してしまい、怪人一人だけになった。
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「はいはい、終わりにしましょう! いくわよ!」
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