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ヒロインになれたけど

1 ヒロインのなれたけど

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 最近街で有名になっている正義の味方がいた

その味方は犯罪者だらけの、わけの分からないこの犯罪都市で希望の光 のはずだった。

しかし 格好だけ見て人々からは嘲り笑う声をかけられるのであった。

そう見た目は悪いやつの戦闘員でしか見えなかったからだ。

違いと言えばカラフルな色をしていて、 輝いていたことぐらいだ。

人によっては 虹色だと言っていう表現をしていた。

しかし 笑われる 原因はなんてことはない。

 まるで全身タイツを着ただけのような姿だったからだ。しかも 原色の!

そのヒロインのひとりが私であるが 、恥ずかしくて誰にも言っていない。

仲間さえも知らない、と言うか 仲間の普段何してるかも 私は知らない。

なぜなら、 正体がバレたら本当に人生が終了すると思います。

それこそ 、学校から追い出され 、家からも追い出され 路頭に迷うから。

これだったら魔法少女の方がマシだったわ、 絶対!

何でそんなヒロインになったかって? 勝手に決められたから!

頼んだわけでも憧れていたわけでもないのよ、ある日突然 そうなったのよ!

そんなことに、何故なったことに理由についてお話していくわよ。

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