徒然なるままに ”ゼンタイ・着(機)ぐるみのスゝメ?”

ジャン・幸田

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(3)機ぐるみアニメ!

機ぐるみとは

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 ネットの小説投稿サイトで着ぐるみをテーマにした小説は数多くあるし、小生も書いている。しかし、ゼンタイと機ぐるみをテーマにした小説はかなり少ない。そのうち前者は官能的小説として少なからずあるが、後者はほとんどなく、数の上では小生がネット上の投稿作品が一番作品数が多い方かもしれない。

 ここでいう機ぐるみとは機械を纏ったという意味である。SF作品でよくみられるパワードスーツなどが代表例である。それを着用すればロボットと同じようになれるわけだ。だからそういった作品を書いてはいるのだが、実はまだ完結編まで書いた作品がないのが悩みだ。

 まあ、現実作品では機ぐるみといっても構わないような作品もある。最も初期の例としてはアメリカのロバート・A・ハインラインによる「宇宙の戦士」の機動歩兵がある。このように機ぐるみを作品の中心に置いた場合、その作品はSFとなる。

 個々の作品については、別項でやることにするが、やはり機ぐるみはパワーアシスト方式で人間が纏うのが定番だといえる。分かりやすく言えばロボットの内臓になるわけだ。まあ現実には中々出来そうもないものではあるが。

 人間の動きとシンクロして動くことが出来るか? そもそもメリットがあるか? さらに重要なのはそんなパワードスーツを着て大丈夫なのか?である。

 たとえば動物の着ぐるみを想像してほしい。動物らしい体験を維持するために人間とかけ離れた体形になるために、いろんな材料を纏っているではないか。すると必然的に蒸し暑くなってしますわけだ。蒸し風呂状態では動けない!

 それで実用化されている機ぐるみはアシストパーツを身体に装着するタイプのように、「開放型」のパワードスーツがある。そちらの方が環境的にいいようだ。

 でも、創作するなら機ぐるみはロボットのような姿、作中では外骨格などとしているが、そんな姿で活躍する作品が良いと思う。どちらかといえば人間離れした姿の方が萌えるから。だからメカのような姿にされた人間の作品を書いているわけだ。

 でなお完結できない理由であるが、そのバックグラウンドにある背景を事細かく想定しているものの、そこまでたどり着けないのが原因である。せめて書き出している作品は完成させたいけど、あまり人気がないので無理かな? と思っていたりもする。

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