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(1)人形娘と機械娘
009.研究所内では
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奈緒美はMIOの外骨格に心を奪われていた。この中に人間の女性がどのような姿で閉じ込められているのだろうかと想像すると、なぜか心の中にあるもう一人の、しかも悪い方の自分が頭を持ち上げているように思ったのだ。しかしそれってどういうことなんだろうか?
MIOは研究所内の工作機械がいっぱい並んでいるところをまず案内してくれた。そこでは全自動で様々な部品が製造されていたが、そこで働いているのは全て人型ロボットだった。そちらのほうはサイズが1メートルにも満たないサイズなので、さすがに人ではなさそうであったけど。
そしてMIOはあるエリアまで来たところで奈緒美にとんでもないことを言いだした。
「早速で悪いけど奈緒美さん着ているものを全部脱いでください」MIOの指示に奈緒美は困惑していたが、説明をさらに続けた。
「この研究所のうち、ここからさきのエリアは女性は全て機械娘か人形娘、もしくは各種の改造人間でなければ入れません。
そのため、あなたはゲストとしてとりあえず機械娘スーツを着用してください。そうそう、そのスーツは脱げばとりあえず人間に戻りますからご安心ください」
「この研究所って・・・女性の肉体改造を研究するところだったのですか?」奈緒美は少し取り乱しながら言っていた。
「そうよ! 大桃所長のこの研究所は女性専用の肉体改造の研究開発と実際の改造を行うところです。その成果の一つがわたしです」
そういってMIOは自分の身体を奈緒美に触らせていた。その外骨格は想像とは違い少し温もりを感じるものだった。どうも体内で発生した熱を放出しているようだった。そして表面にはスリットがなく完全に密着しているようだった。その触り心地に奈緒美は思わずうっとりしてしまった。
「あなたの身体って、素敵だわ。わたしもこんな身体になれるのかしら、人形娘になれば?」
「ええ、そうですわよ。その前に機械娘の体験をしましょうね。そうそう、説明いたしますと亜試し用のスーツですので、外部ネットワークとの接続や戦闘能力の保持などは一切されていませんし、パワーのないスーツです。ただ機械娘になったときの感覚だけは体験できます。とりあえず、こちらの部屋で着用してください。
そこに案内された奈緒美は着ているものを全て脱いでシャワールームで全身の洗浄をしたあと、そこを出ると先ほどの脱いだ服に変わり一枚のレオタードのような物が置かれていた。
「奈緒美さん。それは機械娘のインナーショーツです。レオタードのような物ですので着てください」
MIOは研究所内の工作機械がいっぱい並んでいるところをまず案内してくれた。そこでは全自動で様々な部品が製造されていたが、そこで働いているのは全て人型ロボットだった。そちらのほうはサイズが1メートルにも満たないサイズなので、さすがに人ではなさそうであったけど。
そしてMIOはあるエリアまで来たところで奈緒美にとんでもないことを言いだした。
「早速で悪いけど奈緒美さん着ているものを全部脱いでください」MIOの指示に奈緒美は困惑していたが、説明をさらに続けた。
「この研究所のうち、ここからさきのエリアは女性は全て機械娘か人形娘、もしくは各種の改造人間でなければ入れません。
そのため、あなたはゲストとしてとりあえず機械娘スーツを着用してください。そうそう、そのスーツは脱げばとりあえず人間に戻りますからご安心ください」
「この研究所って・・・女性の肉体改造を研究するところだったのですか?」奈緒美は少し取り乱しながら言っていた。
「そうよ! 大桃所長のこの研究所は女性専用の肉体改造の研究開発と実際の改造を行うところです。その成果の一つがわたしです」
そういってMIOは自分の身体を奈緒美に触らせていた。その外骨格は想像とは違い少し温もりを感じるものだった。どうも体内で発生した熱を放出しているようだった。そして表面にはスリットがなく完全に密着しているようだった。その触り心地に奈緒美は思わずうっとりしてしまった。
「あなたの身体って、素敵だわ。わたしもこんな身体になれるのかしら、人形娘になれば?」
「ええ、そうですわよ。その前に機械娘の体験をしましょうね。そうそう、説明いたしますと亜試し用のスーツですので、外部ネットワークとの接続や戦闘能力の保持などは一切されていませんし、パワーのないスーツです。ただ機械娘になったときの感覚だけは体験できます。とりあえず、こちらの部屋で着用してください。
そこに案内された奈緒美は着ているものを全て脱いでシャワールームで全身の洗浄をしたあと、そこを出ると先ほどの脱いだ服に変わり一枚のレオタードのような物が置かれていた。
「奈緒美さん。それは機械娘のインナーショーツです。レオタードのような物ですので着てください」
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