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(6)嫌な男!
066・テクニカルウーメン
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T8159”ハルカ”に調整されていまった手島晴香は自分の姿に困惑していた。全身がなにか強い拘束感を受けるに包まれていたからだ。どうしてこんな事になったのかを思い出そうとしていた。
「確か先輩に無理矢理セミナーに連れてかれたら、そこには女ばかりで何かのアンケートに答えさせられたよね。そして食事をしてお酒を何故か飲まされたら・・・そこから先の記憶はないわ!」
身体を起こしてみると、目の前に全身が青いものに覆われた自分の姿があった。胸と腰にはブルーの甲冑のようなビキニか装着され、足にも同じ材質のブーツが、そして腕にはモニターのついたプロテクターがついていた。
「なに、これ? これがあたしなの? いったいどうなっているのよ?」
そう思い真っ青になった手の平で自分の身体を触ると、今までに感じた事の無いような恍惚感に襲われた。自分の身体を触って気持ちがいいなんて、アソコ以外にはなかったことだった。もっともハルカはヴァージンなので男など知らなかったが。
「これ、全身タイツとかというものよね。気持ちいいわ。顔も触っても気持ちいいけど、わたしの鼻筋はわからないわ! それに髪が短いよ! わたし、腰まで髪を伸ばしていたのにショートカットになっているわ」
気持ちがよかったのが一変し、晴香は困惑していた。こんな姿にされた経緯がわからないからだ。困惑した晴香は全身を覆うなにかを脱ごうとして身体のあちらこちらを触ってみたが、身体は恍惚感と幸福感に満たされていくのに、心の方は脱ぐ方法がわからず困惑していた。
「なによこれ? なんかのサプライズなのこれ? なんでこんな戦闘員のような格好をしているのよ! それに全身タイツって背中にファスナーがあるはずなのにないわ。どうやって着せたというのか知らん?」
そんなこんなことをしていたら、青と赤の全身タイツにウィッグとビキニアーマーという女二人が近づいてきた。その姿を見て、今の自分の姿と同じことを悟ってしまった。それで、軽いショックを受け唖然としてしまった。もっとも顔の表情は相手に見えるわけは無かったけど。
「お目覚め?ようこそ我らテクニカルウーメン隊へ。今日からあなたはT8159”ハルカ”だから。そのつもりで頑張ってちょうだい。そうそうアタシはT8088”シノブ”よ。あなたの先輩というわけなのよ」
「テクニカルウーメン? わたし戦闘員になったわけなの?」
「戦闘員になる事もあるけど、いまは工作員になってもらうわよ。いま、あなたとわたしの身体を覆っているのはコーティングスーツといってね、外部からの熱や衝撃から身体を守る機能と、われらの首領様から与えられた使命を遂行させる機能があるのよ。それもこれも首領様に選ばれた人間しか、この姿になれないのよ」
「首領様? なんでこんな姿にならないといけないのよ! 私、ゼンタイフェチじゃないわよ。こんなマネキンのような姿嫌よ! 早く脱がせてもらえないの、お願い!」
「それはムリムリよ! その姿になったら少なくとも一年は脱げないわよ。なんだってコーティングスーツは着ているものの人間の皮膚に融合した生体装甲の一種だからね。コーティングスーツの寿命が尽きるまでは、あなたの体の一部だからね。そうそうウィッグも外れないわよ。それは本部からの命令を受け取る送受信装置と”内臓”と”コーティングスーツ”の制御システムだからね。まあ外せるのはビキニアーマーだけよ」
「じゃあ、どうなっているのよ。私の身体は一生このままなの?」
「一生じゃないわよ。でもね、それを一生着ていたいと願うようになるわよ。もう人間の身体に固執するのが馬鹿らしくなるわよ。そうそう、あなたの肌にねえ直接生体装甲は張り付いているから、脱げないわよ。簡単にいったらペンキを塗られた板のようになっているのよ。そうそう頭部はねえ本当は固い殻のようなものに覆われていうるのよ。だからあなたが見たりしているものは直接脳に送り込まれたものだし、声も脳波を探知したウィッグにある発声スピーカーから流れているのよ」
そういわれ、晴香は口腔内の舌が固定されている事に気付いた。そして顔面がのっぺらぼうのように何ら凹凸が無い事に気付いた。
「い、いやー! あたしバケモノになったというのよ! わたしを元の姿に戻してよ。お願い!」
「おやおや、まだそのスーツの良さが判らないというわけなの? まあよい。ところで、あなたが覆われている生体装甲はね、素体となった人間が性的興奮に浸るとより強固に融合するのよ。だから、あなたにはセックスしてもらうわよ。もちろん、ゼンタイ男とね。さあ来るがよい素体ナンバー002028よ!」
その声で青いゼンタイ男が入ってきたのと同時にシノブはハルカの下腹部を覆うビキニアーマーを外してしまった。そこのは人間のときと同じ秘穴があり、潤ったような状態になっていた。
「なによこれ? あたしのアソコもゼンタイが覆っているのに穴が開いているよ」
「どうハルカ、気に入った? 私たちが着ているコーティングスーツの下腹部は人間のときと同じようになっているのよ。つまり、オシッコもできるし大きいのも出来る、そしてセックスも出来るのよ。まあ、これからスーツを着ている限り同じ姿をした男しか感じないけどね」
そういうと同時に素体ナンバー002028がハルカを陵辱し始めた。そお動きは激しくゼンタイのようなコーティングスーツに覆われたハルカの精神に大きな打撃を与えた。このとき、相手のペニスが子宮の奥深くまで到達し、激しいピストン機関のような動きをするたびに、ハルカのアソコは燃えるように濁った液体を噴出していた。
このとき、ハルカのあそこにも変化が現れ、人間のアソコの形状が変わっていしまった。
「なんで、こんなゼンタイ男がロスト・ヴァージンの相手なのよ! しかし心は嫌なのに身体が気持ちいいのはどうしてだろうか? でも、この快楽に浸るともう戻れなくなるのよね。でも委ねたいよ、この身体を!」
この時、ハルカを覆う生体装甲は活性化し、ハルカの肉体奥深くまで制御神経細胞索を打ち込んでしまった。ハルカは完全にテクニカルウーメンに改造されてしまった。
セックス後、そこには迷いなどなくなったハルカがいた。自らをテクニカルウーメンと認識し誇りに思ったからだ。
「確か先輩に無理矢理セミナーに連れてかれたら、そこには女ばかりで何かのアンケートに答えさせられたよね。そして食事をしてお酒を何故か飲まされたら・・・そこから先の記憶はないわ!」
身体を起こしてみると、目の前に全身が青いものに覆われた自分の姿があった。胸と腰にはブルーの甲冑のようなビキニか装着され、足にも同じ材質のブーツが、そして腕にはモニターのついたプロテクターがついていた。
「なに、これ? これがあたしなの? いったいどうなっているのよ?」
そう思い真っ青になった手の平で自分の身体を触ると、今までに感じた事の無いような恍惚感に襲われた。自分の身体を触って気持ちがいいなんて、アソコ以外にはなかったことだった。もっともハルカはヴァージンなので男など知らなかったが。
「これ、全身タイツとかというものよね。気持ちいいわ。顔も触っても気持ちいいけど、わたしの鼻筋はわからないわ! それに髪が短いよ! わたし、腰まで髪を伸ばしていたのにショートカットになっているわ」
気持ちがよかったのが一変し、晴香は困惑していた。こんな姿にされた経緯がわからないからだ。困惑した晴香は全身を覆うなにかを脱ごうとして身体のあちらこちらを触ってみたが、身体は恍惚感と幸福感に満たされていくのに、心の方は脱ぐ方法がわからず困惑していた。
「なによこれ? なんかのサプライズなのこれ? なんでこんな戦闘員のような格好をしているのよ! それに全身タイツって背中にファスナーがあるはずなのにないわ。どうやって着せたというのか知らん?」
そんなこんなことをしていたら、青と赤の全身タイツにウィッグとビキニアーマーという女二人が近づいてきた。その姿を見て、今の自分の姿と同じことを悟ってしまった。それで、軽いショックを受け唖然としてしまった。もっとも顔の表情は相手に見えるわけは無かったけど。
「お目覚め?ようこそ我らテクニカルウーメン隊へ。今日からあなたはT8159”ハルカ”だから。そのつもりで頑張ってちょうだい。そうそうアタシはT8088”シノブ”よ。あなたの先輩というわけなのよ」
「テクニカルウーメン? わたし戦闘員になったわけなの?」
「戦闘員になる事もあるけど、いまは工作員になってもらうわよ。いま、あなたとわたしの身体を覆っているのはコーティングスーツといってね、外部からの熱や衝撃から身体を守る機能と、われらの首領様から与えられた使命を遂行させる機能があるのよ。それもこれも首領様に選ばれた人間しか、この姿になれないのよ」
「首領様? なんでこんな姿にならないといけないのよ! 私、ゼンタイフェチじゃないわよ。こんなマネキンのような姿嫌よ! 早く脱がせてもらえないの、お願い!」
「それはムリムリよ! その姿になったら少なくとも一年は脱げないわよ。なんだってコーティングスーツは着ているものの人間の皮膚に融合した生体装甲の一種だからね。コーティングスーツの寿命が尽きるまでは、あなたの体の一部だからね。そうそうウィッグも外れないわよ。それは本部からの命令を受け取る送受信装置と”内臓”と”コーティングスーツ”の制御システムだからね。まあ外せるのはビキニアーマーだけよ」
「じゃあ、どうなっているのよ。私の身体は一生このままなの?」
「一生じゃないわよ。でもね、それを一生着ていたいと願うようになるわよ。もう人間の身体に固執するのが馬鹿らしくなるわよ。そうそう、あなたの肌にねえ直接生体装甲は張り付いているから、脱げないわよ。簡単にいったらペンキを塗られた板のようになっているのよ。そうそう頭部はねえ本当は固い殻のようなものに覆われていうるのよ。だからあなたが見たりしているものは直接脳に送り込まれたものだし、声も脳波を探知したウィッグにある発声スピーカーから流れているのよ」
そういわれ、晴香は口腔内の舌が固定されている事に気付いた。そして顔面がのっぺらぼうのように何ら凹凸が無い事に気付いた。
「い、いやー! あたしバケモノになったというのよ! わたしを元の姿に戻してよ。お願い!」
「おやおや、まだそのスーツの良さが判らないというわけなの? まあよい。ところで、あなたが覆われている生体装甲はね、素体となった人間が性的興奮に浸るとより強固に融合するのよ。だから、あなたにはセックスしてもらうわよ。もちろん、ゼンタイ男とね。さあ来るがよい素体ナンバー002028よ!」
その声で青いゼンタイ男が入ってきたのと同時にシノブはハルカの下腹部を覆うビキニアーマーを外してしまった。そこのは人間のときと同じ秘穴があり、潤ったような状態になっていた。
「なによこれ? あたしのアソコもゼンタイが覆っているのに穴が開いているよ」
「どうハルカ、気に入った? 私たちが着ているコーティングスーツの下腹部は人間のときと同じようになっているのよ。つまり、オシッコもできるし大きいのも出来る、そしてセックスも出来るのよ。まあ、これからスーツを着ている限り同じ姿をした男しか感じないけどね」
そういうと同時に素体ナンバー002028がハルカを陵辱し始めた。そお動きは激しくゼンタイのようなコーティングスーツに覆われたハルカの精神に大きな打撃を与えた。このとき、相手のペニスが子宮の奥深くまで到達し、激しいピストン機関のような動きをするたびに、ハルカのアソコは燃えるように濁った液体を噴出していた。
このとき、ハルカのあそこにも変化が現れ、人間のアソコの形状が変わっていしまった。
「なんで、こんなゼンタイ男がロスト・ヴァージンの相手なのよ! しかし心は嫌なのに身体が気持ちいいのはどうしてだろうか? でも、この快楽に浸るともう戻れなくなるのよね。でも委ねたいよ、この身体を!」
この時、ハルカを覆う生体装甲は活性化し、ハルカの肉体奥深くまで制御神経細胞索を打ち込んでしまった。ハルカは完全にテクニカルウーメンに改造されてしまった。
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