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ミャオの冒険の始まり
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ミャオは困っていた。潜水艦の残骸の付近を探していても、めぼしい魚はいなかったから。貝など少しは取ってきたが猫達には不評で食べてくれなかった。特に一番気に入っているキジネコの子猫は食べてくれなかった。それにもう一つ問題があった、泉の水が泥に覆われてしまったのだ。
豪雨災害によって水源だった泉が使えなくなり、川も泥水になってしまった。そういった水を飲むは大人の猫たちには耐えられたが、今ミャオがお気に入りにしているキジの子猫にとって良くないと思った。その時だった、ミャオの電脳にある情報が入ってきた! オメガ指令が発令されたのだ!
その指令は何だか意味はわからなかったが、とにかくミャオはこの世界を去ろうということになった。しかしミャオはある行動を取ってしまった。それは猫を連れて行く籠を用意したのだ。釣り竿や保存食料以外の物を作るだなんていうことは、ここ数十年なかったことであった 。
そしてその猫の籠の中に入れたのは、お気に入りのキジの子猫だった。ミャオは食料と保存していた水を即席のリュックに持って出発することにした。
この人類が絶滅した世界の中で、これからどこに行くというのかは、ミャオさえも分からなかった。
豪雨災害によって水源だった泉が使えなくなり、川も泥水になってしまった。そういった水を飲むは大人の猫たちには耐えられたが、今ミャオがお気に入りにしているキジの子猫にとって良くないと思った。その時だった、ミャオの電脳にある情報が入ってきた! オメガ指令が発令されたのだ!
その指令は何だか意味はわからなかったが、とにかくミャオはこの世界を去ろうということになった。しかしミャオはある行動を取ってしまった。それは猫を連れて行く籠を用意したのだ。釣り竿や保存食料以外の物を作るだなんていうことは、ここ数十年なかったことであった 。
そしてその猫の籠の中に入れたのは、お気に入りのキジの子猫だった。ミャオは食料と保存していた水を即席のリュックに持って出発することにした。
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