【完結】切手を集めていて悪いですか? 

ジャン・幸田

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(3)切手に関するエトセトラ(平成編)

ネコ年の年賀切手?

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 お年玉付き年賀はがきの景品の末等を飾るのはお年玉切手シートである。2019年現在の当選確率は百本に三本なので、計算上は三十枚ぐらい年賀状を貰えば一枚当たる可能性がある。でも、SNSが発達したり個人情報を教えてもらえなくなってからという時代、そんなにもらえる物でもなくなったが。

 それはともかく、このお年玉年賀シートというのは郵便局の窓口に行けば当たっていたらもらえるものである。しかし意外に番号の照会をめんどくさがっていたり、忘れたりして交換しない場合が多い。

 今年2019年のお年玉切手シートのデザインは「まねき猫」である。お年玉シートに初登場の題材である。何故かといえばネコは十二支にないからだ。いままでの切手シートは年賀切手のデザインを流用してきたので、一部例外もあるが干支にちなんだものだった。しかし数年前から独自デザインになったので、今年はイノシシではなくネコになったわけだ。

 ご存知のように十二支にネコはいない。昔話によるとネズミに騙されたネコは十二支を決める場に行かなかったので選ばれなかったという。余談であるがベトナムではウサギ年のかわりにネコ年があるそうだ、そのためベトナムでは年賀切手にネコが描かれたこともある。。まあ世界でも日本は唯一イノシシ年があったりする。


 また、このお年玉シートには遊び心があって、ラッキーとハッピーという文字がくり抜かれている。上図のように裏返してみると、はっきりとわかる。当たっていたら手に入れてみたらいいとおもう。
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