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(二)ゼンタイフェチとの出会い
ゼンタイとの遭遇(4)
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私のただならぬ雰囲気を察した真理恵はこう言ってきた。
「やめなさいよ!」
真理恵には外をゼンタイのようなボディラインがくっきりと浮き出てしまう衣装で出歩くという行為をするような女はまともでないと感じたようだ。実際、彼女の態度は引き気味だった。
しかし、引き付けられるように花柄模様のゼンタイ女の正面に立っていた。
「あのう・・・お写真を撮ってもいいですか?」
私は何故かスマホを撮影モードにしていた。なんで撮ろうと思ったのだろう、たぶん口実にしたんだろう。
「いいよ! あなたってSNSしているかな? 撮った写真を上げてもらえないかな? ハッシュタグでゼンタイなんかをつけてくれたらあたし取りにいくから」
その時、知らなかったけど、この日のゼンタイでパレードするというイベントはネットのSNSなんかを通じて集まったそうだ。ということはネット上でゼンタイが好きな人がいっぱいいるってことになるんだ。
それはともかく、私は花柄模様のゼンタイ女の写真を撮っていたけど、もう一つの衝動を叶えたくなってしまった。
「あのう・・・そのう・・・」
「なあに? どうしたの?」
「いいですか、あなたのその衣装を触っても?」
私は口にした言葉を自分でも恥ずかしかった。女が女を触りたいだなんて!
「やめなさいよ!」
真理恵には外をゼンタイのようなボディラインがくっきりと浮き出てしまう衣装で出歩くという行為をするような女はまともでないと感じたようだ。実際、彼女の態度は引き気味だった。
しかし、引き付けられるように花柄模様のゼンタイ女の正面に立っていた。
「あのう・・・お写真を撮ってもいいですか?」
私は何故かスマホを撮影モードにしていた。なんで撮ろうと思ったのだろう、たぶん口実にしたんだろう。
「いいよ! あなたってSNSしているかな? 撮った写真を上げてもらえないかな? ハッシュタグでゼンタイなんかをつけてくれたらあたし取りにいくから」
その時、知らなかったけど、この日のゼンタイでパレードするというイベントはネットのSNSなんかを通じて集まったそうだ。ということはネット上でゼンタイが好きな人がいっぱいいるってことになるんだ。
それはともかく、私は花柄模様のゼンタイ女の写真を撮っていたけど、もう一つの衝動を叶えたくなってしまった。
「あのう・・・そのう・・・」
「なあに? どうしたの?」
「いいですか、あなたのその衣装を触っても?」
私は口にした言葉を自分でも恥ずかしかった。女が女を触りたいだなんて!
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