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(二)ゼンタイフェチとの出会い
ゼンタイとの遭遇(3)
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わたしは諦めなかった。パレードというものは必ずゴールがあるはずだと。ゴール付近にゼンタイの集団がいるはずだと。だから真理恵を連れてゴール近くの野外ステージへと向かった。そこはパレードの出発と終点があると聞いたからだ。
「おごってくれるのはいいけど、なんであたいもついてこないといけないのよ!」
真理恵にそこら辺の屋台で買った彼女が好きなワッフルを渡して強引に連れて行った。そうしたのも少し怖かったからだ。ゼンタイの下はヤバそうな人達だったら何とかしてもらおうと思ってのことだった。しかし、なにをしてもらうだなんてことは考えていなかったけど。
わたしはパレードが終わり解散していく集団を探していた。みんな思い思いの恰好をしているし、なかには衣装というよりも舞台装置みたいなものを身につけた参加者もいたので、その人混みをかき分けて進んでいた。
探し始めて十分ぐらいしたとき、わたしはゼンタイを着た人を発見した。その人は記念撮影に応じていて和やかな雰囲気だった。その撮影をしている人混みの後ろで待っていると、そのゼンタイを着た人は割とスタイルの良い女だと分かった。
しかもスタイルがよさそうだった。そしてその女が着ていたゼンタイは花柄模様だった。それを見た時、心の芯が熱くなるのを感じ始めていた。私は呼び止めたいと思った。
「おごってくれるのはいいけど、なんであたいもついてこないといけないのよ!」
真理恵にそこら辺の屋台で買った彼女が好きなワッフルを渡して強引に連れて行った。そうしたのも少し怖かったからだ。ゼンタイの下はヤバそうな人達だったら何とかしてもらおうと思ってのことだった。しかし、なにをしてもらうだなんてことは考えていなかったけど。
わたしはパレードが終わり解散していく集団を探していた。みんな思い思いの恰好をしているし、なかには衣装というよりも舞台装置みたいなものを身につけた参加者もいたので、その人混みをかき分けて進んでいた。
探し始めて十分ぐらいしたとき、わたしはゼンタイを着た人を発見した。その人は記念撮影に応じていて和やかな雰囲気だった。その撮影をしている人混みの後ろで待っていると、そのゼンタイを着た人は割とスタイルの良い女だと分かった。
しかもスタイルがよさそうだった。そしてその女が着ていたゼンタイは花柄模様だった。それを見た時、心の芯が熱くなるのを感じ始めていた。私は呼び止めたいと思った。
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