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(一)わたしゼンタイフェチ子よ
寝姿は家族に見せられない(2)
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ゼンタイも当然タイツ地なので腰までは普通のパンストみたいにして着るのみである。ただ結構締め付けが強いスパンテックスというレオタードにも使われる素材なので、覆われた時点でなんともいえない快感に似たものにウットリとするのが常だった。その時、自分の足を見ると宇宙人のような皮膚になった感じがして素敵だと思う。
そうそう、私はまだ男性経験などないヴァージンなのだ。高校の時に父と母がすれ違いによって家庭が崩壊したので、男性不信になったこともあるけど通っていた高校には心躍らせるような好みの男がいなかったので恋などすることがなかった。だから、私が男の人とああしてこうしてなんて考えるのは全て妄想の世界であった。本当のところはどうなの? なんて思っても雑誌に書いているようなエッチするときの話は本当なのかと疑問に思っているのが常だった。
話はずれた。実はゼンタイを着る場合、水着やレオタードもそうだけどサポーターか下着をつけた方が良いに決まっていた。なんでかというと、女の場合あそこの食い込みが生じるとエッチなラインを浮かび上がらせてみっともないからだ。そんな食い込みが出来て喜ぶのはエッチな男どもだけだろうけど。でも、私は家でゼンタイを着る時は下着をつけないと決めていた。その方が私の身体を直接心地よい拘束感で満たしてくれるからだ。それに、自分一人しかいない部屋でそんなの気にする必要がないから。
それで腰回りをゼンタイで覆うとなんとなく萌え萌えとした気分になるのだ。それって最初は自分だけなのかな、おかしいのかなと思っていたけど、SNSで知り合ったゼンタイ友(同じ趣味の女の子など)によれば、みんなそう思っているらしいようだ。そして思わず私は自分のアソコを触ってしまうのだ。なんとなくスリスリすることでエッチな気分になってしまうのが、いつものことだった。その時、この姿を家族に見られたらと思うと背中に薄ら寒いモノを感じてしまった。
私の今の姿を見た時、ちゃんと理解してくれないのは間違いなさそうだった。両親の離婚で別れてしまったけど、父が常々女の子の私が心配な事に変な蟲、つまりはロクでもないような彼氏を好きになったらどうしようかと心配していた。でも、今の私はゼンタイフェチという蟲が付いているのかもしれない。なぜなら病みつきになっていたから。私の身体の中から早くゼンタイに覆われてしまえという声が聞こえていたから。だから、私は腰まで上げたゼンタイの生地を引き上げ手袋に相当する物の中に腕を通した。指先はピンクへと変わっていった。
そうそう、私はまだ男性経験などないヴァージンなのだ。高校の時に父と母がすれ違いによって家庭が崩壊したので、男性不信になったこともあるけど通っていた高校には心躍らせるような好みの男がいなかったので恋などすることがなかった。だから、私が男の人とああしてこうしてなんて考えるのは全て妄想の世界であった。本当のところはどうなの? なんて思っても雑誌に書いているようなエッチするときの話は本当なのかと疑問に思っているのが常だった。
話はずれた。実はゼンタイを着る場合、水着やレオタードもそうだけどサポーターか下着をつけた方が良いに決まっていた。なんでかというと、女の場合あそこの食い込みが生じるとエッチなラインを浮かび上がらせてみっともないからだ。そんな食い込みが出来て喜ぶのはエッチな男どもだけだろうけど。でも、私は家でゼンタイを着る時は下着をつけないと決めていた。その方が私の身体を直接心地よい拘束感で満たしてくれるからだ。それに、自分一人しかいない部屋でそんなの気にする必要がないから。
それで腰回りをゼンタイで覆うとなんとなく萌え萌えとした気分になるのだ。それって最初は自分だけなのかな、おかしいのかなと思っていたけど、SNSで知り合ったゼンタイ友(同じ趣味の女の子など)によれば、みんなそう思っているらしいようだ。そして思わず私は自分のアソコを触ってしまうのだ。なんとなくスリスリすることでエッチな気分になってしまうのが、いつものことだった。その時、この姿を家族に見られたらと思うと背中に薄ら寒いモノを感じてしまった。
私の今の姿を見た時、ちゃんと理解してくれないのは間違いなさそうだった。両親の離婚で別れてしまったけど、父が常々女の子の私が心配な事に変な蟲、つまりはロクでもないような彼氏を好きになったらどうしようかと心配していた。でも、今の私はゼンタイフェチという蟲が付いているのかもしれない。なぜなら病みつきになっていたから。私の身体の中から早くゼンタイに覆われてしまえという声が聞こえていたから。だから、私は腰まで上げたゼンタイの生地を引き上げ手袋に相当する物の中に腕を通した。指先はピンクへと変わっていった。
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