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(壱)お隣さんは何者ですか?
陽菜の秘密(2)
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これはいったいなに? そう考えると記憶の底から浮かび上がってきたのは、子供のころに見た魔法少女なんとかショーの光景だった。それは可愛らしいドレスを纏った大きな女の子が悪役と戦うショーだったけど、その魔法少女役が被っていたマスクだった。
そこに置かれていたマスクは四つあったが、表情が微妙に異なっていたが同じキャラクターのものだった。そして奥の衣装ケース、かっこよく言えばウォーククローゼットかもしれないけど激狭の空間にある衣装はいろんなものがあった。学生服から魔法少女のコスプレ衣装などだ。それらはどこかでみた記憶はあるけど、眠たくって頭が働かないのか、出てこなかった。
そんな捜索をしていたとき、真っ赤な人型から声がした。陽菜さんからだ! いきなり何を言うんだろうかと耳を近づけると、寝ぼけた声で”うーん、明るい・・・”と言っているような気がした。
だから僕は電気を消した。暗くなった部屋にはマスクのシルエットが浮かび、その真ん中には毛布でくるまれた真っ赤な女の子の形をした塊みたいなものが転がってるシチュエーションだった。こんな光景ってけっこう変であった。そんな変な部屋の中で、僕は・・・居眠りしはじめた・・・
そこに置かれていたマスクは四つあったが、表情が微妙に異なっていたが同じキャラクターのものだった。そして奥の衣装ケース、かっこよく言えばウォーククローゼットかもしれないけど激狭の空間にある衣装はいろんなものがあった。学生服から魔法少女のコスプレ衣装などだ。それらはどこかでみた記憶はあるけど、眠たくって頭が働かないのか、出てこなかった。
そんな捜索をしていたとき、真っ赤な人型から声がした。陽菜さんからだ! いきなり何を言うんだろうかと耳を近づけると、寝ぼけた声で”うーん、明るい・・・”と言っているような気がした。
だから僕は電気を消した。暗くなった部屋にはマスクのシルエットが浮かび、その真ん中には毛布でくるまれた真っ赤な女の子の形をした塊みたいなものが転がってるシチュエーションだった。こんな光景ってけっこう変であった。そんな変な部屋の中で、僕は・・・居眠りしはじめた・・・
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