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追っかけてみた!
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昨日と同じようにゼンタイを着たのが歩いているのが見えた。しかも二人も! 私が住んでいる街にそんな変態的な事をするのが複数いるのが信じられなかったけど、現実だった。
「いたねえ」
「うん」
私たち二人は近くの民家の軒下に隠れていた。そしてそのゼンタイ二人を観察していた。そのゼンタイはカラフルに見えた。なにかの模様が描かれている様だった。
「女じゃないの、あれ?」
「みたいだね・・・」
その日のゼンタイは女だった。二人とも体形が自分たちににていたし。でも違和感があった。
「でも、片方は男かもよ。肩幅大きいに胸が作り物みたいに見えるし」
「それって女装?」
「そうなるねえ、ゼンタイをする人はどうなっているのよ」
「そうねえ・・・」
私たち二人がコソコソしていると、後ろから人の気配がした。それは隠れている軒下の住民のようだった。年齢は50前後の女の人だった。
「あんたたちなにをしよるんだ? まさかあれを見ているんか?」
そういって指さしたのはゼンタイ女(?)だった。
「そうですが・・・すいません」
「いいんじゃが、いつもの事だから慣れている。それよりもあんなたちは気になるのか連中を?」
「まあ、そうです。なんであんな恰好をしているのかと思いまして」
「それはな、ここは町おこし企画としてコスプレOK特区なのさ。でも、あの恰好は想定外だったようだな」
住民は呆れた表情を浮かべ腰に手をやっていた。
「いたねえ」
「うん」
私たち二人は近くの民家の軒下に隠れていた。そしてそのゼンタイ二人を観察していた。そのゼンタイはカラフルに見えた。なにかの模様が描かれている様だった。
「女じゃないの、あれ?」
「みたいだね・・・」
その日のゼンタイは女だった。二人とも体形が自分たちににていたし。でも違和感があった。
「でも、片方は男かもよ。肩幅大きいに胸が作り物みたいに見えるし」
「それって女装?」
「そうなるねえ、ゼンタイをする人はどうなっているのよ」
「そうねえ・・・」
私たち二人がコソコソしていると、後ろから人の気配がした。それは隠れている軒下の住民のようだった。年齢は50前後の女の人だった。
「あんたたちなにをしよるんだ? まさかあれを見ているんか?」
そういって指さしたのはゼンタイ女(?)だった。
「そうですが・・・すいません」
「いいんじゃが、いつもの事だから慣れている。それよりもあんなたちは気になるのか連中を?」
「まあ、そうです。なんであんな恰好をしているのかと思いまして」
「それはな、ここは町おこし企画としてコスプレOK特区なのさ。でも、あの恰好は想定外だったようだな」
住民は呆れた表情を浮かべ腰に手をやっていた。
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