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1.黒い影に
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OLといえばピンからキリまで数多くある。私服と変わらない者もいれば綺麗な制服もしくはスーツでバッチリきめている場合もある。その晩ターゲットにされたのは後者の方だった。
夜道を帰る一人のOL。自宅近くなので暗い街灯もうす暗い寂しい路地にいた時のことだ。彼女は心細かったがもうすぐそこなので気が緩んでいた。その瞬間、後ろに黒い影が近づいていることに気付いた!
その黒い影は文字通り黒い影だった。真っ黒い全身タイツを着ていたからだ。もし顔の瞳でも描いていたら某探偵アニメの被疑者のイメージになるところだが、そんなモノではなかった。一体モノなんか見えているんかコイツ! そんな感じだった。
「あたいなんかお金持っていないよ! それにキャッシュカードの暗証番号を聞き出してもお金にならないわよ!」
そういって彼女はバックを振り回して逃げようとしたが、その黒い影は卑怯なまで俊敏だった! そして彼女の身体を掴むとこういった。
「君のお金は興味ないしちょっと借りるだけだ。そうそう命は取らないからね。借りるのは君の身体!」
「身体?」
彼女は変な声で叫んだ。身体ということはエッチな事をするというの?
「君の身体を内臓にするだけさ。それで一日過ごしてもらえないかな?」
彼女はますますわからなかった。内臓って人を何だとおもっているのよ、こいつ! すると黒い影はこういった。
「君をロボットの駆動装置にするのよ! きっと気に入ると思うわよ」
ロボット? 駆動装置? いったい何者なんだよ! こいつら! 彼女の心の叫びが声になることは無かった。
夜道を帰る一人のOL。自宅近くなので暗い街灯もうす暗い寂しい路地にいた時のことだ。彼女は心細かったがもうすぐそこなので気が緩んでいた。その瞬間、後ろに黒い影が近づいていることに気付いた!
その黒い影は文字通り黒い影だった。真っ黒い全身タイツを着ていたからだ。もし顔の瞳でも描いていたら某探偵アニメの被疑者のイメージになるところだが、そんなモノではなかった。一体モノなんか見えているんかコイツ! そんな感じだった。
「あたいなんかお金持っていないよ! それにキャッシュカードの暗証番号を聞き出してもお金にならないわよ!」
そういって彼女はバックを振り回して逃げようとしたが、その黒い影は卑怯なまで俊敏だった! そして彼女の身体を掴むとこういった。
「君のお金は興味ないしちょっと借りるだけだ。そうそう命は取らないからね。借りるのは君の身体!」
「身体?」
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「君をロボットの駆動装置にするのよ! きっと気に入ると思うわよ」
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