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選ばれたくないのに!
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わたしがゼンタイを着たのは初めてだった。文化祭の仮装大会があって、男は女装するし女はアニメキャラになりきるわと毎年乱痴気なイベントだった。
そんなイベントに当日になって参加する事になった。クラスで参加予定だった女が急遽盲腸で入院したためだ! もし前日だったら、用意していた衣装を借りたりできたのに、それも出来なかった。だから、急いで用意したのがゼンタイだった。
たまたま近くのショッピングモールで安く売っていたので、よく確認しないまま買ってきてしまった。そのゼンタイは、顔が出ないタイプだった! これではだめだと買いなおせばよかったけど時間切れになってしまった。
担任の仁科先生は呆れていたけど、穴をあけるよりましだという事になった。でも、着てみると・・・見えずらかった。目の前が真っ赤というか、布に覆われただけで。
そんな状態なのにイベントに参加した失笑の連続だった。こんなことなら値段が張っても巫女装束のほうにすればよかったと後悔していた。
結果発表まで会場にいたけど、箸にも棒にもかからなかった。とりあえず誰なのかわからないうちに帰ろうとしたときの事だ。身体が眩しい光に覆われてしまった。その瞬間、わたしは異世界に召喚された!
そんなイベントに当日になって参加する事になった。クラスで参加予定だった女が急遽盲腸で入院したためだ! もし前日だったら、用意していた衣装を借りたりできたのに、それも出来なかった。だから、急いで用意したのがゼンタイだった。
たまたま近くのショッピングモールで安く売っていたので、よく確認しないまま買ってきてしまった。そのゼンタイは、顔が出ないタイプだった! これではだめだと買いなおせばよかったけど時間切れになってしまった。
担任の仁科先生は呆れていたけど、穴をあけるよりましだという事になった。でも、着てみると・・・見えずらかった。目の前が真っ赤というか、布に覆われただけで。
そんな状態なのにイベントに参加した失笑の連続だった。こんなことなら値段が張っても巫女装束のほうにすればよかったと後悔していた。
結果発表まで会場にいたけど、箸にも棒にもかからなかった。とりあえず誰なのかわからないうちに帰ろうとしたときの事だ。身体が眩しい光に覆われてしまった。その瞬間、わたしは異世界に召喚された!
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