【中編小説集】婚約破棄して”ざまあ!”になった人々の話
婚約者を捨てたいだと! そんなのよしなさい! そんなことをすればどうなるのか分かるか? どうしてもしたいというなら止めないからな。でも、アドバイスはしとくよ。問題なく別れたいのならな。
古今東西異世界で起きた婚約破棄をめぐる物語です!
「不良令息が婚約破棄をすれば」編
士官学校の生徒で伯爵令息のウォリスは大人しいアリスとの婚約を破棄した。不良仲間の貴族の娘と婚約するため書類を偽造したが、憲兵隊に呼び出され断罪される!
「王子の真実の愛の真実」編
王太子ヴィルヘルムは真実の愛の相手と思ったジェーンと結婚するために、婚約者で滅亡した王朝の娘キャサリンとの婚約破棄を決め存在を消すために処刑することにし。それが没落の始まりだとしらなかった彼に待ち受けていた未来とは?
「幼稚な正義感の名の下で」編
親に決められた婚約者キャロルを鬱陶しいと常日頃思っていたギャルソンは、女友達のサブリナをイジメていると聞かされた。同級生イジメをするのなら制裁を加えなければならないと思ったギャルソンは当然鉄槌を加えるべきだと暴走したが、果たしてそれは正しい事なのか?
「結婚式で勘違いしていたと破棄されたあとに」編
ローズマリーは結婚式が始まって相手のダグラスが行方を晦ましたことを知った。そんな相手を許せないが、なぜか新郎がいないまま結婚式は進んでしまった。その後、ダグラスは新婚旅行に乗るはずだった飛行船に別の女と搭乗して消息を絶ってしまった。彼はなぜ婚約破棄をして逃走したのか?
*オムニバス構成になります。18禁は保険です。
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「不良令息が婚約破棄をすれば」編
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*オムニバス構成になります。18禁は保険です。
不良令息が婚約破棄すれば
王子の真実の愛の真実
幼稚な正義感の名の下で
結婚式をぼっちで挙げた花嫁は探偵をする(旧題:結婚式で勘違いしていたと破棄されたあとに)
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