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第269話 ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー その2 細かいことは気にするな編
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ビーストウォーズ語りの続きです。主要キャラについて、軽く語って行きたいと思います。サブタイトルは、本作に対する私のスタンスを書きました(笑)。
まず、サイバトロン側から。Wiki読んだら、原語版だと軍団名がオートボットじゃないのね。でも日本では伝統のサイバトロンに統一されています。わかりやすくていいんじゃないでしょうか。
リーダーは、前に書いたように「コンボイ」で初代『トランスフォーマー』と同名ですね。顔も似ています。でも、ゴリラです。
「コンボイがゴリラ」って時点で、拒絶反応を起こした旧作ファンは結構いたんじゃないかと思います。実際、私も弟も最初は「えー、コンボイがゴリラぁ!?」って思ってましたから。しかし、実際に見てみたらゲラゲラ笑って「これはこれでアリか」と思うようになりました。
コンボイ本人は、本作登場人物の中では非常に真面目です。アドリブ暴走しません。これは、後年に「主人公なんでアドリブ禁止だった」というのを二次資料などで読んで納得しました。ただ、そのせいで割を食っているというか、あんまり面白くはないです(笑)。
声優は子安武人で、『マクロス7』のガムリン、『W』のゼクス、『ダグオン』の海などロボ作品でも主要キャラを多数演じてきている名声優です。個人的にはスパロボのオリジナルキャラであるシュウ・シラカワが印象に残っていたり。アドリブもこなせる人なので、続編『メタルス』でアドリブ解禁の回があったときには暴走していました(笑)。
作中で、司令官として特に「無能だなあ」と思ったことはないのですが、逆にそんなに有能という印象も無いです。何というか、回りが暴走しまくっているので、非常に「フツー」という印象というか(笑)。やっぱり、割を食ってる感じですね。
ネズミに変身するのが「ラットル」です。そのまんまや(笑)。声優は山口勝平。男性で少年役を演じられる名声優ですね。ロボ作品ではOVA版『ジャイアントロボ』の大作少年ほか、『Gガン』のサイ・サイシー、『ダグオン』の雷などを演じています。
ネズミっぽく、小さな体型で、あちこち潜り込んで偵察するのが得意です。逃げ足も速いという(笑)。ネズミらしくいたずら者な性格だったなあという印象があります。偵察シーンで主題歌を鼻歌でハミングしてたことをおぼえています。
チーターに変身するのが「チータス」……これもまんまや!(笑) 声優は高木渉で、ロボ的には『X』のガロードを演じていました。
「~じゃん」という口調が印象的で、サイバトロン主要メンバーの中でも突撃隊長的な感じで敵に突っ込んでいくタイプでしたね。
サイに変身するのが「ライノックス」です。これもまんまなんですが、多少はひねってあるかなと(笑)。声優は中村大樹で、ロボ的には『マイトガイン』のガイン役を演じていたほか『エクスカイザー』でも勇者ロボのひとりスカイマックスを演じています。『X』ではフリーデンの操舵手シンゴ・モリも演じていましたね。
口調が「~なんだな~」なので、のんきな性格が強調されています。典型的な「気は優しくて力持ち」系ですが、その分怒ると恐いタイプで、デストロンに洗脳されて大暴れしたこともあります。研究者気質で修理も得意だったりと多芸です。
本作初期レギュラーで一番型破りなのが恐竜のヴェロキラプトルに変身する「ダイノボット」です。名前的には初代『トランスフォーマー』の種族名なんですけど、コレ(笑)。何でグリムロックじゃないんだろう? 声優は藤原啓治で、ロボ的には『08小隊』のエレドアですけど、やっぱり『クレしん』の父ちゃんが一番印象に残るという。
こいつは、何と元デストロンだったりします。メガトロンを倒してニューリーダー(笑)になろうとして、返り討ちにあったのでサイバトロンに入ったという。サイバトロンでもコンボイを倒してニューリーダーになろうとしたものの、引き分けに終わったので何となくそのまま部下におさまってしまいました。
やたらと「ダァー」と叫んでいて脳筋っぽい感じでしたし、生粋のサイバトロンである仲間達との折り合いも悪かったのですが、戦っていくうちに徐々に仲間としてなじんでいった感があります。本作の中では一番ドラマを感じさせるキャラでしたね。
ここまでが初期メンバーになります。このほかに何体か追加戦士が出てきます。元は「プロトフォーム」という素体の状態で宇宙船内で眠っていたサイバトロンのメンバーが、宇宙船墜落時に脱出ポッドで強制射出されて惑星に落下し、現地生物と融合したという形で追加戦士として登場します。このため、一部メンバーは記憶が損傷していたり、復活時にデストロンに洗脳されてしまったりします。
追加戦士一号がホワイトタイガーに変身する「タイガトロン」です。声優は遠近孝一で『ダグオン』の炎を演じていました。
これは語尾が「~ござる」のサムライ気質の戦士でしたね。初期メンバーに比べると少し印象は薄かったです。
追加戦士二号がハヤブサに変身する「エアラザー」です。声優は岩永哲哉でロボ物では『エヴァ』の相田ケンスケを演じています。
これが大問題のキャラなんですよ。実は原語版だと女性キャラだったのが、デザイン的に女性っぽさがあまりないので日本語版だと男性キャラに変更されたという。TSしてるんですね(笑)。
性格的には生真面目キャラだったので本作中では特に問題がなかったのですが、上記のTSのせいで、続編『メタルス』で大変なことになってしまうという(笑)。これについては『メタルス』の所で書こうかと思います。
これでサイバトロンメンバーはさらったので、次回はデストロンメンバーについて語りたいと思います。
まず、サイバトロン側から。Wiki読んだら、原語版だと軍団名がオートボットじゃないのね。でも日本では伝統のサイバトロンに統一されています。わかりやすくていいんじゃないでしょうか。
リーダーは、前に書いたように「コンボイ」で初代『トランスフォーマー』と同名ですね。顔も似ています。でも、ゴリラです。
「コンボイがゴリラ」って時点で、拒絶反応を起こした旧作ファンは結構いたんじゃないかと思います。実際、私も弟も最初は「えー、コンボイがゴリラぁ!?」って思ってましたから。しかし、実際に見てみたらゲラゲラ笑って「これはこれでアリか」と思うようになりました。
コンボイ本人は、本作登場人物の中では非常に真面目です。アドリブ暴走しません。これは、後年に「主人公なんでアドリブ禁止だった」というのを二次資料などで読んで納得しました。ただ、そのせいで割を食っているというか、あんまり面白くはないです(笑)。
声優は子安武人で、『マクロス7』のガムリン、『W』のゼクス、『ダグオン』の海などロボ作品でも主要キャラを多数演じてきている名声優です。個人的にはスパロボのオリジナルキャラであるシュウ・シラカワが印象に残っていたり。アドリブもこなせる人なので、続編『メタルス』でアドリブ解禁の回があったときには暴走していました(笑)。
作中で、司令官として特に「無能だなあ」と思ったことはないのですが、逆にそんなに有能という印象も無いです。何というか、回りが暴走しまくっているので、非常に「フツー」という印象というか(笑)。やっぱり、割を食ってる感じですね。
ネズミに変身するのが「ラットル」です。そのまんまや(笑)。声優は山口勝平。男性で少年役を演じられる名声優ですね。ロボ作品ではOVA版『ジャイアントロボ』の大作少年ほか、『Gガン』のサイ・サイシー、『ダグオン』の雷などを演じています。
ネズミっぽく、小さな体型で、あちこち潜り込んで偵察するのが得意です。逃げ足も速いという(笑)。ネズミらしくいたずら者な性格だったなあという印象があります。偵察シーンで主題歌を鼻歌でハミングしてたことをおぼえています。
チーターに変身するのが「チータス」……これもまんまや!(笑) 声優は高木渉で、ロボ的には『X』のガロードを演じていました。
「~じゃん」という口調が印象的で、サイバトロン主要メンバーの中でも突撃隊長的な感じで敵に突っ込んでいくタイプでしたね。
サイに変身するのが「ライノックス」です。これもまんまなんですが、多少はひねってあるかなと(笑)。声優は中村大樹で、ロボ的には『マイトガイン』のガイン役を演じていたほか『エクスカイザー』でも勇者ロボのひとりスカイマックスを演じています。『X』ではフリーデンの操舵手シンゴ・モリも演じていましたね。
口調が「~なんだな~」なので、のんきな性格が強調されています。典型的な「気は優しくて力持ち」系ですが、その分怒ると恐いタイプで、デストロンに洗脳されて大暴れしたこともあります。研究者気質で修理も得意だったりと多芸です。
本作初期レギュラーで一番型破りなのが恐竜のヴェロキラプトルに変身する「ダイノボット」です。名前的には初代『トランスフォーマー』の種族名なんですけど、コレ(笑)。何でグリムロックじゃないんだろう? 声優は藤原啓治で、ロボ的には『08小隊』のエレドアですけど、やっぱり『クレしん』の父ちゃんが一番印象に残るという。
こいつは、何と元デストロンだったりします。メガトロンを倒してニューリーダー(笑)になろうとして、返り討ちにあったのでサイバトロンに入ったという。サイバトロンでもコンボイを倒してニューリーダーになろうとしたものの、引き分けに終わったので何となくそのまま部下におさまってしまいました。
やたらと「ダァー」と叫んでいて脳筋っぽい感じでしたし、生粋のサイバトロンである仲間達との折り合いも悪かったのですが、戦っていくうちに徐々に仲間としてなじんでいった感があります。本作の中では一番ドラマを感じさせるキャラでしたね。
ここまでが初期メンバーになります。このほかに何体か追加戦士が出てきます。元は「プロトフォーム」という素体の状態で宇宙船内で眠っていたサイバトロンのメンバーが、宇宙船墜落時に脱出ポッドで強制射出されて惑星に落下し、現地生物と融合したという形で追加戦士として登場します。このため、一部メンバーは記憶が損傷していたり、復活時にデストロンに洗脳されてしまったりします。
追加戦士一号がホワイトタイガーに変身する「タイガトロン」です。声優は遠近孝一で『ダグオン』の炎を演じていました。
これは語尾が「~ござる」のサムライ気質の戦士でしたね。初期メンバーに比べると少し印象は薄かったです。
追加戦士二号がハヤブサに変身する「エアラザー」です。声優は岩永哲哉でロボ物では『エヴァ』の相田ケンスケを演じています。
これが大問題のキャラなんですよ。実は原語版だと女性キャラだったのが、デザイン的に女性っぽさがあまりないので日本語版だと男性キャラに変更されたという。TSしてるんですね(笑)。
性格的には生真面目キャラだったので本作中では特に問題がなかったのですが、上記のTSのせいで、続編『メタルス』で大変なことになってしまうという(笑)。これについては『メタルス』の所で書こうかと思います。
これでサイバトロンメンバーはさらったので、次回はデストロンメンバーについて語りたいと思います。
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