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13.お礼②
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「ねぇ、さっきの続き、する?」
耳もとをくすぐられて、瞬時に顔に熱が集まる。それと同時に思う。
(……そうよね。私たちがやることってそれしかないわよね)
「別に、君を呼んだのはHだけが目的じゃないよ」
「!」
私の心を読んだようにそう言いながらも、藤崎さんは私に口づけを落として、手は胸を揉み始める。
(藤崎さん、言ってることとやってることが違いますよ!)
私の抗議の眼差しに気づいたようで、彼は「テレビでも見る?」とリモコンを押した。
ちょうど音楽番組がやっていた。
TAKUYAと同時期にデビューしたバンドのインタビューが流れていて、興味あるのに、藤崎さんが身体を弄るのを止めてくれないので、全然集中できない。
「もう、藤崎さん! そんなにしたいんですか?」
「……うん、したい」
少し恥ずかしそうに藤崎さんがうなずいた。その顔を見られるのが嫌だったのか、すぐに私の肩口に顔を伏せて、つぶやいた。
「あれから、どれだけ我慢していたことか……」
「たった五日じゃないですか!」
「五日も、だよ。希を抱きたくてたまらなかった。君のかわいい姿が頭から離れなくて……」
「もう、なに言ってるんですか!」
私まで恥ずかしくなって、頬が熱くなった。
抱きたいと思いながらも藤崎さんはTAKUYAのライブが終わるのを待っていてくれたのね。
契約でもなんでも、そんなに待ち望んでもらえていたのはうれしい。
私はすぐそばにある耳にささやいた。
「……いいですよ」
藤崎さんはクッと喉の奥を鳴らした。
スカートの中に潜り込んできた手がショーツ越しに秘部をなでる。
しっとりと濡れているのに気づかれ、恥ずかしい。
ほのかに笑われ、さらにそこをツーっと指で辿られるとよけい濡れてしまう。
ショーツの隙間から指が忍び込んできて、つぷりと指を入れられる。
「あっ」
ぐちぐちと指を出し入れしたり、円を描くように回されたりすると、すぐに身体が熱くなる。
「あっ、あっ、ああっ……」
自分の喘ぎ声が恥ずかしくて、藤崎さんの肩に顔を押しつけた。
「ん、んっ………ん………」
押し殺しても漏れ出す声が音楽番組の音声と重なって非現実的で淫靡だ。
ショーツを脚から抜かれ、中を掻き回される。
「んー! んっ、んっ……んんーーっ」
指を増やされて、中で折り曲げたり広げられたりすると、足指が丸まる。
さらに親指でクリトリスをやわらかく擦られると腰が跳ねて、藤崎さんの指をギュッと締めつけた。
腰を持ち上げられて、藤崎さんに跨がるようにされる。
藤崎さんがズボンの前を寛げて、いきり立ったモノを出し、手早くゴムをつけると私を貫いた。
「ああっ!」
トロトロに蕩けていたそこはすんなり受け入れたけど、いきなり深くて、背筋に電気が走る。
ぎゅっと抱きしめられて口づけられる。
強く吸われて舌を絡められ、体中、藤崎さんでいっぱいになって、彼のことしか考えられなくなる。
ぬちぬちと擦りつけるように動かれて、藤崎さんの肩に掴まりながら、背を反らした。
彼の胸板で服越しに胸の先端が擦れて、気持ちいい。
だんだん藤崎さんの腰の動きが大きくなって、腰を持たれて、下から突き上げられる。
「あんっ、あ、んっ、あああんっ!」
快感の塊がお腹の奥から脳へ突き抜けていった。
私が溜め息をついて弛緩すると、藤崎さんが優しくキスをしてくれた……と思ったら、背中のファスナーを下ろし、ワンピースをキャミソールごと脱がされた。
続けてブラのホックも外されて、胸がポロンと露出する。
そこに唇を這わされて、またキュウっと膣が締まる。
そうか、藤崎さんは硬いままだった。
今度は、私の腰を持ち上げて落とし、持ち上げ落としと繰り返した。
「あっ……ひゃん、あ……ひゃん! あ、やっ、やめ……ひゃあん」
そこに腰の動きも加わって、奥深くを突かれて、気持ちよすぎて苦しい。
イッたばかりだから、甲高い変な声が出てしまう。
「……それ、やっ! ……あっ、やんっ……おかしく、なるっ!」
「おかしくなっていいよ」
藤崎さんは唇の端を上げて、私の痴態を見て楽しそうだ。
「だめっ……はあっ………ひゃっ………ああんっ」
「それじゃあ、これは?」と今度は私の腰を押さえて、下から強く突き上げ始めた。
身体の奥深くを強く打ちつけられて、脳天まで痺れる。
「ひゃんっ! ……やぁっ! ……ぁう……やんっ!」
今度はもうろくに喋れなくて、ひたすら嬌声をあげさせられた。
(ああ、もうダメ……)
私はキューッと藤崎さんを締めつけて、またイッた。
藤崎さんも今度は何度か突いた後に達した。
くたっと藤崎さんに全身を預けてる私に、キスを落としながら、「気持ちよかった?」と言わずもがなのことを聞く。
「藤崎さんは?」
「むちゃくちゃ気持ちよかったよ」
それを聞くと、私の女の部分が喜ぶ。
(私だけ気持ちよくされてる気がしてたけど、藤崎さんも気持ちよかったんだ……)
彼は中から出て、ゴムを処理した。
ぼーっと眺めてたら、新たなゴムをつけ直して、また入ってきた。
「………! もう無理です!」
「でも、まだ僕はほとんど動いてないんだけど……。ここもかわいがってないし」
ペロリと乳首を舐められる。
「あんっ」
私はつい甘い声をあげてしまう。
藤崎さんを受け入れているところもピクピクとして悦んでいるようだ。
胸を揉みながら、藤崎さんが動き始める。
またさっきと同じ奥深くを突かれると、敏感になっている身体は激しく快感を拾って、すぐ高められてしまう。
「うっ……あっ……ああん……はああっ」
ソファの背もたれに身体を預けられて、激しく突かれる。
乳首をしゃぶられて、奥を抉られる度に、目の前に火花が散る。
「君のおかしくなるところを見たい」
藤崎さんが今度は耳を舐りながら囁く。
「あっ、ひゃんっ……やっ、やっ、ああんっ……」
激しい突き上げに、私はイヤイヤするように首を振る。
さっきのおかしくなりそうな感覚、その先なんて……!
自分がどうなってしまうのか、何を口走るかわからず、恐怖に襲われる。
でも、このまま続けられると本当に自分が壊されてしまいそう。
「はあっ……や、やあ……うっ……やあっ……藤崎、さん……こわい……」
揺さぶられ続けて、快楽に気が変になりそうで、私はポロポロと涙をこぼした。
それに気づいた藤崎さんは、瞠目して止まってくれた。
私を抱きしめて、なだめるようにキスをする。
「ごめん。こわがらないで、大丈夫だから」
藤崎さんは優しく涙を拭い、頬や瞼や髪にキスを落として、背中をなでてくれる。
こんなことで泣くなんて、バカみたいだ。
藤崎さんも止めないで、好きなようにしてくれてもよかったのに。
止まってくれるとは思わなかった。
「……ごめんなさい。やっぱり私めんどくさいですね」
「大丈夫。すごくかわいいから」
「……そんなわけっ」
チュッとキスで口を塞がれた。
藤崎さんが笑っている。
「かわいいよ。気持ちよすぎて怖くなって泣いちゃうなんて」
改めて口に出されると、やっぱりバカみたい。
恥ずかしさに俯くと、顎を持上げられ、また口づけられた。
舌を入れられ、ねっとりと口の中を探られて、縮こまってた舌を引っ張り出されて絡められる。
「ゆっくりしたら怖くない?」
「……わからないです。でも、気にしないでしてください。藤崎さんも……中途半端でつらいでしょ?」
藤崎さんは硬いままで私の中に埋まっている。
「君は……」
困った顔をして私を見ると、ためらいがちに私を押し倒してゆっくり動き始めた。
「あ……ん……」
もう何をされても気持ちよすぎるのは変わらないっぽい。
私の様子を見ながら動いてる藤崎さんに、大丈夫と伝わるように背中に手を回す。
「んっ、んっ、んっ……気持ちいい……」
藤崎さんはふんわりと微笑むと、また口づけた。
だんだん動きが速くなって、数回奥を強く突くと達した。
耳もとをくすぐられて、瞬時に顔に熱が集まる。それと同時に思う。
(……そうよね。私たちがやることってそれしかないわよね)
「別に、君を呼んだのはHだけが目的じゃないよ」
「!」
私の心を読んだようにそう言いながらも、藤崎さんは私に口づけを落として、手は胸を揉み始める。
(藤崎さん、言ってることとやってることが違いますよ!)
私の抗議の眼差しに気づいたようで、彼は「テレビでも見る?」とリモコンを押した。
ちょうど音楽番組がやっていた。
TAKUYAと同時期にデビューしたバンドのインタビューが流れていて、興味あるのに、藤崎さんが身体を弄るのを止めてくれないので、全然集中できない。
「もう、藤崎さん! そんなにしたいんですか?」
「……うん、したい」
少し恥ずかしそうに藤崎さんがうなずいた。その顔を見られるのが嫌だったのか、すぐに私の肩口に顔を伏せて、つぶやいた。
「あれから、どれだけ我慢していたことか……」
「たった五日じゃないですか!」
「五日も、だよ。希を抱きたくてたまらなかった。君のかわいい姿が頭から離れなくて……」
「もう、なに言ってるんですか!」
私まで恥ずかしくなって、頬が熱くなった。
抱きたいと思いながらも藤崎さんはTAKUYAのライブが終わるのを待っていてくれたのね。
契約でもなんでも、そんなに待ち望んでもらえていたのはうれしい。
私はすぐそばにある耳にささやいた。
「……いいですよ」
藤崎さんはクッと喉の奥を鳴らした。
スカートの中に潜り込んできた手がショーツ越しに秘部をなでる。
しっとりと濡れているのに気づかれ、恥ずかしい。
ほのかに笑われ、さらにそこをツーっと指で辿られるとよけい濡れてしまう。
ショーツの隙間から指が忍び込んできて、つぷりと指を入れられる。
「あっ」
ぐちぐちと指を出し入れしたり、円を描くように回されたりすると、すぐに身体が熱くなる。
「あっ、あっ、ああっ……」
自分の喘ぎ声が恥ずかしくて、藤崎さんの肩に顔を押しつけた。
「ん、んっ………ん………」
押し殺しても漏れ出す声が音楽番組の音声と重なって非現実的で淫靡だ。
ショーツを脚から抜かれ、中を掻き回される。
「んー! んっ、んっ……んんーーっ」
指を増やされて、中で折り曲げたり広げられたりすると、足指が丸まる。
さらに親指でクリトリスをやわらかく擦られると腰が跳ねて、藤崎さんの指をギュッと締めつけた。
腰を持ち上げられて、藤崎さんに跨がるようにされる。
藤崎さんがズボンの前を寛げて、いきり立ったモノを出し、手早くゴムをつけると私を貫いた。
「ああっ!」
トロトロに蕩けていたそこはすんなり受け入れたけど、いきなり深くて、背筋に電気が走る。
ぎゅっと抱きしめられて口づけられる。
強く吸われて舌を絡められ、体中、藤崎さんでいっぱいになって、彼のことしか考えられなくなる。
ぬちぬちと擦りつけるように動かれて、藤崎さんの肩に掴まりながら、背を反らした。
彼の胸板で服越しに胸の先端が擦れて、気持ちいい。
だんだん藤崎さんの腰の動きが大きくなって、腰を持たれて、下から突き上げられる。
「あんっ、あ、んっ、あああんっ!」
快感の塊がお腹の奥から脳へ突き抜けていった。
私が溜め息をついて弛緩すると、藤崎さんが優しくキスをしてくれた……と思ったら、背中のファスナーを下ろし、ワンピースをキャミソールごと脱がされた。
続けてブラのホックも外されて、胸がポロンと露出する。
そこに唇を這わされて、またキュウっと膣が締まる。
そうか、藤崎さんは硬いままだった。
今度は、私の腰を持ち上げて落とし、持ち上げ落としと繰り返した。
「あっ……ひゃん、あ……ひゃん! あ、やっ、やめ……ひゃあん」
そこに腰の動きも加わって、奥深くを突かれて、気持ちよすぎて苦しい。
イッたばかりだから、甲高い変な声が出てしまう。
「……それ、やっ! ……あっ、やんっ……おかしく、なるっ!」
「おかしくなっていいよ」
藤崎さんは唇の端を上げて、私の痴態を見て楽しそうだ。
「だめっ……はあっ………ひゃっ………ああんっ」
「それじゃあ、これは?」と今度は私の腰を押さえて、下から強く突き上げ始めた。
身体の奥深くを強く打ちつけられて、脳天まで痺れる。
「ひゃんっ! ……やぁっ! ……ぁう……やんっ!」
今度はもうろくに喋れなくて、ひたすら嬌声をあげさせられた。
(ああ、もうダメ……)
私はキューッと藤崎さんを締めつけて、またイッた。
藤崎さんも今度は何度か突いた後に達した。
くたっと藤崎さんに全身を預けてる私に、キスを落としながら、「気持ちよかった?」と言わずもがなのことを聞く。
「藤崎さんは?」
「むちゃくちゃ気持ちよかったよ」
それを聞くと、私の女の部分が喜ぶ。
(私だけ気持ちよくされてる気がしてたけど、藤崎さんも気持ちよかったんだ……)
彼は中から出て、ゴムを処理した。
ぼーっと眺めてたら、新たなゴムをつけ直して、また入ってきた。
「………! もう無理です!」
「でも、まだ僕はほとんど動いてないんだけど……。ここもかわいがってないし」
ペロリと乳首を舐められる。
「あんっ」
私はつい甘い声をあげてしまう。
藤崎さんを受け入れているところもピクピクとして悦んでいるようだ。
胸を揉みながら、藤崎さんが動き始める。
またさっきと同じ奥深くを突かれると、敏感になっている身体は激しく快感を拾って、すぐ高められてしまう。
「うっ……あっ……ああん……はああっ」
ソファの背もたれに身体を預けられて、激しく突かれる。
乳首をしゃぶられて、奥を抉られる度に、目の前に火花が散る。
「君のおかしくなるところを見たい」
藤崎さんが今度は耳を舐りながら囁く。
「あっ、ひゃんっ……やっ、やっ、ああんっ……」
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「はあっ……や、やあ……うっ……やあっ……藤崎、さん……こわい……」
揺さぶられ続けて、快楽に気が変になりそうで、私はポロポロと涙をこぼした。
それに気づいた藤崎さんは、瞠目して止まってくれた。
私を抱きしめて、なだめるようにキスをする。
「ごめん。こわがらないで、大丈夫だから」
藤崎さんは優しく涙を拭い、頬や瞼や髪にキスを落として、背中をなでてくれる。
こんなことで泣くなんて、バカみたいだ。
藤崎さんも止めないで、好きなようにしてくれてもよかったのに。
止まってくれるとは思わなかった。
「……ごめんなさい。やっぱり私めんどくさいですね」
「大丈夫。すごくかわいいから」
「……そんなわけっ」
チュッとキスで口を塞がれた。
藤崎さんが笑っている。
「かわいいよ。気持ちよすぎて怖くなって泣いちゃうなんて」
改めて口に出されると、やっぱりバカみたい。
恥ずかしさに俯くと、顎を持上げられ、また口づけられた。
舌を入れられ、ねっとりと口の中を探られて、縮こまってた舌を引っ張り出されて絡められる。
「ゆっくりしたら怖くない?」
「……わからないです。でも、気にしないでしてください。藤崎さんも……中途半端でつらいでしょ?」
藤崎さんは硬いままで私の中に埋まっている。
「君は……」
困った顔をして私を見ると、ためらいがちに私を押し倒してゆっくり動き始めた。
「あ……ん……」
もう何をされても気持ちよすぎるのは変わらないっぽい。
私の様子を見ながら動いてる藤崎さんに、大丈夫と伝わるように背中に手を回す。
「んっ、んっ、んっ……気持ちいい……」
藤崎さんはふんわりと微笑むと、また口づけた。
だんだん動きが速くなって、数回奥を強く突くと達した。
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