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「いっきに話してしまったけど、ここまでで何か質問はあるか?」
「質問はありません」
「けど、思い悩む部分があるって所か。身体のこととセヴランのことか」
「はい」
今回の出来事全てにアナクレトが関係していて、裏で糸を引いていたのも分かった。
でも、それが分かった所で俺の身体が戻る為の情報が得られていないし、セヴランに全てを話して良いのか考えがまとまらない。
「身体のことは一回置いておくとして、セヴランにどこまで話すつもりなんだ?」
「………今回のことがなければ、一生伝えるつもりはありませんでしたし、会うつもりも全くありませんでした。けれど、このような形で再会することになり、真実を知る機会が得られ、アナクレトがやってきた数々な行動を見るに、俺の気持ちだけで真実を隠すのはアナクレトとやっていることが同じなんじゃないかって思ったんです。だから、セヴランが望むなら全てを答えようって思ってはいるのですが………それが良いかどうか」
たとえ、それが消し去りたい過去だとしても、己の歩んできた道だから知りたいと言われたら……言うべきだよな。
「知りたいとセヴランが望むならありのまま伝えて良いと思う………が、その前にひとつ訂正をさせて欲しい」
「質問はありません」
「けど、思い悩む部分があるって所か。身体のこととセヴランのことか」
「はい」
今回の出来事全てにアナクレトが関係していて、裏で糸を引いていたのも分かった。
でも、それが分かった所で俺の身体が戻る為の情報が得られていないし、セヴランに全てを話して良いのか考えがまとまらない。
「身体のことは一回置いておくとして、セヴランにどこまで話すつもりなんだ?」
「………今回のことがなければ、一生伝えるつもりはありませんでしたし、会うつもりも全くありませんでした。けれど、このような形で再会することになり、真実を知る機会が得られ、アナクレトがやってきた数々な行動を見るに、俺の気持ちだけで真実を隠すのはアナクレトとやっていることが同じなんじゃないかって思ったんです。だから、セヴランが望むなら全てを答えようって思ってはいるのですが………それが良いかどうか」
たとえ、それが消し去りたい過去だとしても、己の歩んできた道だから知りたいと言われたら……言うべきだよな。
「知りたいとセヴランが望むならありのまま伝えて良いと思う………が、その前にひとつ訂正をさせて欲しい」
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