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第40話 まあそう焦りなさんな
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一旦街の端を確認した後、そこからぐるりと街の外周を回って、どこかに入口らしきものが無いか確認する。
:綺麗に氷に覆われてるなあ
:入れるところとか無さそう
:てか湖に浸かってる部分溶けてないんだけど
:それが一番謎だよな
:ファンタジーだなあ
:ほんとそれ
「氷だけど物理的な氷じゃないのかもな。氷の形をとった保護魔法とか封印魔法みたいな。だから氷だけど氷じゃない」
氷の壁沿いに歩いて周りを見ながら、コメント欄から上がってくる疑問に答える。
実際俺の使用する魔法の中には、見た目氷の障壁を出す魔法もあるが、それは物理的ん氷ではなく魔法で生み出された氷だったりする。
そのため火属性の魔法でも俺の込めた魔力量次第では全然耐える可能性もあるのだ。
と。
最初に確認した端とは別の端の当たりに来たところで、気になることが一つ出来た。
「……ここ日の当たり方がちょっとおかしい」
:ん、どうした?
:なんかあったか?
:全然わからん
:日の当たり方、って言ってるか?
:えー、太陽普通にあるけど
一度そこから移動し、影と太陽に注目しながら違和感を覚えた場所まで移動していく。
普通の影と、普通の太陽。
まだ、まだ、まだ、と一歩ずつ状況を確認していく。
何もおかしなところは今のところ無い。
太陽はちゃんと照りつけているし、影はちゃんとそこに存在している。
しかしさっき一瞬確かに、何か違和感を覚えたのだ。
その正体がなんなのか。
そして、先ほど違和感を覚えた場所に到着した瞬間。
影がずれた。
更に太陽の位置も、一歩前の位置から見るのとその場所から見るのとでは、ほんのわずかに場所が違う。
「影がずれてる……ということは、なんだ?」
太陽の位置と、そこから光を受けることで地面に投影される影がずれている。
そう、それはつまり、日光を変化させる何かがある、ということで。
「こっちか」
太陽のある方向へと、俺は足を進めていく。
街を覆う氷が、低い位置で途切れている。
それ自体は都市を覆っているのだから、都市が無い場所ならば氷がなくてもおかしくない、と考えられるが。
さっき見たちょうど反対側当たりの、山に食い込むように建てられた家々を思い出せば、こちら側ばかり余裕のある構造になっているのには、少しばかり違和感がある。
なら、何がある。
否。
何かがそこにある。
今にして思えばわずかに不自然な空白地帯。
この余裕の無い谷間の都市に存在するはずの無い空間。
そこに踏み込んだ直後、俺の視界を埋め尽くすように、荘厳な城が俺の目の前に姿を表した。
「ほら見ろ、何かあったぞ」
:うわ、え、直前まで無かったよな!?
:遠目から見たときもこんなの無かったよな。というかあったら気付けるはずだし
:え、まさか透明化的なのがかかってたのか
:ああ、ジョンが覚えた違和感、透明化の屈折率が本当に若干空気と違ったんじゃないかな。だから影の出来方に違和感があったのか
:あのまじでミリ単位でしか変化してなかった影に気付いたの偉大すぎるだろ
:それな、普通に見てたのに全くわからんかったわ
ほんのわずかな違和感から見つけた、氷に覆われた都市に存在する城。
その城の向こう側で、今まさに、夕日が山の影へと沈みつつあった。
******
:あー、早くあの城調査してくれええ
:というかあんなのがあるってことは、ダンジョン世界に人がいるorいたのはマジってことなのか
:ジョン、早くー
:「真っ暗やろがい」
:お前明かりつける魔法の一つぐらいあるだろ
「うるさいうるさい。俺は昼夜はちゃんとすることにしてんの。夜探索するのは事前にそう決めてたときだけ」
透明化していた城を見つけた直後。
早速その調査を行いたかったが、残念ながらちょうど日が沈んでしまったので、俺とロボ一度付近の氷の無い山の中に平らな地面を見つけて、そこに野営地を建設した。
野営地といっても、寝る場所は木の間に布を張った簡易的なテントで、他には焚き火と多少の薪を用意した程度のものだが。
今はその野営地で、持ってきた玉ねぎと肉で炒め物を作りつつ、別の鍋で雑に米を炊いている。
飯盒ならともかくロボが食べるために大きな鍋を使っているので、おそらく炊いた米は部分的に焦げるだろうが、それぐらいならばロボが食べてくれるので問題は無い。
俺は普通に美味しいところを食べる。
さておき。
そんなのんびりとした様子を映しているためか、先程から探索に向かってほしいというコメントが多い。
まあ実際は俺とのじゃれ合いみたいな部分が多いコメントだろうから無視しているが。
しかしとはいえ、ちゃんと表明しておかないと後々面倒なことになる気もするので、先にちゃんと話をしておくことにする。
「あのな、あの城こそ多分何かがあるだろ? そんなところを調査するのに暗い中でやってられるかよ。ちゃんと明るくなってから、全部見逃さないように調査するの。わかったか?」
:チェー仕方ないなー
:ほな明日の朝のために早く寝ておくかあ
:実際背景の真っ暗さを見ればそれも妥当オブ妥当よな
:なぜか星の光も月の光も入ってないんだろ?
:本当の暗闇ってこんな怖いもんなんだな
そうなのだ。
コメントで言われている通り、この急峻な山々に四方を囲まれた都市のある土地には、何故か星や月の光が差し込んでこないようになっているようで、俺がつけた焚き火以外は完全に真っ暗な空間になっている。
普段の夜営でも流石に星の光や月の光はあるので、ここまで真っ暗な世界というのはそうない経験である。
と。
炒め物をしている俺の感覚に、反応するものがある。
同じものに気づいたのか、ふせっていたロボがピクピクと耳を動かしたかと思うと上体を起こし、暗闇の中へと消えていった。
:ん? ロボどうした?
:なんかあったか?
「敵襲、かな。モンスターじゃないかもしれない。まあロボが対処に行った以上は大丈夫だろうが……」
:敵襲!?
:ってそれロボだけに任せていいの?
:鍋を火からおろしてから行けよ
:焦げるぞ
:ロボだけに戦わせるんじゃない!
「あいつはそんな弱くねえよ。むしろロボが無理な相手なら気配で俺にもわかるわ」
ロボがまだまだ成長の余地を残した幼体とはいえ、その戦闘力は生半可なものではない。
それこそダンジョンもその殆どを単体で突破できるほどの強さがロボにはある。
暗闇にロボの唸り声と、幾度かの金属音が響いた後に再びあたりは静まり返る。
戻ってきたロボには、特に傷らしきものはなかったが、どこかイライラしている様子が見受けられた。
「もしかして逃がしたか?」
『バゥルルル』
俺が尋ねると、そう不機嫌そうな唸り声が返ってきた。
どうやら損傷は与えたものの、結局仕留めきれずに逃げられてしまったらしい。
というか探知を行っていた俺からしても、突如気配が消えたように思えた。
おそらく文字通り、何らかの方法でその場から姿を消すような手段を使って逃走したのだろう。
それならば、ロボが仕留めきれずに逃げられたのも納得である。
「ま、最初から威力偵察ぐらいのつもりだったんじゃないか? むしろ手痛い反撃を受けてびっくりしてるかもな」
『バウッ』
「ははっ、すまんすまん」
慰めようと思ったが、それでも仕留めそこねたのが狩りを得意とするロボからすれば許せないらしい。
:結局なんの襲撃だったの
:なんかジョンはわかってる感じなのか?
:見てないのにわかるとかエスパーか
「気配探知はずっとしてたからな。未知の気配が複数、ロボとぶつかったて戦闘が始まったと思ったら、次の瞬間にはぱっと消えてたのはわかった。瞬間移動かなんかだろうな。それか召喚魔法で喚んだものを帰還させたか。ま、いずれにしろ座ったままでもそれぐらいはわかる、ってことだ」
むしろそれがわからなければ、流石にロボを一人では行かせない。
行かなくてもわかる、探知できる自信があったからこそ、ロボを一匹で行かせたのである。
そうでも無ければ、ロボが危険に陥ったときに助けられないではないか。
:意外と雑かと思ったらロボには優しいんよな
:ただスペック高すぎてわかりづらいだけで
:やっぱジョン、ロボのこと好きだな
「うるせ」
そりゃあ数年間一緒にいたし、多分親の次に一緒にいた時間が長い。
大切な相棒にもなろうというものだ。
「うし、飯出来たぞ」
俺の分の米とおかずを自分の皿に取った後、残りをロボ用のでかい容器にひっくり返す。
鍋からそのままだと熱くて食えないのだ。
流石にそのへんはモンスターとはいえ動物だから注意が必要である。
ロボがガツガツと料理を食べてる横で、俺も美味しい炒め物と白米をいただく。
:ロボ口でっか
:こう見るとやっぱり猛獣なんだよな
:可愛いんだけど怖いの脳がバグる
食事を終えれば、暗い中を降っていって流れる川で鍋や皿を洗って片付ける。
その後は歯磨きと、持ってきた物の整理を簡単にして。
それが終わってようやく就寝、そして明日はいよいよ、今日発見したあの城の探索を行うことになる。
明日が楽しみだ。
いつものごとくそう思いながら、俺はロボの隣で、布にくるまって眠りにつくのだった。
なお夜襲が来たときは今度は俺が戦おうと、多少警戒しながら浅い眠りについていたのだが、結局夜間に追加の襲撃はなく、俺達は穏やかに翌日の朝を迎えるのだった。
:綺麗に氷に覆われてるなあ
:入れるところとか無さそう
:てか湖に浸かってる部分溶けてないんだけど
:それが一番謎だよな
:ファンタジーだなあ
:ほんとそれ
「氷だけど物理的な氷じゃないのかもな。氷の形をとった保護魔法とか封印魔法みたいな。だから氷だけど氷じゃない」
氷の壁沿いに歩いて周りを見ながら、コメント欄から上がってくる疑問に答える。
実際俺の使用する魔法の中には、見た目氷の障壁を出す魔法もあるが、それは物理的ん氷ではなく魔法で生み出された氷だったりする。
そのため火属性の魔法でも俺の込めた魔力量次第では全然耐える可能性もあるのだ。
と。
最初に確認した端とは別の端の当たりに来たところで、気になることが一つ出来た。
「……ここ日の当たり方がちょっとおかしい」
:ん、どうした?
:なんかあったか?
:全然わからん
:日の当たり方、って言ってるか?
:えー、太陽普通にあるけど
一度そこから移動し、影と太陽に注目しながら違和感を覚えた場所まで移動していく。
普通の影と、普通の太陽。
まだ、まだ、まだ、と一歩ずつ状況を確認していく。
何もおかしなところは今のところ無い。
太陽はちゃんと照りつけているし、影はちゃんとそこに存在している。
しかしさっき一瞬確かに、何か違和感を覚えたのだ。
その正体がなんなのか。
そして、先ほど違和感を覚えた場所に到着した瞬間。
影がずれた。
更に太陽の位置も、一歩前の位置から見るのとその場所から見るのとでは、ほんのわずかに場所が違う。
「影がずれてる……ということは、なんだ?」
太陽の位置と、そこから光を受けることで地面に投影される影がずれている。
そう、それはつまり、日光を変化させる何かがある、ということで。
「こっちか」
太陽のある方向へと、俺は足を進めていく。
街を覆う氷が、低い位置で途切れている。
それ自体は都市を覆っているのだから、都市が無い場所ならば氷がなくてもおかしくない、と考えられるが。
さっき見たちょうど反対側当たりの、山に食い込むように建てられた家々を思い出せば、こちら側ばかり余裕のある構造になっているのには、少しばかり違和感がある。
なら、何がある。
否。
何かがそこにある。
今にして思えばわずかに不自然な空白地帯。
この余裕の無い谷間の都市に存在するはずの無い空間。
そこに踏み込んだ直後、俺の視界を埋め尽くすように、荘厳な城が俺の目の前に姿を表した。
「ほら見ろ、何かあったぞ」
:うわ、え、直前まで無かったよな!?
:遠目から見たときもこんなの無かったよな。というかあったら気付けるはずだし
:え、まさか透明化的なのがかかってたのか
:ああ、ジョンが覚えた違和感、透明化の屈折率が本当に若干空気と違ったんじゃないかな。だから影の出来方に違和感があったのか
:あのまじでミリ単位でしか変化してなかった影に気付いたの偉大すぎるだろ
:それな、普通に見てたのに全くわからんかったわ
ほんのわずかな違和感から見つけた、氷に覆われた都市に存在する城。
その城の向こう側で、今まさに、夕日が山の影へと沈みつつあった。
******
:あー、早くあの城調査してくれええ
:というかあんなのがあるってことは、ダンジョン世界に人がいるorいたのはマジってことなのか
:ジョン、早くー
:「真っ暗やろがい」
:お前明かりつける魔法の一つぐらいあるだろ
「うるさいうるさい。俺は昼夜はちゃんとすることにしてんの。夜探索するのは事前にそう決めてたときだけ」
透明化していた城を見つけた直後。
早速その調査を行いたかったが、残念ながらちょうど日が沈んでしまったので、俺とロボ一度付近の氷の無い山の中に平らな地面を見つけて、そこに野営地を建設した。
野営地といっても、寝る場所は木の間に布を張った簡易的なテントで、他には焚き火と多少の薪を用意した程度のものだが。
今はその野営地で、持ってきた玉ねぎと肉で炒め物を作りつつ、別の鍋で雑に米を炊いている。
飯盒ならともかくロボが食べるために大きな鍋を使っているので、おそらく炊いた米は部分的に焦げるだろうが、それぐらいならばロボが食べてくれるので問題は無い。
俺は普通に美味しいところを食べる。
さておき。
そんなのんびりとした様子を映しているためか、先程から探索に向かってほしいというコメントが多い。
まあ実際は俺とのじゃれ合いみたいな部分が多いコメントだろうから無視しているが。
しかしとはいえ、ちゃんと表明しておかないと後々面倒なことになる気もするので、先にちゃんと話をしておくことにする。
「あのな、あの城こそ多分何かがあるだろ? そんなところを調査するのに暗い中でやってられるかよ。ちゃんと明るくなってから、全部見逃さないように調査するの。わかったか?」
:チェー仕方ないなー
:ほな明日の朝のために早く寝ておくかあ
:実際背景の真っ暗さを見ればそれも妥当オブ妥当よな
:なぜか星の光も月の光も入ってないんだろ?
:本当の暗闇ってこんな怖いもんなんだな
そうなのだ。
コメントで言われている通り、この急峻な山々に四方を囲まれた都市のある土地には、何故か星や月の光が差し込んでこないようになっているようで、俺がつけた焚き火以外は完全に真っ暗な空間になっている。
普段の夜営でも流石に星の光や月の光はあるので、ここまで真っ暗な世界というのはそうない経験である。
と。
炒め物をしている俺の感覚に、反応するものがある。
同じものに気づいたのか、ふせっていたロボがピクピクと耳を動かしたかと思うと上体を起こし、暗闇の中へと消えていった。
:ん? ロボどうした?
:なんかあったか?
「敵襲、かな。モンスターじゃないかもしれない。まあロボが対処に行った以上は大丈夫だろうが……」
:敵襲!?
:ってそれロボだけに任せていいの?
:鍋を火からおろしてから行けよ
:焦げるぞ
:ロボだけに戦わせるんじゃない!
「あいつはそんな弱くねえよ。むしろロボが無理な相手なら気配で俺にもわかるわ」
ロボがまだまだ成長の余地を残した幼体とはいえ、その戦闘力は生半可なものではない。
それこそダンジョンもその殆どを単体で突破できるほどの強さがロボにはある。
暗闇にロボの唸り声と、幾度かの金属音が響いた後に再びあたりは静まり返る。
戻ってきたロボには、特に傷らしきものはなかったが、どこかイライラしている様子が見受けられた。
「もしかして逃がしたか?」
『バゥルルル』
俺が尋ねると、そう不機嫌そうな唸り声が返ってきた。
どうやら損傷は与えたものの、結局仕留めきれずに逃げられてしまったらしい。
というか探知を行っていた俺からしても、突如気配が消えたように思えた。
おそらく文字通り、何らかの方法でその場から姿を消すような手段を使って逃走したのだろう。
それならば、ロボが仕留めきれずに逃げられたのも納得である。
「ま、最初から威力偵察ぐらいのつもりだったんじゃないか? むしろ手痛い反撃を受けてびっくりしてるかもな」
『バウッ』
「ははっ、すまんすまん」
慰めようと思ったが、それでも仕留めそこねたのが狩りを得意とするロボからすれば許せないらしい。
:結局なんの襲撃だったの
:なんかジョンはわかってる感じなのか?
:見てないのにわかるとかエスパーか
「気配探知はずっとしてたからな。未知の気配が複数、ロボとぶつかったて戦闘が始まったと思ったら、次の瞬間にはぱっと消えてたのはわかった。瞬間移動かなんかだろうな。それか召喚魔法で喚んだものを帰還させたか。ま、いずれにしろ座ったままでもそれぐらいはわかる、ってことだ」
むしろそれがわからなければ、流石にロボを一人では行かせない。
行かなくてもわかる、探知できる自信があったからこそ、ロボを一匹で行かせたのである。
そうでも無ければ、ロボが危険に陥ったときに助けられないではないか。
:意外と雑かと思ったらロボには優しいんよな
:ただスペック高すぎてわかりづらいだけで
:やっぱジョン、ロボのこと好きだな
「うるせ」
そりゃあ数年間一緒にいたし、多分親の次に一緒にいた時間が長い。
大切な相棒にもなろうというものだ。
「うし、飯出来たぞ」
俺の分の米とおかずを自分の皿に取った後、残りをロボ用のでかい容器にひっくり返す。
鍋からそのままだと熱くて食えないのだ。
流石にそのへんはモンスターとはいえ動物だから注意が必要である。
ロボがガツガツと料理を食べてる横で、俺も美味しい炒め物と白米をいただく。
:ロボ口でっか
:こう見るとやっぱり猛獣なんだよな
:可愛いんだけど怖いの脳がバグる
食事を終えれば、暗い中を降っていって流れる川で鍋や皿を洗って片付ける。
その後は歯磨きと、持ってきた物の整理を簡単にして。
それが終わってようやく就寝、そして明日はいよいよ、今日発見したあの城の探索を行うことになる。
明日が楽しみだ。
いつものごとくそう思いながら、俺はロボの隣で、布にくるまって眠りにつくのだった。
なお夜襲が来たときは今度は俺が戦おうと、多少警戒しながら浅い眠りについていたのだが、結局夜間に追加の襲撃はなく、俺達は穏やかに翌日の朝を迎えるのだった。
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──【いずれ配信要素あり】死んで覚える異世界探索~幾度倒れても目指す道は最強のみ~https://www.alphapolis.co.jp/novel/444931402/316872226作者の別小説です。こちらはアルファポリスで書籍化にチャレンジしてみようと思って出しております。序盤数話一気に投稿していますので、是非読んでみてください。
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