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第二章
涙
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クラウドがミカエラの膝の上に跨り、上着を脱いでいく。顔はほんのり赤く染まり、熱い瞳でミカエラを見下ろす。視線を移すと、エレンが腕まくりをして、表情は興奮した様子でペロリと舌舐めずりしている。
フレッドは手首につけられた手錠を見つめ、腕を組んですぐ横に立っている。
ルイズは自分で踏んだ鎖によって出来た足首の赤みを、熱を持った瞳で見つめ、ベロリと舐め出す。
その瞬間、身体が恐怖で限界となり、ついに叫んでしまった。
「い…いやぁぁぁぁぁあああ!」
「ふふ。気持ちいい?ミア。」
「んぁっ…や…ぁあ!」
唇を奪われ、胸をイジられ、蕾をイジられ、足を舐められ、次から次へと襲って来る快感に何も応えることができない。
無駄だと分かっていても暴れたせいで、拘束されている手首は赤く染まり、じんわりと血が滲んでいた。
「んんっ ま…ってぇ…!」
代わる代わる舌を何度も奥まで入れられ、深い口付けをすると息することもままならない。ただ、押し寄せてくる快感に恐怖でどうすることもできない。
ミカエラは、与えられる快感に頬をピンクに染め、涙と汗で髪が少しへばりついている。
1人がその髪を愛おしそうに取ると、またキスの雨が降り注ぐ。
ミカエラの乳首は、度重なる刺激のせいで、ピンと先が立ち上がり、もっとイジって欲しいと主張する。
蕾もぷっくりと膨れ、蜜壺からは愛液が流れる。
そんな自分の思いとは正反対の身体の反応に、ミカエラは困惑しつつ、甘い声が部屋の中に響く。
「ぁっ…やぁ…っ…ぁあっ!」
多くの快感に、身体がのけ反り、絶頂を迎える。
「ふふっ。 イッちゃったね。」
「とても綺麗だよ。 ミア。」
「そろそろいいんじゃない?」
「そうですね。そろそろ指を入れても受け入れるでしょう。」
もう、ミカエラは何が何だか分からない。涙で視界がぼやけるが、身体から一気に何かを放出したのか力が抜けている。
イく…って…何…? 終わった…の…?
指って何……?
ぼーっと彼らの会話を聞いていたが、次に大きく足を広げられ、蜜壺に指が一本入ってくる違和感に、恐怖がまた襲ってくる。
「ひっ…! そんなところいやだぁっ! ひっくっ みんな嫌いっ 大っ嫌いっ!」
子供の様に泣き叫ぶが、彼らは笑みを浮かべ、愛おしそうに見つめるだけだ。止める気配がない。
すると、中に指を入れていたクラウドが、
「狭いな…」
と、呟く。
「ミア、みんなに気持ちよくしてもらって? 頼む。」
すると、みんながまた代わる代わるキスをし、耳を舐められ、胸をイジられ、また何かが、身体から上がってくる。
「これ…やだぁ! 怖…いっ…よぉ…。 ぅぅ…。 何かがくるっ。 身体が…変っ…なのぉ。 もぉ嫌だぁ…」
泣きながら叫ぶが、クラウドは指を曲げたり抜き差ししたり、ぐじゅぐじゅと下から卑猥な音が響く。少し柔らかくなったのか、1本から2本と、指が増え、どんどん圧迫感が増していく。
「ん゛ん゛…っ…。 ぁああ!」
クラウドの指が中で動いて、何かに触れた途端、今までとは比べられない程の刺激が押し寄せて来た。
「あぁ。 ミアの気持ちいいところみっけ…。」
ニヤッと悪戯をする子供の様に笑うと、クラウドはそこばかりイジりだした。
「ぁあ! あっ あぁ! やっ…あぁんっ」
止めどなく襲ってくる快感にミカエラは、喘ぐことしか出来ず、シーツを掴み、また絶頂を迎えると、そこで意識を手放した。
フレッドは手首につけられた手錠を見つめ、腕を組んですぐ横に立っている。
ルイズは自分で踏んだ鎖によって出来た足首の赤みを、熱を持った瞳で見つめ、ベロリと舐め出す。
その瞬間、身体が恐怖で限界となり、ついに叫んでしまった。
「い…いやぁぁぁぁぁあああ!」
「ふふ。気持ちいい?ミア。」
「んぁっ…や…ぁあ!」
唇を奪われ、胸をイジられ、蕾をイジられ、足を舐められ、次から次へと襲って来る快感に何も応えることができない。
無駄だと分かっていても暴れたせいで、拘束されている手首は赤く染まり、じんわりと血が滲んでいた。
「んんっ ま…ってぇ…!」
代わる代わる舌を何度も奥まで入れられ、深い口付けをすると息することもままならない。ただ、押し寄せてくる快感に恐怖でどうすることもできない。
ミカエラは、与えられる快感に頬をピンクに染め、涙と汗で髪が少しへばりついている。
1人がその髪を愛おしそうに取ると、またキスの雨が降り注ぐ。
ミカエラの乳首は、度重なる刺激のせいで、ピンと先が立ち上がり、もっとイジって欲しいと主張する。
蕾もぷっくりと膨れ、蜜壺からは愛液が流れる。
そんな自分の思いとは正反対の身体の反応に、ミカエラは困惑しつつ、甘い声が部屋の中に響く。
「ぁっ…やぁ…っ…ぁあっ!」
多くの快感に、身体がのけ反り、絶頂を迎える。
「ふふっ。 イッちゃったね。」
「とても綺麗だよ。 ミア。」
「そろそろいいんじゃない?」
「そうですね。そろそろ指を入れても受け入れるでしょう。」
もう、ミカエラは何が何だか分からない。涙で視界がぼやけるが、身体から一気に何かを放出したのか力が抜けている。
イく…って…何…? 終わった…の…?
指って何……?
ぼーっと彼らの会話を聞いていたが、次に大きく足を広げられ、蜜壺に指が一本入ってくる違和感に、恐怖がまた襲ってくる。
「ひっ…! そんなところいやだぁっ! ひっくっ みんな嫌いっ 大っ嫌いっ!」
子供の様に泣き叫ぶが、彼らは笑みを浮かべ、愛おしそうに見つめるだけだ。止める気配がない。
すると、中に指を入れていたクラウドが、
「狭いな…」
と、呟く。
「ミア、みんなに気持ちよくしてもらって? 頼む。」
すると、みんながまた代わる代わるキスをし、耳を舐められ、胸をイジられ、また何かが、身体から上がってくる。
「これ…やだぁ! 怖…いっ…よぉ…。 ぅぅ…。 何かがくるっ。 身体が…変っ…なのぉ。 もぉ嫌だぁ…」
泣きながら叫ぶが、クラウドは指を曲げたり抜き差ししたり、ぐじゅぐじゅと下から卑猥な音が響く。少し柔らかくなったのか、1本から2本と、指が増え、どんどん圧迫感が増していく。
「ん゛ん゛…っ…。 ぁああ!」
クラウドの指が中で動いて、何かに触れた途端、今までとは比べられない程の刺激が押し寄せて来た。
「あぁ。 ミアの気持ちいいところみっけ…。」
ニヤッと悪戯をする子供の様に笑うと、クラウドはそこばかりイジりだした。
「ぁあ! あっ あぁ! やっ…あぁんっ」
止めどなく襲ってくる快感にミカエラは、喘ぐことしか出来ず、シーツを掴み、また絶頂を迎えると、そこで意識を手放した。
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