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私
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「勘違い? あんな事?」
「いえ、何でもないです。本当にすいませんでした」
「何謝ってんの?」
「謝らせて下さい」
「変なの」
「でも、ありがとうございました」
「フフッ」
謝ったりお礼を言ったり、おかしな人…。
それから数週間が経った。
彼の命の灯火が消えかけようとしていた。
奇跡なんて信じない。
そう思っていた。
でも本当は信じたかった。
だから願った。
色んな神社に行って祈った。
沢山のお守りを買った。
お百度参りもした。
私に出来る事は何でもやった。
そして軌跡はおきた。
信じて良かった。
「いえ、何でもないです。本当にすいませんでした」
「何謝ってんの?」
「謝らせて下さい」
「変なの」
「でも、ありがとうございました」
「フフッ」
謝ったりお礼を言ったり、おかしな人…。
それから数週間が経った。
彼の命の灯火が消えかけようとしていた。
奇跡なんて信じない。
そう思っていた。
でも本当は信じたかった。
だから願った。
色んな神社に行って祈った。
沢山のお守りを買った。
お百度参りもした。
私に出来る事は何でもやった。
そして軌跡はおきた。
信じて良かった。
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