記憶屋

卯月青澄

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あっ…

思い出した。

記憶屋…

私の記憶を消したと言っていた。

という事は、これらの物は消された記憶の中に存在する品々。

きっと大切な物に違いない。


翌日、学校に行った。

朝練終わりのサッカー部の人たちとすれ違った。

でも、彼の姿は見られなかった

「おはよう美咲。どうかした?」

親友の真里に下駄箱で声をかけられた。

「おはよう。別に何でもない」

「今日は顔色良いんじゃない?」

「そお? いつもと変わらないと思うけど?」
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