記憶屋

卯月青澄

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そんな先輩をプロチームが放っておく訳はなく、いくつかのチームからのスカウトがあったらしい。

でも、先輩は年俸になど目もくれず、地元のプロチームを選んだ。

だから卒業後はプロチームで活躍する予定だ。

卒業式の日、多くの女子生徒が先輩に告白しては玉砕していった。

私も…告白した。

当然の如くフラレた。

悲しかったけど、それで簡単に先輩を嫌いにはなれなかったし、フラレてもやっぱり憧れの人だった。

だから先輩が卒業しても、先輩が載っているスポーツ雑誌は必ず購入した。
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